まめに洗車をしていつも綺麗にしていたはずなのに、なんだか最近くすんだように見えてしまう愛車。そんな時は細部にまでこだわってリフレッシュすると、見違えるようにきれいになるかもしれませんよ。今回はヘッドライトの黄ばみをなくし、クリアな視界を復活させるアイテムをご紹介。
●写真/文:オートメカニック編集部
研磨剤を使用せず、塗り込む
今回のテスト車両は2007年式。もう15年以上が経過しているので、しっかり洗車をしたつもりでも、なんとなくくすんで見えてしまう。その原因の一つが樹脂パーツの劣化で、特にヘッドライトレンズは黄ばんでいて、見た目に大きく影響を与えている。今回はヘッドライトレンズをクリアにするメンテを紹介。
【今回紹介するアイテムはコチラ】
Amazonのレビューにある一般ユーザーによる「ビフォー・アフター」写真は必見。くすんだヘッドライトがピッカピカ&クリアになった事例が多数投稿されている。
「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」の使用手順
今回は、15年目のヘッドライトに、ルックス ヘッドライト クリア&プロテクトを施行しながら、その手順を解説していこう。写真のように、ヘッドライト部分はうっすらと黄ばみ、曇ってしまっている。前回の車検では、標準の55Wハロゲンでは光量不足を指摘されてしまった。
【手順1】
まずは水洗いをして、ヘッドライト表面の砂やホコリをしっかり除去しておく。傷がある場合は細目のコンパウンドで均しておく。
【手順2】
2本入っている液剤のうち、まずはディープクリーナーを付属のクロスに適量付け、ヘッドライトレンズに塗り伸ばしていく。
【手順3】
塗布後10〜20秒で、ヘッドライト表面の汚れが浮き上がってくる。浮き上がった汚れをクロスで拭き取る。ご覧のように、クロスにはレンズの黄ばみ汚れがこんなに! 軽く拭き取るだけで、擦ることはなくこれほど黄ばみ汚れが落ちる。
【手順4】
汚れが浮き上がったら、水に濡らしたキレイなウエスでクリーナーの成分が残らないように2〜3回拭き取りを行う。その後、乾拭きをして充分に乾かす。
【手順5】
レンズの表面が乾いたら、もう一つの液剤「超耐久クリアガラスコート」を付属のクロスに適量付け、ムラができないように塗り伸ばす。
黄ばみとくすみがなくなり、クリアなヘッドライト復活!
製品に付属する指示書通りに薬液で拭き取るという簡単な作業で、黄ばんで曇っていたヘッドライトレンズが、こんなにもクリアに! これは気持ちいい! 実際の光量にも良好な影響が出ることは間違いないだろう。なお、このコーティングの効果は最長2年間持続するから驚きだ。
【After(施行後)の写真】
今回使用した商品「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」
研磨剤を使用せず、塗り込むだけで頑固な黄ばみや白化を落とし、硬度6Hのガラスコートで透明感を復活させてヘッドライトを傷や劣化から保護する。