
アウディジャパンは、フルサイズEVクーペSUV Audi SQ8 Sportback e-tronを発表。2024年12月19日より全国のアウディe-tron店(115店舗、現時点)を通じて発売する。価格は1492万円。
●文:月刊自家用車編集部
Audi SQ8のスポーツグレード
Audi SQ8 Sportback e-tronは、より高性能なパワーユニットと4WDシステム「quattro」によって、ダイナミックな走りを実現するAudi Q8 e-tronのスポーツグレード「Sモデル」だ。フロント1基、リヤ2基、合計3基の電気モーターが搭載され、力強くしなやかな走行性能を実現し、最高出力370kW、最大トルク973Nmを達成。0-100km/h加速は4.5秒(メーカー測定値)をマーク。
フロントモーターの出力はmax157kW、2基のリヤモーターはそれぞれmax138kWの出力を誇り、通常走行時はリヤモーターのみが作動して、素早い加速が必要な場面や滑りやすい路面状況ではフロントモーターのトルクが加わる。リヤモーターは左右独立して制御が可能で、コーナリング時には左右輪のトルクを変えることで旋回性能を向上させる「電動トルクベクタリング機構」を搭載している。
また、バッテリーの総容量に対して使用可能な正味エネルギー容量を増加させ、さらに空力性能やモーターの効率アップすることにより一充電走行距離が向上。先代モデルに搭載されたバッテリーの製造工程を見直し、バッテリー寸法やモジュール数を変更することなくエネルギー密度が向上、バッテリー容量が増加した。CHAdeMO 規格の150kW までの急速充電にも対応するため、短時間での充電が可能となる。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
春から初夏の車内での休憩にぴったりのアイテム ドライブの合間のちょっとした休憩、車の中でちょっと睡眠をとりたくなることはよくある。筆者は取材などでロングドライブすることも少なくなく、さらに趣味が釣りな[…]
ネジがナメてしまうトラブルを未然に防止するドライバー ネジを外そうと力を込めてドライバーを回すと、ビス山(ネジの十字の部分)から工具の先端部分が外れ、ビス山が潰れてしまう「ネジがナメた」と呼ばれる現象[…]
SUVライクな外観で差別化された「クロスター」 新型フリードの中でも注目されるのが、SUVテイストを加えた個性派モデル「フリード クロスター」。専用のデザインや装備を備え、街乗りからアウトドアまで幅広[…]
不可能と思われたハイブリッド量産に挑んだG21プロジェクト 1997年暮れに世界初の量産ハイブリッド車として初代プリウスが発売されてから、すでに27年が歳月が過ぎた。しかもその間に、ハイブリッド車は世[…]
「N」は”Norimono(乗り物)”のN!ホンダが込める意味とは… Nシリーズの「N」の由来は、”Norimono(乗り物)”のN。この乗り物というのは、単なる機械ではなく、人が乗るためのものと[…]
最新の投稿記事(全体)
雷の語源を持つ「レビン/トレノ」の元祖とは? AE86系の車輌は、当時の販売チャンネルの関係から、「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」に分けられていました。そしてその分類は「AE86」が始ま[…]
日産が提案する新しいくつろぎの空間は『部屋ごと出かけられるクルマ』 コロナ禍があけ日常が戻り、忙しさが増す生活の中で非日常を感じ、自然に触れて癒される空間があれば…そんな願望を満たすために開発されたの[…]
ソフトウェアというとマルチメディアやエンタメを想像するが、Arene(アリーン)が目指すのは 交通事故ゼロ社会実現 筆者がArene(アリーン)という呼び名を初めて聞いたのは遡ること約2年前の2023[…]
ボディ表面に特殊表面処理を施工することで、マットメタルのメンテナンス性を強化 今回導入される「Z “THE LIMITED-MATTE METAL”」は、クラウン専門店「THE CROWN」専用商品と[…]
日本の風景との調和を意識した専用バイトーンボディカラーも選択可能 今回クラウンセダンに導入される「Z“THE 70th”」は、クラウン誕生70周年記念の第二弾となる特別仕様車。長年にわたり日本の高級車[…]
- 1
- 2