
Hyundai Mobility Japan株式会社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、2023年6月に基本合意したZEV(Zero Emission Vehicle:ゼロエミッション・ビークル)時代の共創パートナーとしての協業の一環として新たなモビリティサービスを創出するため、代官山T-SITEにてHyundaiが運営するカーシェアリングサービス「MOCEAN(モーシャン)」と、CCCが提供する「シェアオフィス」の利便性と「ラウンジ」の居心地の良さを備えた「SHARE LOUNGE」とコラボした新サービスを展開している。
●文:月刊自家用車編集部
シートから車を知るという新たな体験
今回の新サービスでは、代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE内に、Hyundaiの電気自動車IONIQ 5(アイオニックファイブ)にも搭載しているリラクゼーションコンフォートシートを設置した「Hyundai Space」が出現。
「Hyundai Space」では、無重力をコンセプトに、長時間座っていても疲れを感じさせないリラクゼーションコンフォートシートに座ることができる。
Hyundai車両にも採用されているフロントガラス投影型のヘッドアップディスプレイを模した55型透過有機ディスプレイなど、Hyundaiブランドおよびプロダクトを体感できる唯一無二の空間を楽しむことができる。
また、MOCEANの車両をプライベートブースとして利用できる「MOCEAN Room」も実施。加えて、SHARE LOUNGEプレミアムメンバーを対象に、お得な価格でご利用いただける新プラン「MOCEAN Driving Member」も募集している。出先でのワークスペースやリラックススペースなどMOCEANを動く“Lounge”として自由自在に利用することができる。
さらに、ユーザーの皆様と一緒に“グリーン・カー・シェアリング”の輪を広げるべく、SHARE LOUNGE内の「Hyundai Space」および「MOCEAN Room」の予約時間に応じて、一般社団法人more treesへの寄付を行い、地球環境の調和と保全につなげて行くための“Green Action with Hyundai”に取り組んでいる。
Hyundai Space
見晴らしの良い窓側の2席が、IONIQ 5に採用されているゼログラビティシートを体感できるスペースとなっている。試乗せずに車のシートに座ることができる、なんとも珍しい空間だ。
実際に座ってみると、体を包み込むような快適な座り心地で、思わずハンドルがあるべき位置に腕を伸ばしてしまった。そのくらいしっかり「車のシートに座っている」と感じることができるのだ。
こちらの投影型ディスプレイは、PCに繋げばサブモニターとして利用できる。
また、前面に設置された大きなディスプレイは、シートに座った状態で非常に見やすかった。フロントガラスに投影するタイプのディスプレイを模しているということで、向こう側の景色が透けて見える。しかし投影された映像もまた鮮明に見えるという、不思議な感覚を味わうことができるのだ。これをもし自分の車で味わうことができたらと思うと、なんだかIONIQ 5が欲しくなってしまう。
壁面には大型のディスプレイとヒョンデに関連する書籍が置かれていた。世界的なデザイナーであるジウジアーロ氏の書籍も。
ディスプレイはタッチ操作が可能。ヒョンデの車について調べることもできる。
MOCEAN Room
IONIQ 5の車内を、シェアラウンジのひとつとして使うことができるこちらのサービス。Wi-Fiと冷暖房を完備し、100VコンセントとUSB Type AおよびType Cの電源も利用可能。オフィスに必要な要素を十分に備えている。
こちらは完全密閉空間となっているため、例えばシェアラウンジでは難しいプライベート空間の確保が可能となるのが嬉しいポイントだ。天窓もあり車内を閉め切っても非常に明るいので想像以上に快適である。
雨天時には雨音が心地よいので、仕事に集中したい時などは是非とも利用してもらいたいサービスだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヒョンデ)
Hyundai N × TOYOTA GAZOO Racing Festival 開催された「Hyundai N × TOYOTA GAZOO Racing Festival」は、世界ラリー選手権(W[…]
Hyundaiの⾼性能ブランド「N」のエッセンスを注入 今回導入される「KONA N Line」は、Hyundaiの⾼性能ブランド「N」の感性を加えたモデル。日本市場に導入される最初の「N Line」[…]
ライフスタイルに寄り添う家と車 ヤマダホームズは、ヤマダホールディングスグループが掲げる「くらしまるごと」戦略の下、グループシナジーを最大化した究極のスマートハウスである近未来スタンダード住宅「YAM[…]
会員登録&アンケート回答で、24時間お得に試乗 本キャンペーンは、Hyundai公式ページでの会員登録およびアンケートに回答するだけで、もれなくお得なクーポンが発行されるというもの。さらに、体験後のア[…]
見た目は普通だが、宿る戦闘力はトップ級。まさに羊の皮を被った狼 システム最高出力は478kW(650ps)。サーキット走行に対応した設計となれば、試乗するまではロードコーイングレーサーなんだろうと考え[…]
人気記事ランキング(全体)
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
自動車整備の現場では、かなり昔から利用されているリペア法 金属パーツの補修材として整備現場ではかなり昔から、アルミ粉を配合したパテ状の2液混合型エポキシ系補修材が利用されている。 最も名が通っているの[…]
積載性が優れる“第三の居場所”をより快適な車中泊仕様にコンバージョン ロードセレクトは新潟県新潟市に本社を構えるキャンピングカーや福祉車両を製造•販売している会社。オリジナルキャンピングカーはロードセ[…]
手軽に楽しめる“ライト”な車中泊モデル キャンピングカーというと大げさに感じるかもしれないが、「ウォームスライト」はそのイメージを軽やかに覆す。ベースとなるのはスズキ・エブリイ。街乗りもできるコンパク[…]
エアコン使用は燃費に確実な影響を与える 真夏の炎天下、エアコンを使わずに運転するのは現実的ではない。しかし、エアコンを稼働させると燃料消費が増えるのは避けられない。環境省のデータによれば、エアコン使用[…]
最新の投稿記事(全体)
ターボモデルが登場!人気を呼びそうだ SUBARUが10月16日に、人気のコンパクトSUV「REX(レックス)」に4WDモデルを追加することを発表した。「REX」はダイハツからのOEM供給モデルだが、[…]
家族で出かけたくなる「軽」な自由空間 週末に川遊びや登山、キャンプなどで思い切り遊んだあと、そのままクルマで一晩を過ごす――。そんなシーンを想定して生まれた軽キャンパーがある。限られたボディサイズの中[…]
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
手軽に楽しめる“ライト”な車中泊モデル キャンピングカーというと大げさに感じるかもしれないが、「ウォームスライト」はそのイメージを軽やかに覆す。ベースとなるのはスズキ・エブリイ。街乗りもできるコンパク[…]
「YANGWANG U9」は、高性能BEVスーパーカー。会期中は電子制御サスペンション(DiSus-P)の柔軟性をアピールするダンスパフォーマンスも予定される。 ワールドプレミアを含む、最新の商用車&[…]
- 1
- 2