
アウディA6/A7のアップデートモデルが2023年5月30日に欧州で発表された。前後新エクステリアデザインの採用をはじめ、上級グレードでは、新しい内外装色やホイールデザインが採用されている。A6は6月1日から受注開始予定で、車両本体価格はA6が53,800ユーロ(約805万円)から、A7が63,500ユーロ(約950万円)からとなっている。
●文:月刊自家用車編集部
ハニカム構造を持つRSスタイルのシングルフレームをフロントマスクに採用
新しいA6とA6アバントは、ベーシック、アドバンス、Sラインからエクステリアを選択できるようになった。A7スポーツバックについてはベーシックとSラインから選択できるようになっている。各エクステリアラインは、新たな前後デザインを採用し、RSスタイルのシングルフレームとなっている。
A6/A7スポーツバック両モデルのベーシックは、フロントはマットブラックで仕上げられ、クロームフレームを装着。A6専用となるアドバンスドラインでは、ラジエーターグリルはダーククローム仕上げ、フロントはサイドエアインテーク、リアはセレナイトシルバーで塗装されたプラスチックブレードを持つ新しいダイナミックなデザインのディフューザーで際立たせている。さらに18インチアルミホイールも装着される。
Sラインは、グリルのシングルフレームにクロームインサートが採用され、A6では、リアディフューザーのデザインを変更。ディフューザーブレードはプラチナグレイに塗装されるが、A7スポーツバックはクローム仕上げとなる。A6のSラインのエクステリアは、サイドフロントエアインテークのデザインが変更され、エレメントはマットブラックにプラチナグレーのインサート、サイドシルはワイド化となり、19インチホイール、スポーツサスペンションが採用される。
インテリアでは、アウディバーチャルコクピットが標準装備となり、12.3インチのスクリーンと1,920×720ピクセルのフルHD解像度を持つフルデジタルインストルメントパネルが装着される。
日本市場への導入時期はアナウンスされておらず現時点で未定となっている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アウディ)
電気自動車のフラッグシップモデルをアップデート Audi e-tron GTシリーズは、ポルシェと共同開発した電気自動車専用の「J1 performanceプラットフォーム」を採用している高性能フラッ[…]
もともと4WDはレース目的で造り出された駆動システムだった 4WDというとヘビーデューティなジープタイプのクルマを連想するが、ガソリンエンジン世界初の4WDはヒルクライムレースのために造り出されたもの[…]
1900年初頭、石油ランプからアセチレンランプへ進化 ガソリンエンジンを搭載した自動車が実用化された初期の時代は石油ランプが用いられていた。1900年代に入ると炭化カルシウムと水を反応させて、発生する[…]
ディーゼルターボにも新開発ハイブリッドを搭載。燃費性能が大きく向上 アウディA5/A5アバントシリーズは、初代発売から30年を超えてベストセラーとなっているアウディA4の成功の歴史を引き継ぐ新しいモデ[…]
ドイツ・インゴルシュタットの本社工場で生産される初の電気自動車 アウディQ6 e-tronシリーズは、ポルシェとの共同開発から生まれた次世代電動SUV。卓越した走行性能に加え、最長672km(SQ6 […]
最新の関連記事(輸入車/外国車)
機能が生み出す官能的なフォルム アルピーヌ A390のデザインは、ひと目でアルピーヌとわかるアイデンティティと、空力性能の徹底的な追求が見事に融合している。全長4615mmの伸びやかなボディは、同社の[…]
1989年「レクサス」誕生。最初は「LS」と「ES」の2本立て レクサスの最初の商品は、日本では初代セルシオとして販売されたLSと、カムリのV6エンジン車、プロミネントがベースのES。LSの完成度と比[…]
現代技術と伝統が融合 ─ ハイブリッドで蘇るヘリテージ ポルシェ911スピリット70のベースとなるのは、高効率なパフォーマンスハイブリッドを搭載した現行の911カレラGTSカブリオレ。新開発の3.6リ[…]
スーパーセダンの最右翼、BMW M5とは? BMW M5セダンは、BMWのMシリーズにおける象徴的な高性能セダンで、1980年代から現在に至るまで、スポーツセダンの中でも際立った存在として認知されてい[…]
走りの魅力はそのままに機能装備を絞り込むことで、リーズナブルなプライスを実現 2018年に国内デビューして以来、卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集めているSUV「ステルヴ[…]
人気記事ランキング(全体)
車内を快適に! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていこう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイミング[…]
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
最新の投稿記事(全体)
最高のマイバッハを唯一無二の特別装備で、さらなる高みへ この特別仕様車は、究極のラグジュアリーを追求するメルセデス・マイバッハに大自然からインスピレーションを得た特別な要素を組み合わせていることが特徴[…]
エンジン&NV性能向上で、快適な移動空間を実現 新型ルークスは、デザインやキャビン空間、走行性能、使い勝手など、全方位で進化。快適な移動空間を実現するため、エンジンユニットは燃費と静粛性を改善し、さら[…]
自宅からではなく「目的地で使う」 ホンダから新たなパーソナルモビリティ「UNI-ONE」が先日発表された。これは、ジャンル的には電動車いすと同等になるが、移動先の「目的地で利用するモビリティ」として利[…]
本日9月19日、トヨタ公式の“気になるサイト”がオープンした。詳しい内容についてのアナウンスはまだないが、何といっても目を引くのは並んだ5つのエンブレム。毎日深夜0時に“新たなメッセージ”が届くという[…]
老舗ビルダーが提案する、軽キャンパーの新たな可能性 近年、車中泊やアウトドアブームの隆盛は著しい。都市生活者のストレス増大やリモートワークの普及が、自然回帰への欲求を刺激していると分析される。 こうし[…]
- 1
- 2