
BMWは、プレミアムスモールコンパクトの新型「BMW 1シリーズ」2024年11月1日より発売する。価格は478万~698万円。なお、納車は11月1日以降を予定している。
●まとめ:月刊自家用車編集部
第4世代の新型1シリーズ
BMW 120
BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性能、革新的技術が組み合わされたBMWツインパワーターボエンジンと高効率8速オートマチックトランスミッションの組み合わせにより、優れた環境性能と高い動力性能を両立させ、BMWブランドにおけるエントリーモデルとしての地位を確立させてきた。
BMW 120
第4世代となる新型1シリーズは、BMWとして初めて象徴的なキドニーグリルに斜めのデザインを取り入れるとともに立体的なプレスラインを採用。より一層スポーティな印象に。
また、48Vマイルドハイブリッド・ステム搭載モデルを投入するなど、最新テクノロジーを採用。走行性能はより力強く、スモールコンパクトモデルならではの軽快なきびきびした走りを実現している。
Mパフォーマンスモデルの「BMW M135 xDrive」は、BMW M社が開発する本格的なサーキット走行で培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能が高められている。最高出力221kW、最大トルク400Nmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。
BMW M135 xDrive
さらに、すべてのパワートレインとシャシーシステムをスポーティな設定に切り替えられる「Mスポーツブースト機能付き7速ダブルクラッチトランスミッション」や「4輪駆動システムxDrive」、フロントアクセルに組み込まれた「機械式リミテッドスリップデファレンシャル」、「アダプティブMサスペンション」、M3およびM4のテクノロジーを受け継いだ「M コンパウンドブレーキ」などが採用され、Mパフォーマンスモデルに相応しい性能となっている。
主な車両諸元
■ BMW 120
全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,465mm、ホイールベース2,670mm、車両重量1,460kg、車両総重量1,735kg、排気量1,498cc、直列3気筒ガソリン・エンジン、最高出力115kW/5,000 rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpm、システム・トータル最高出力125kW*2、システム・トータル最大トルク280Nm*2、WLTCモード燃料消費率16.8km/L
■ BMW M135 xDrive
全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,450mm、ホイールベース2,670mm、車両重量1,570kg、車両総重量1,845kg、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpm、WLTCモード燃料消費率12.5km/L
モデル | メーカー希望小売価格 |
ガソリンエンジン&48Vマイルドハイブリッドモデル | |
BMW 120 | 478万円 |
BMW 120 M Sport | 498万円 |
ガソリンエンジンモデル | |
BMW M135 xDrive | 698万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
エンジンパワーをアップさせたコンペティション仕様 日本に導入される「新型BMW M4クーペ」、「新型BMW M4カブリオレ」は、エンジンパワーをノーマルモデルより20PSアップしており、530PSを発[…]
最新の関連記事(新車)
レクサスが次世代スポーツカーの未来像を提示 トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは8月15日にカリフォルニア州で開催された「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」にて、次世代のデザイン哲学を体[…]
コンセプトモデル「Acura Performance EV Concept」の進化系 ベースとなっているのは、昨年2024年にカリフォルニアで開催されたモントレー・カー・ウィークで発表された、Acur[…]
人気の「カワイイ」系、そのパイオニアとして登場 2002年に登場した初代アルト・ラパンは、当時の軽乗用車市場ではまだ浸透していなかった「カワイイ」というサブカルチャー的な要素をいち早く取り入れたパイオ[…]
セダン/ツーリングで合計710台を用意 今回発表の限定車「BMW 3シリーズ誕生50周年記念特別限定車」は、BMW 3シリーズ誕生から50周年を記念した日本専用の限定モデル。通常では選択できない数々の[…]
シンガポール発の「IJOOZ(アイジュース)」とのコラボレーションも実施 「ジープ ラングラー アンリミテッド サハラ ホセ」は、アンリミテッド サハラグレードをベースとした限定車(100台)。ボディ[…]
人気記事ランキング(全体)
FRのサニーに対して、日産初のFF方式を採用 1970年代を前にして、ヨーロッパから前輪駆動のFF方式の波が押し寄せてくる。この流れを敏感にとらえ、市場に送り出されたのがチェリーだ。車名の由来は日本の[…]
一見すると、何に使うかよくわからないアイテムだが…。 TikTokを始めとしたSNSでバズった話題のカーグッズ。ショート動画で見ていると、かなり便利そうなので気にはなったいたのだが…。実際のところはど[…]
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
"最後の個性派スポーツ"と評価されたSR311フェアレディ2000 その軽やかな響きとは裏腹に、フェアレディという名は、国産スポーツカーのパイオニアの血統を受け継ぐ伝統の名称だ。その系譜をたどれば、ダ[…]
コンパクトでも侮れない装備力 F-BOX Squareは、トヨタ・タウンエースをベースに仕上げられた8ナンバーキャンピングカー。街乗りにも馴染むコンパクトな全長と車高1,960mmというサイズ感は、立[…]
最新の投稿記事(全体)
トライトンがAXCR2025の過酷なコースで性能を証明 「チーム三菱ラリーアート」は、8月8日(金)~16日(土)タイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2025にピックアップトラック「トライトン[…]
トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起こさ[…]
何かと物騒なこの世の中、低コストで買える安心 車の盗難のニュースを目にするたびに、自分の車も被害に遭わないか心配になってしまう。筆者は高価な車に乗っているわけではないが、防犯対策をしておいて損はないは[…]
趣味のクルマいじりを諦めない!逆遠近両用メガネを試してみた 還暦を過ぎたあたりから、長年趣味としてきたクルマのメンテナンスにも黄信号が灯り始めた。原因は、歳を重ねるごとに進行する老眼だ。エンジンの奥ま[…]
コンパクトサイズが生む絶妙な取り回し タウンエースをベースにした「Plaything Ace SP」は、軽キャンピングカーより余裕があり、ハイエースよりもコンパクトという絶妙に使いやすい車両だ。全長4[…]
- 1
- 2