
これまで農業や工事現場、配達など現場の「仕事」ユースで重宝され続けてきた軽トラック。近年では趣味ユースでも注目されるようになり、定番のローダウンのほか、車高をリフトアップしてオフロード仕様にドレスアップする「アゲトラ」も人気など、多彩なカスタマイズを楽しむユーザーが増えている。ここでは、今年のオートサロンで異彩を放っていたカスタムモデルを紹介するぞ。
●文/写真:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
実用性バツグンの軽トラに「ランクル顔」
軽自動車を個性的にカスタマイズすることで、人気のパーツメーカー「Spiegel(シュピーゲル)」。今年のオートサロンブースに展示され、多くのギャラリーから熱い視線を集めていたのが、このダイハツ・ハイゼットトラックのカスタマイズモデルだ。
同社は軽トラのカスタムパーツを数多くリリースするメーカーゆえに、パーツ群も豊富に用意。このハイゼットトラックにも面白いカスタムアプローチが注がれている。
なかでも注目したいのが、ランドクルーザー300のZXグレードをモチーフにしたデザインが与えられているフェイスリフトキットだ。「王者の風格」を目指し開発されたそれは、ベビーデューティかつ高級感あるグリルとバンパーで構成。純正とは明らかに違った顔つきは、抜群の存在感を楽しませてくれる。
フルバンパーのフェイスリフトキットはトヨタランドクルーザー300のZXグレードをモチーフにしたデザイン。ベビーデューティかつ高級感あるグリルとバンパーがハイゼットをワンクラス上の顔つきに演出してくれる。
東京オートサロン2026にてSpiegel(シュピーゲル)が出品した最新デモカー。ハイゼットトラック(S500P型)のビッグキャビンモデル「ハイゼットジャンボ」をベースにしたオフロード仕様だ。
サイドまわりもシボの入ったマットブラックで仕上げた前後フェンダーを装着することで、車高はそのままに「アゲ」の印象を与えるアプローチもプラス。オフロードテイストの造り込みも見どころだ。
ハイゼットの足元をワイドに、よりマッシブに仕上げてくれるシボ黒仕上げのオーバーフェンダー「ワイドフェンダー9」。オバフェンで車幅を広げることにより、ワンサイズ上のタイヤ&ホイールを装着して足元のボリュームを持たせ、走りを安定させることもできる。
マフラーも軽快な音を楽しめるスペシャルアイテム
スタイルの脇を固めるユーティリティパーツも充実。HKSにオーダーして開発した「レベルサウンド304」マフラーは、SUS304ステンレスを採用することにより、サビに強く強度があり、かつ軽量化を実現。走る楽しみを引き立てる心地よいサウンドを軽トラで体感させてくれるエキゾーストシステムだ。このチョイスからも、専門メーカーらしいこだわりを感じさせてくれる。
シュピーゲルがチューニングの名門・HKSにオーダーして開発したマフラー「レベルサウンド304」。SUS304のオールステンレスを採用し、軽量かつサビに強い強度を持つ。走る楽しみを引き立てる心地よいサウンドを軽トラで体感させてくれるエキゾーストシステムだ。ハイゼットのほか、キャリイ用もラインナップする。
インテリアのドレスアップパーツもシュピーゲルでは用意。シートカバーやフロアマット、ラバートレイマットやサイドブレーキカッバーなど多彩なアイテムでハイゼットの室内をスタイリッシュに引き立ててくれる。
シュピーゲルのブースではこのハイゼットジャンボのほか、2025年の東京オートサロンで注目を集めた「サニトラ」こと日産サニートラックをモチーフにしたスズキキャリイのデモカーを展示。昭和の街の電気屋さんをイメージしたカラーリングにサニトラ風フェイス、フロントのチンスポイラーでレトロかつ旧車カスタムのイメージも演出した、懐かしさと遊びゴコロにあふれたカスタム軽トラになっていた。
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