新社会人、必見! 2024春 安くていいクルマ、オススメのモデルはこれ!【ミツビシ・デリカミニ】

この春に新社会人となるユーザーの中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんなユーザーにこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではミツビシ・デリカミニをピックアップ。軽自動車としては少し高めの価格設定だが、それに見合う魅力と実力を持っている一台なのだ。

●まとめ:月刊自家用車編集部

納期は短縮傾向が強くなってきたが、値引きはまだまだ渋め

MITSUBISHI
デリカミニ
価格:180万4000~223万8500円


・最新購入情報
納期の目安:2~3か月
車両本体目標値引き額:13万円
リセール予想:C+


まもなくデビュー1年を迎えるが、その人気に陰りなし。メーカー&販売店としても大事に長く売っていきたいという想いが強く、その結果、値引きは控えめ。おとなしく商談を進めると7~8万円程度でストップがかかることが多い。

ライバルはいまのところスズキ・ハスラー。ハスラーを先行させてからデリカミニの商談を進めていくと、ハスラーはもちろん、デリカミニの値引きもジワジワ伸びていく。現状では付属品込みで合計15万円前後の値引きが取れたら合格ラインだ。納期に関しては昨年末から短縮傾向が強まっており、いま契約すればGW明けころの納車が期待できそうだ。

撮影車はTプレミアム・4WD

どんなクルマ?
eKスペースをベースに開発された軽SUVモデル。丸目モチーフのデリカの顔を移植したフロントマスクや、大径タイヤの採用、それに伴う最低地上高の拡大で、アウトドアイメージを上手にプラス。ファミリーカーという印象が強いスーパーハイト軽にレジャーワゴンとしてのキャラを与えたことも、デリカミニならではの強みになっている。

4WDシステムは一般的なビスカス式になるが、専用サスチューニングとブレーキを用いた空転抑制制御、降坂速度抑制制御(HDC)などを装備することで悪路対応力も向上させている。スズキ・ジムニーのようなタフな悪路こそ本領発揮というモデルではないが、軽自動車としてはラフロードに強いモデルと考えていい。

全グレードともFFと4WDが設定され、パワートレーンはNAとターボ(いずれもマイルドハイブリッド仕様)が用意されている。初期受注の実績ではターボ車が全体の約7割、駆動方式も4WDが約6割を占めるなど、上級志向が強めということも特徴。スーパーハイト軽としても少し強気な価格設定だが、それも自信の裏返し。ある程度の走行性能を求めるダウンサイザーからも支持されている一台だ。

撮影車はTプレミアム・4WD

撮影車はTプレミアム・4WD

オススメグレードは?
Tプレミアム(4WD)
価格:223万8500円

パワートレーングレード【トランスミッション】価格(FF/4WD)
659cc直3DOHC
52PS/6.1kg・m
G【CVT】180万4000円/201万5200円
G Premium【CVT】198万5500円/214万9400円
659cc直3DOHCターボ
64PS/10.2kg・m
T【CVT】188万1000円/209万2200円
T Premium【CVT】207万4000円/223万8500円

グレード選びのポイントになるのが、運転支援機能「マイパイロット」の設定だ。ACCとLKAは高速長距離を走る機会がなければ選ぶメリットは少ないが、デリカミニでレジャーに出かけたいというならば装着必須のマスト装備。そうなると巡航時の余力からもターボエンジンが欲しくなる。軽自動車としては相当高価になってしまうが、マイパイロットも装備する上級グレード(プレミアム)のターボ車4WDモデルを狙いたい。

高速では最大出力が64PSを発揮するターボが有利。運転支援のマイパイロットもできれば欲しい装備だ。当然、ラフロードでの安定感は4WD車の方が優れている。結果的に一番高価なTプレミアムの4WDという選択になってしまうが、この仕様が一番人気になっている。

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