
Stellantisジャパンは、新たな進化を遂げたDS AUTOMOBILES(DSオートモビル)のラグジュアリーSUV、「DS 7」を4月14日(金)に発表、発売を開始した。
●文:月刊自家用車編集部
インテリア&エクステリアがより魅力的に
DS 7は、DSオートモビルが展開するクロスオーバーSUVのフラッグシップモデル。豪華なデザインと手の込んだ職人技、最先端のテクノロジーが融合させ、競合がひしめくSUV-Cセグメントの中で唯一無二の個性を放つモデルとして人気の1台だ。今回の改良では、エクステリアならびにインテリアを進化させ、デザインに磨きを掛けた。また先進装備をさらに充実させたことで、より優雅で洗練された移動空間を提供するモデルとなっている。
ボディカラーは、全5色。ノアールペルラネラ、ブルーサファイア(新色)、グリラケ(新色)、クリスタルパール、ブランナクレ。
エクステリアは、新意匠のヘッドライトやフロントグリル、フロントバンパーを装備。よりスリムな形状となったヘッドライトには、ハイビーム用ピクセルLED モジュールを配置し、左右に84個ずつLEDを備え、より緻密な配光を実現した「DSピクセルLEDビジョン3.0」を新たに採用。対向車や先行車など周囲車両の乗員の眩しさを低減しつつ、照射距離や照射範囲を拡大し視認性を向上させている。また、車速やワイパーの作動状況に応じて配光パターンを最適化する機能も備えている。
特に印象的なのが、ダイヤモンドをモチーフとした大小のパーツをあしらった新しいフロントグリルだ。フロントフェイスの両脇には、片側に4本ずつ、垂直方向のライトシグネチャーを備えた「DSライトヴェール」を採用し、DSらしい光の装飾美を演出している。さらに、ヘッドライトとフロントグリル下部には高輝度タイプのガーニッシュ「DSダブルウイング」を備え、印象深いフロントデザインを実現した。
インテリアには、上質なナッパレザーを用いたダッシュボードならびにドアトリムが印象的。高品質なドレスの造形などに用いられるドレープ処理を施すことで、美しい広がり感と素材の陰影を演出している。一枚革を贅沢に用いたウォッチストラップデザインのシートと併せ、上質なレザーの風合いに包まれたプレミアムな空間が魅力的だ。
インフォテイメントシステムのモニターサイズは8インチから12インチへと拡大したことで、視認性が向上。また、「DS IRISシステム」を新たに採用、音声とジェスチャーで制御することが可能で、音声によるパーソナルアシスタントが組み込まれている。“OKアイリス”と呼びかけることで、目的地設定やエアコンの温度設定、電話の発着信、天気予報の表示など音声操作が利用でき、快適な操作性を実現している。なお、プラグインハイブリッド仕様のE-TENSE 4X4モデルでは、燃費履歴や充電設定などが確認が可能だ。オーディオシステムの定格出力は、515ワットから690ワットへと向上し、さらに余裕のあるサウンドを体感できる。
パワートレインは、1.6L直列4気筒直噴ターボエンジンの「PureTech」、および、同エンジンに駆動バッテリー、フロント&リアモーターが組み合わされたプラグインハイブリッド仕様「E-TENSE 4X4」の2モデルをラインナップ。
モデル名 | パワートレーン | 価格 |
DS 7 OPERA | PureTech (ガソリン1.6L + 8AT) | 6,898,000円 |
E-TENSE 4×4 (ガソリン1.6L + モーター8AT) | 7,990,000円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DSオートモービルズ)
最高級クリオロブラウンナッパレザーを贅沢に使用し、美しいインテリアを実現 DS4は、アヴァンギャルドなデザインと最先端技術を特徴とするCセグメントハッチバックモデル。彫刻的なボディラインやクロームのア[…]
DS4:フランス語で「星」を意味する買い得グレード「ETOILE(エトワール)」 今回追加される「DS4 ETOILE BlueHDi」は、シャイニーブラック加飾を施したエクステリア/専用フロントバッ[…]
限定カラー「パールグレー」のレザーインテリアを採用 今回導入される「DS 7 OPERA E-TENSE 4×4 Pearl Grey Edition」の特徴は、キャビン内装にパールグレー・ナッパ―レ[…]
特別なボディカラー「ノアール ぺルラネラ」も選択可能 今回導入される「DS 3 OPERA BlueHDi Edition Noir et Blanc」は、主力グレードの「OPERA(オペラ)」をベー[…]
バサルトブラックのグレインレザーをベースにした特別なインテリアを採用 今回導入される「DS7 RIVOLI E-TENSE 4×4」は、バサルトブラックのグレインレザーをベースにした特別なインテリアを[…]
最新の関連記事(ジープ)
スウェード素材をふんだんに用いた、贅沢なキャビン空間 今回導入される限定車「オーバーランド」は、コマンダー リミテッドをベースモデルに、エンペラドールブラウン色のスウェード素材内装を採用。 ほかにもユ[…]
新開発のターボ+48Vモーターを組み合わせた最新ハイブリッドを採用 2015年の国内導入、ジープブランドのコンパクトSUVとして発売されているレネゲード。これまでの国内累計販売台数は2万7000台を超[…]
約30万円のパワーサイドステップを装着しても、価格アップは10万円に抑えた 今回導入される「ラングラー アンリミテッド サハラ パワーサイドステップ」は、「アンリミテッド サハラ」をベースモデルに、新[…]
インテリアにエンペラドールブラウン色のレザーシートを採用 今回導入されるジープ・コマンダー フリーダム エディションは、リミテッドをベースモデルに、人気オプション のコマンドビュー デュアルペインパノ[…]
ブラックアクセントがモチーフとする最後の限定車 今回導入される限定車「グランドチェロキーファイナルエディション」は、右ハンドルモデルの生産終了により、この限定車が日本で発売する最終モデルになる。 ベー[…]
人気記事ランキング(全体)
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
ポップアップルーフがもたらす圧倒的な開放感 まず注目したいのは、ポップアップルーフによって実現した最大2000mmという室内高。この高さがあることで、室内で立ったまま着替えたり、作業したりすることがで[…]
気になっていた折りたたみ式サンシェードを購入 近年の日本の夏の暑さは尋常ではない。今年も6月から猛暑日があったり、この先が思いやられる暑さが続いている…。 この高気温のせいで、駐車中の車内の温度はかな[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
大阪の商人らしい、「商いのうまさ」で誕生したコンパーノ コンパーノは、ダイハツが戦前から築き上げてきた商用車メーカーとしての地位から、乗用車市場へと本格的に参入する転機となった記念すべきシリーズモデル[…]
- 1
- 2