ステランティスジャパンは、国内導入を予定しているジープ・ブランド初となる電気自動車「Avenger(アベンジャー)」のティザーサイト第二弾を公開。9月26日に正式発売されることがアナウンスされた。
●まとめ:月刊自家用車編集部
9月26日の正式発売が発表。導入グレードは2タイプを用意
ジープ初の電気自動車モデルとして投入される「Avenger(アベンジャー)」。
海外では海外では内燃機とモーターを組み合わせたハイブリッドモデルも展開されるが、国内導入が発表されている国内仕様車はBEVモデルのみが導入される。
今回ティザーサイトで公開されたのは、主要諸元や装備設定、正式発売日、さらにデビューイベントの概要などが発表された。
モーターは最高出力115kW、最大トルク270Nmを発揮、一充電走行距離は486km
まず多くのユーザーが気になるモータースペックは、最高出力が115kw、最大トルクが270Nmを発揮。コンパクトSUVとしては十分な動力性能が与えられる。低中速域での素早い挙動が期待できるなど、内燃機のジープとは違った走りを楽しめそうだ。
全長☓全幅☓全高は4105☓1775×1595mm。駆動方式は前輪駆動で、乗車定員は5名。バッテリー容量は54kWh。EVの魅力を大きく左右する一充電走行距離は486km(WLTCモード/国土交通省審査値)と、十分な航続距離性能が与えられている。充電方式は200V規格の普通充電に加えて、チャデモ急速充電にも対応している。
電動モデルでも伝統モデル「ジープ」の魅力は健在
装備機能は、10.25インチ大型タッチパネルやApple CarPlayやAndroid Autoに対応したオーディオナビゲーションシステムに加えて、アダプティブクルーズコントロールやフロント/リア/サイドパーキングセンサー、ブラインドスポットモニターなどの先進安全装備も標準装着。
電動モデルながら路面の状況に合わせて6つの走行モードを選べるセレクテレインシステムや急な下り坂を一定速度で走行できるヒルディセントコントロールなど、ジープモデルにふさわしい走破性を高める機能も備わっている。
またグレードは2つの仕様が用意されることも記載されており、導入記念グレードに相当する「Launch Edition」は、ボディカラーがサンメタリックのみ、レギュラーグレードの「Altitude」は、スノーC/C、 ボルケーノC/C、グラナイトメタリック、サンメタリックの4カラーが設定される。
ジープ初の電動モデルとして、国内外の愛好家から大きな注目を集めているアベンジャー。9月26日の発売が楽しみだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ジープ)
グレーの限定色「アンヴィルクリアコート」を初採用 今回導入される限定車「ルビコン アンヴィル」は、最上級グレード・ルビコンをベースに、現行ジープラングラーとして初採用になるグレーの限定色・アンヴィルク[…]
淡いブルーグリーンが採用された、100台限定の特別なモデル 今回導入される「ジープ アベンジャー アルティチュードレイク」は、淡いブルーグリーンの特別色・Lakeとブラックルーフを組み合わせた2トーン[…]
限定車オーバーランド が、新色グレーマグネシオメタリックで登場 今回導入されるジープ コマンダー オーバーランドは、コマンダー リミテッドをベースに、エンペラドールブラウン色のスウェード素材をふんだん[…]
期間中の成約&登録で、ラングラーをおトクに狙えるキャンペーン 「My Dream Wrangler」キャンペーンは、Wranglerを成約したユーザーを対象として実施。期間中に成約および登録したユーザ[…]
ジープ・ラングラーの最もハードコアな仕様「ルビコン」が100台限定で復活 「Jeep Wrangler Rubicon(2ドア)」は、ジープ・ラングラーの中で最もハードコアな仕様に仕立てられたモデル。[…]
最新の関連記事(SUV)
「東京オートサロン2025」で日本初披露されたe-SUV 国内導入が発表された「BYD SEALION 7」は、1月の「東京オートサロン2025」で日本初披露されたクロスオーバーe-SUV。海洋生物の[…]
「DEFENDER DAY」の開催地「白馬」の名を冠した贅沢仕様、人気オプションも多数装着 長野県白馬村は、長年ディフェンダーのオーナーが集う、ファン向けの特別イベント「DEFENDER DAY」の開[…]
スズキブースのメイン車両として展示されていたフロンクス 東京オートサロンは、カスタマイズが施されたクルマを中心に展示されるイベントで、日本全国のカスタムショップやパーツメーカーなど、多種多様な展示があ[…]
不穏な時代が生んだ、ウイリスジープのノックダウン生産車 第二次世界大戦勃発から間もない頃。まだ威勢よく進軍していた日本軍は、南方の密林で一台の敵軍用車を鹵獲した。ドアもない簡素なオープンボディに大きめ[…]
累計760万台を超える販売実績を持つ、VWのベストセラーモデル 「ティグアン」は、2007年の初代導入からこれまで、世界市場において760万台以上が販売されている。2019年以降はフォルクスワーゲンの[…]
人気記事ランキング(全体)
スズキブースのメイン車両として展示されていたフロンクス 東京オートサロンは、カスタマイズが施されたクルマを中心に展示されるイベントで、日本全国のカスタムショップやパーツメーカーなど、多種多様な展示があ[…]
大パワーはなくとも、運転の楽しさを教えてくれた 最近は、新型車の最高出力の数字が話題になることはめったにない。目の肥えた現代のクルマ好きには、最高出力はクルマの能力のひとつの指標に過ぎず、大切なのは扱[…]
トヨタ スープラ[A80] 概要 1993年5月、日本国内向けとしては2代目(先にスープラの名前が使用されていた海外向けでは4代目)として誕生した、トヨタ スープラ。 この2代目は、新時代の「スポーツ[…]
釣り具の大型展示会「釣りフェス2025」で見かけた超レア車 さる2025年1月17〜29日、パシフィコ横浜で釣り具の大型展示会が開催された。このイベントは、毎年行われており、最新の釣り具の展示や人気の[…]
余裕のスペースを「1人だけの旅くるま」に使う、贅沢な一台 1人で使うことに特化したレイアウト 「車中泊旅行をやってみたいな…」リンエイプロダクトは、そんな想いを抱くユーザーに向けて、実用的な旅くるまを[…]
最新の投稿記事(全体)
日本一に輝いたレースアンバサダーと受賞のその日に会えるのも東京オートサロンの醍醐味 『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』は、ファン投票結果によりその年の日本一のレースアンバサダー[…]
ボディ剛性をアップして走行安定性を高める補強パーツ FORMULA DRIFT JAPANや全日本ラリーなどのモータースポーツでトップクラスを走り続けるCUSCO。実戦に裏付けられたサスペンションやL[…]
レクビィが持つ40年のキャンピングカー製造経験が、キャラバンに注入 日産ピーズフィールドクラフトは、東京エリアで日産の正規ディーラーを運営する日産東京販売が手がけているキャンピングカー専門店。1990[…]
ケータハムのブースで目を引いた「セブン170R」 こちらのセブン170Rは現在生産されているケータハム車両の最軽量モデルだ。全長は3,100mm、全幅が1,470mm。エンジンも658ccということで[…]
「東京オートサロン2025」で日本初披露されたe-SUV 国内導入が発表された「BYD SEALION 7」は、1月の「東京オートサロン2025」で日本初披露されたクロスオーバーe-SUV。海洋生物の[…]
- 1
- 2