![](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2024/02/DELICA-MINI_064-1.jpg?v=1708571353)
この春に新社会人となるユーザーの中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんなユーザーにこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではミツビシ・デリカミニをピックアップ。軽自動車としては少し高めの価格設定だが、それに見合う魅力と実力を持っている一台なのだ。
●まとめ:月刊自家用車編集部
納期は短縮傾向が強くなってきたが、値引きはまだまだ渋め
MITSUBISHI
デリカミニ
価格:180万4000~223万8500円
・最新購入情報
納期の目安:2~3か月
車両本体目標値引き額:13万円
リセール予想:C+
まもなくデビュー1年を迎えるが、その人気に陰りなし。メーカー&販売店としても大事に長く売っていきたいという想いが強く、その結果、値引きは控えめ。おとなしく商談を進めると7~8万円程度でストップがかかることが多い。
ライバルはいまのところスズキ・ハスラー。ハスラーを先行させてからデリカミニの商談を進めていくと、ハスラーはもちろん、デリカミニの値引きもジワジワ伸びていく。現状では付属品込みで合計15万円前後の値引きが取れたら合格ラインだ。納期に関しては昨年末から短縮傾向が強まっており、いま契約すればGW明けころの納車が期待できそうだ。
どんなクルマ?
eKスペースをベースに開発された軽SUVモデル。丸目モチーフのデリカの顔を移植したフロントマスクや、大径タイヤの採用、それに伴う最低地上高の拡大で、アウトドアイメージを上手にプラス。ファミリーカーという印象が強いスーパーハイト軽にレジャーワゴンとしてのキャラを与えたことも、デリカミニならではの強みになっている。
4WDシステムは一般的なビスカス式になるが、専用サスチューニングとブレーキを用いた空転抑制制御、降坂速度抑制制御(HDC)などを装備することで悪路対応力も向上させている。スズキ・ジムニーのようなタフな悪路こそ本領発揮というモデルではないが、軽自動車としてはラフロードに強いモデルと考えていい。
全グレードともFFと4WDが設定され、パワートレーンはNAとターボ(いずれもマイルドハイブリッド仕様)が用意されている。初期受注の実績ではターボ車が全体の約7割、駆動方式も4WDが約6割を占めるなど、上級志向が強めということも特徴。スーパーハイト軽としても少し強気な価格設定だが、それも自信の裏返し。ある程度の走行性能を求めるダウンサイザーからも支持されている一台だ。
オススメグレードは?
Tプレミアム(4WD)
価格:223万8500円
パワートレーン | グレード【トランスミッション】 | 価格(FF/4WD) |
659cc直3DOHC 52PS/6.1kg・m | G【CVT】 | 180万4000円/201万5200円 |
G Premium【CVT】 | 198万5500円/214万9400円 | |
659cc直3DOHCターボ 64PS/10.2kg・m | T【CVT】 | 188万1000円/209万2200円 |
T Premium【CVT】 | 207万4000円/223万8500円 |
グレード選びのポイントになるのが、運転支援機能「マイパイロット」の設定だ。ACCとLKAは高速長距離を走る機会がなければ選ぶメリットは少ないが、デリカミニでレジャーに出かけたいというならば装着必須のマスト装備。そうなると巡航時の余力からもターボエンジンが欲しくなる。軽自動車としては相当高価になってしまうが、マイパイロットも装備する上級グレード(プレミアム)のターボ車4WDモデルを狙いたい。
高速では最大出力が64PSを発揮するターボが有利。運転支援のマイパイロットもできれば欲しい装備だ。当然、ラフロードでの安定感は4WD車の方が優れている。結果的に一番高価なTプレミアムの4WDという選択になってしまうが、この仕様が一番人気になっている。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ミツビシ)
→4人家族が寝られる広さのキャンパーとは ベース車両は三菱アウトランダーPHEV ベースとなる車両は三菱のアウトランダーPHEV。 PHEVとしては珍しく急速充電にも対応しており、満充電EV航続距離は[…]
アウトドアの体験、新たなサービスを提供するNOYAMA NOYAMAは、冒険心を呼び覚ます心豊かなモビリティライフを提供することに取り組んでいる三菱自動車と、「生活者発想」と「クリエイティビティ」を活[…]
→1列目のシートがクルっと回転するキャンパーとは ベース車両はミツビシのデリカD:5 ベースとなる車両は、ミツビシのデリカD:5。 オフロードにも対応できるミニバンとして、唯一無二の存在であるデリカD[…]
開催日は9月6日(金)から8日(日)まで3日間、昨年の倍となる600組の募集を開始 今回で20回目となる「スターキャンプ」は、1991年の開始以来、三菱車オーナーが集めることで知られるオートキャンプ[…]
→オフロードに強いクールなキャンパーとは ベース車両はミツビシのデリカD:5 ベースとなる車両は、ミツビシのデリカD:5。 オフロードにも対応できるミニバンとして、唯一無二の存在であるデリカD:5は、[…]
最新の関連記事(軽自動車)
Screenshot 標準車とは全く異なるワクワクするスタイリング、ボディカラーは全9色を展開 本日7月25日にスズキ「新型スペーシア ギア」の先行情報が公開された。現行スペーシアの優れた基本性能の高[…]
XとSに、バックビューモニター&ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを標準装備化 今回実施する一部仕様向上では、XとSグレードにバックビューモニターとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを標準装備した[…]
全グレードにリヤパーキングセンサーを標準装備化 今回実施した一部改良では、全グレードにリヤパーキングセンサーと、メーター内のリヤパーキングセンサー表示灯を標準装備、「G」と「みのり」の上位グレード2つ[…]
ライバル不在の影響で値引きは超渋め、同士競合は必ずやるべし。GRスポーツはトヨタとの競合も効果的 ダイハツ/トヨタコペン/コペンGR SPORT価格:188万8700~243万7200円納期目安:2~[…]
順調な伸びを見せるサクラの販売台数。2023年度は国内EVシェアの40%超を獲得 日産自動車は2024年4月11日付けのニュースリリースで、同社の軽乗用車EV(電気自動車)のサクラが、2023年度(2[…]
人気記事ランキング(全体)
コスパの高さは最高クラス 外壁や玄関の掃除、洗車などで活躍する高圧洗浄機。人力では落とせない頑固な汚れを落とすことができるため、家庭での使用も増えてきている。しかし、高圧洗浄機は価格が比較的高く、なか[…]
→2人暮らしができるレベルのキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースは[…]
8月1日より、全国各地でフロンクスの実車を展示する、先行展示会を開催 追加した情報は、エクステリア、およびインテリアデザインやカラーラインアップに加え、チーフエンジニアやデザイナーのインタビュー動画な[…]
上級を意識した内外装仕立てで、新たなユーザー層の獲得を狙う 「新しいコンパクトSUVの市場を切り拓く」そんな狙いを持って、この秋インドから日本国内への導入が予定されている新型フロンクス。コンパクトカー[…]
Screenshot 標準車とは全く異なるワクワクするスタイリング、ボディカラーは全9色を展開 本日7月25日にスズキ「新型スペーシア ギア」の先行情報が公開された。現行スペーシアの優れた基本性能の高[…]
最新の投稿記事(全体)
耐水&耐荷重もバッチリ 「ハードシェルソーラーセンサーライト」は、駐車場や庭にピッタリな地面に設置できるソーラー充電式ライト。IPX7の防水性能と耐荷重に優れ、耐荷重約1tで車で踏んでも壊れない頑丈な[…]
ベース車両は日産のNV200バネット ベースとなる車両は日産のNV200バネット。 荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、キャラバンより小ぶりなため、運転しやすく駐車スペースで悩むことも少ない。4[…]
新型LBX MORIZO RR実力チェック 新型オーラNISMO詳細解説 新型フロンクス先行試乗リポート! 今こそ買いたい!注目モデル10選! 人気ミニバン BEST BUY WLTCモード燃費付き […]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
愛車に個性を持たせよう! カーショップコネクトでは、エプロンや被せるような汎用タイプとは違い、クルマのシート形状ごとに型取りを行って、ジャストフィットするシートを販売している。色やデザインを自由に選ぶ[…]
- 1
- 2