
BMWは、プレミアムコンパクトSUV「MINI Countryman(ミニカントリーマン)」に、電動モデル「MINI Countryman E」、「MINI Countryman SE ALL4」を追加し、2024年3月1日より全国のMINI正規ディーラーにて販売する。価格は「MINI Countryman E」が593万円、「MINI Countryman SE ALL4」が662万円。納車は2024年第二四半期以降を予定している。
●文:月刊自家用車編集部
MINI Countrymanの電動モデル
英国のプレミアムブランドMINIにラインアップされるMINI Countrymanは、日本においてはMINI Crossoverの呼称により、2011年にMINIの4番目のモデルとして、MINIで初めてのプレミアムコンパクトモデルSUVとして誕生。2023年11月に発表された三代目となる新型MINI Countrymanは、従来の呼称であるMINI Crossoverからデザイン、機能面のみならず名称も変更された。
今回追加された「MINI Countryman E」および「MINI Countryman SE ALL4」は、 両モデルとも232.0Ah/66.45kWhのエネルギー容量を持つ強力なバッテリーを搭載した電動モデルだ。
MINI Countryman SE ALL4
「MINI Countryman E」は、最高出力204PS、最大トルク250Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は232.0Ah/66.45kWhであり、一充電での走行可能距離は462km。
「MINI Countryman SE ALL4」は、最高出力190PS、最大トルク247Nmを発揮する電気モーターを前輪と後輪に搭載する4WDモデル。合計の最高出力は225kW、最大トルクは494Nmで、0-100km/hを5.6秒をマークする。バッテリー容量は「MINI Countryman E」と同じで、一充電での走行可能距離は433kmだ。
MINI Countryman SE ALL4
MINI Countryman SE ALL4
機能面では、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能をはじめとした先進の安全機能やアシスト機能や、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備している。
MINI Countryman SE ALL4
主要諸元
MINI Countryman E
全長×全幅×全高:4,445mm×1,845mm×1,640mm
ホイールベース:2,690mm
最高出力:204PS
最大トルク:250Nm
リチウムイオンバッテリー容量:232.0Ah/66.45kWh
一充電走行距離:462km
MINI Countryman SE ALL4
全長×全幅×全高:4,445mm×1,845mm×1,640mm
ホイールベース:2,690mm
最高出力:306PS
最大トルク:494Nm
リチウムイオンバッテリー容量:232.0Ah/66.45kWh
一充電走行距離:433km
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
「スーパーキャリイ 特別仕様車 Xリミテッド」を先行展示 今回実施される仕様変更では、フロントとインテリアデザインを一新。また、安全装備や快適装備を進化させる内容になる。価格や発売日などの詳細について[…]
多様なパワートレーンとプラットフォーム戦略 TMS2025で公開されたトヨタ カローラ コンセプトは、従来の「生活に溶け込んだクルマ」というカローラのイメージを刷新する、低く伸びやかなボンネットと鋭利[…]
日本市場への導入は、2026年夏を予定 「ジャパンモビリティショー2025」のプレスデイの初日となる10月29日、BYDは、EV「RACCO(ラッコ)」のプロトタイプを発表した。これは、日本の軽自動車[…]
NV200バネット Outdoor Black Edition(車体色:サンドベージュ モノトーン) 快適な運転をサポートする機能装備を強化 NV200バネットは、荷物の積み込みが容易な大容量の荷室空[…]
日本上陸75周年を記念したメモリアルモデル 「MUROMACHI EDITION」という名称は、1950年にディフェンダーの祖先になる「LAND ROVER SERIES I」を初めて輸入した「日本エ[…]
最新の関連記事(ミニ)
ポール・スミス氏が、MINIとポール・スミスの協業を示す大きな木箱の上に座っているイメージが公開された。木箱の中におさまる「MINI ポール・スミス・エディション」がジャパンモビリティショーで発表され[…]
FFミニの成功は車体レイアウトの先進性とバーフィールド型ジョイントの開発が大きな要因であった ミニの誕生には、革新的レイアウトが驚きの目をもって迎えられたことには違いないが、多くのメーカーがそれにどっ[…]
世界初のガソリンエンジン車の駆動系 最初の自動車の駆動方式はミッドシップだった 最初の自動車は前輪駆動だった。1769年、蒸気で走る世界初の3輪自動車が現れたが、前1輪を駆動するFF車だった。蒸気機関[…]
人気のカントリーマンDをベースに、専用ボディーカラーを採用 2023年に登場したMINI カントリーマンは、従来のモデル名だったMINI クロスオーバーから名称を変更。MINIシリーズに共通するデザイ[…]
前輪駆動のモーターは、最高出力190kW/最大トルク350Nmを発揮 今回導入される「MINI JOHN COOPER WORKS E/ACEMAN E」は、新しいMINIのデザイン言語が注がれた最新[…]
人気記事ランキング(全体)
純正品のようなフィット感で、違和感なく使用可能 クルマのアクセサリ関連商品を多数展開するクラフトワークスから、初代N-BOX JF1 JF2専用の、LEDコンソールボックスがリリースされた。ノーマルの[…]
「もみじマーク」の正体とは 多くの人が“もみじマーク”と呼ぶこのマークは、正式名称を「高齢運転者標識」という。一定の年齢に達したドライバーが運転していることを周囲に知らせ、安全運転を促すためのものだ。[…]
メンテナンスフリー化が進むが、それでも点検はしておきたい 今回は、エンジンメンテのベーシックレベル、スパークプラグについて解説していこう。プラグメーカーによると、その寿命は2~3万kmが目安とのコト。[…]
リーズナブルなのに本格派! フルフラットになって自由度UP! 福岡は大野城市を拠点とするFun Standard株式会社の、自動車アクセサリブランド「クラフトワークス」は、ユーザーの満足度の高いカー用[…]
多様なパワートレーンとプラットフォーム戦略 TMS2025で公開されたトヨタ カローラ コンセプトは、従来の「生活に溶け込んだクルマ」というカローラのイメージを刷新する、低く伸びやかなボンネットと鋭利[…]
最新の投稿記事(全体)
運転が楽チン! ドライブが楽しくなる機能を標準装備したミニバンベースのキャンピングカー 今回紹介するキャンピングカーは、バンレボ(バンテック新潟)のMR-X車中泊快適パッケージ。 トヨタ•ノア/ボクシ[…]
キャブオーバー から決別することで、ハイエースの運転席はどう変わる? まず、注目して欲しいのがプラットフォームの変化ぶり。お披露目されたハイエースコンセプトは、前輪の位置が運転席よりも前にある、新規開[…]
本当の「レトロなアイス」が食べられる、谷信菓子店(新潟県見附市) 現在、再評価されつつあり人気急上昇中の昭和レトロ。レトロ“風”を見つける事は比較的難しくないが、創業75年にもなる本物のレトロ菓子店が[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
「前向き駐車お願いします」――気になる張り紙の正体 商業施設の駐車場で「前向き駐車にご協力ください」と書かれた看板を見たことがある人は多いだろう。だがその意味をきちんと理解している人は意外と少ないので[…]
- 1
- 2

























