フォルクスワーゲンは、マイナーチェンジしてさらに進化を遂げた新型「Golf(ゴルフ)」ならびに新型「Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)」を発表した。2024年9月から、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて予約注文を予定しており、出荷は2025年1月以降としている。
●まとめ:月刊自家用車編集部
さらに進化を遂げたゴルフとゴルフヴァリアント
2021年に国内に導入された8 世代目の「ゴルフ 」は世界的なトレンドである「電動化」、「運転支援機能の強化」、「デジタル化」の領域において飛躍的な進化をコンパクトカーセグメントに取り入れたモデルとしてセグメントをリードしてきた。
新型「ゴルフ 」「ゴルフヴァリアント 」はインフォテイメントシステムを刷新するとともに、内外装をブラッシュアップ。さらに、日本初採用となるイルミネーション付き エンブレムが精悍なフロントデザインをよりいっそう際立たせる。
両車両に搭載される最新のインフォテイメントシステム“MIB4”はセンタークラスターに設置された 12.9 インチ大型タッチディスプレイが前方視界を遮らない位置に固定され、またドライバーに向けて角度を付けることで、視認性を向上。頻繁に操作するエアコン温度設定や音量設定については、ディスプレイ下部に配されたバックライト付きタッチスライダーバーで操作性を向上させている。
パワートレーン
パワートレーンは2種類の出力をもつ1.5L eTSI 48V マイルドハイブリッドシステム( 85kW/116PSまたは 110kW/150PS)、先代に引き続き設定されるデュアルAdBlue噴射機構、ツインドージングシステム
をそなえた2.0L TDI クリーンディーゼルエンジンに加え、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には2.0L TSI 195kW/265PS エンジンがラインナップされる。
さらに、従来の「Active」には、1.0L eTSI 直列3気筒エンジン(81kW/110PS 200Nm)が、「Style」と「R-Line」には、1.5L eTSI直列4気筒エンジン(110kW/150PS 250Nm)が搭載されていたが、新型「ゴルフ」、「ゴルフヴァリアント」の「Active」は、最新世代のEA211 evo2 エンジンとなり、1.5Lの排気量に統一される。グレードによって85kW/116PS 220Nm、110kW/150PS 250Nmと出力違いのエンジンに刷新された。
グレード展開
グレード展開は、”Travel Assist”やレーンキープアシストシステム”Lane Assist”、 レーンチェンジアシストシステム”Side Assist Plus”などの最新の運転支援システムを標準装備としたエントリーグレード『Active Basic』から、専用エクステリアやシートを身に纏い、18 インチアルミホイールを装着した『R-Line』が設定された。さらに、ハッチバックおよび Variant それぞれ 8 グレードに加え、ハッチバックには伝統のスポーツグレード『GTI』が用意されている。
諸元表
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
内外装を黒で染め上げた、1ランク上のレイバックを投入 今回の一部改良で、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Black Selection」を新設定。 特徴としては、インテリアの本革シー[…]
エクステリア&インテリアデザインの変更を実施 今回実施された改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。「Smart Edition EX」には「GT-H EX」のインテリアを採用、「Black[…]
「STI Sport R EX」をベースとした特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を新設定 今回実施した改良では、「STI Sport R EX」のホイールデザインを、切削[…]
誕生から25周年を迎え、さらなる高みに達した911の人気バージョン 世界中のスポーツカーメーカーが指針とするポルシェ 911シリーズは、1963年のデビューから60年を経た現在もデザインや基本コンセプ[…]
原材料価格の高騰を理由とした、価格改定も実施 今回実施した一部仕様変更では、安全性能の向上が図られたほか、原材料価格の高騰を理由に価格改定も実施されている。 ●コペン グレードバリエーション&価格パワ[…]
最新の関連記事(フォルクスワーゲン)
新車・中古車顧客の区別なくシームレスなデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供 「Certified Pre-Owned(サーティファイド プレオウンド)」への名称変更は、認定中古車のデジタライゼーシ[…]
パワートレーンは、マイルドハイブリッド、ディーゼルターボ、プラグインハイブリッドの3タイプ パサートは1973年の発売以来、50年以上の歴史を誇るロングセラーモデル。9世代目となる現行型はワゴンボディ[…]
フラワーベースの発祥は、デオドラントを兼ねた装飾品 空冷VWの世界には、ダッシュボードに花を飾る文化があります。そして、その花瓶のことを「フラワーベース」と呼び、さまざまなデザインがあるためコレクター[…]
エントリーの「TSI Active」にも運転支援システム”Travel Assist”を標準装備 「T-Cross(ティークロス)」が国内導入されたのは2020年。今回導入されるのは、初のマイナーチェ[…]
「ティグアン」「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」の3モデルも暫定価格を設定し、予約注文を開始 フォルクスワーゲンジャパンは、新型「パサート」の価格を決定し予約注文を開始するが、同時に「ティグアン」「ゴル[…]
人気記事ランキング(全体)
知っているようで、実は見落としているマイカーの機能 全てを知っているつもりでいても、実は意外と活用できていない機能が存在するのがクルマ。今回は、給油にまつわる見落とされがちな機能を紹介しよう。 給油口[…]
フロントガラスが曇る原因や時期を知っておこう フロントガラスの曇りは視界を妨げるだけでなく、悪天候/夜間など視認性が低下する状況では特に運転の安全性に影響を与えます。 フロントガラスが曇る主な原因は、[…]
車内を暖かく! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていきましょう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイ[…]
車載ジャッキの使い方の基本 ジャッキというと、車載ジャッキを思い浮かべるビギナーは多いハズ。しかし、車載ジャッキはあくまでパンクのときなどのための応急用であり基本的にメンテナンスでは使用してはならない[…]
ベース車両はホンダのフリード ベースとなる車両はホンダのフリード。街乗りでも違和感がないうえに、広い車内スペースが、アウトドアでも大活躍する車だ。 小回りが効くサイズ感で運転しやすいフリード。しかしな[…]
最新の投稿記事(全体)
傘をさしたままオープンカーで走行!これってアリなの? オープンカーの魅力は開放感や自由さにあるといっても過言ではないでしょう。特に夏の時期は風を感じながら海沿いをドライブするなど、オープンカーでしか味[…]
タイヤの基本点検テクニック タイヤは安全に直結する最重要なパーツ。摩耗が限界まで進んでいたり空気圧が適正でないと、乗り心地ウンヌン以前に危険なので、キッチリとチェックしておきたい。 また、タイヤは足回[…]
R32型スカイラインGT-R(BNR32)が令和に蘇る! 2025年1月10日(金)~1月12日(日)、千葉県の幕張メッセで開催されるカスタマイズカーショー、東京オートサロン2025。 日産自動車株式[…]
内外装を黒で染め上げた、1ランク上のレイバックを投入 今回の一部改良で、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Black Selection」を新設定。 特徴としては、インテリアの本革シー[…]
エクステリア&インテリアデザインの変更を実施 今回実施された改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。「Smart Edition EX」には「GT-H EX」のインテリアを採用、「Black[…]
- 1
- 2