株式会社ホンダアクセスは、ホンダ純正アクセサリーにサスティナブルマテリアルを採用して、環境保全への取り組みを強化することを9月28日に発表した。まずは2024年春発売予定の新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」から投入し、順次適用を拡大する。
●文:月刊自家用車編集部
主要素材を従来のポリプロピレンから、サステナブル素材であるリサイクルPET素材に置き換え、大幅な軽量化も達成
フロアカーペットマットのサスティナブル素材への変更は、ホンダが2050年までに全製品・企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目標に掲げ、ライフサイクルで地球資源の消費を可能な限り抑制し、環境負荷ゼロの循環型社会の形成を目指す活動に取り組んでおり、ホンダグループ企業の一員のホンダアクセスもその活動にホンダ純正アクセサリーへのサスティナブル素材の採用で取り組むというもの。
その第1弾となるのが、新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」のフロアカーペットマットだ。主要素材を従来のポリプロピレンから、サステナブル素材であるリサイクルPET素材に置き換え、従来製品に比べて大幅な軽量化も実現し、原材料製造時のCO2排出を削減するとともに、電費/燃費改善、製品輸送時のCO2排出削減への貢献も見込まれるという。
このフロアカーペットマットは、使用が終わった後のリサイクル性にも配慮しており、将来の循環型社会への対応も見据えた取り組みだという。
ホンダアクセスでは、フロアカーペットマットのリサイクルPET素材採用を目指して適用を随時拡大し、将来的には2050年までには純正アクセサリー全体でのサステナブル素材使用率100%達成を目指して取り組みを進める予定だ。
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