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[画像 No.13/13]広告戦略で大成功! 軽三輪ブームの立役者 ダイハツ ミゼット【名車探訪Vol.11】

オート三輪のミゼットが生産終了したのが1971年。それから25年後の1996年、“軽より小さい1人乗り軽”としてミゼットⅡがデビューした。全長2865㎜、全幅1295㎜というサイズは軽自動車枠より1回り小さく、当時の国産車最小。サイクルフェンダーや丸型ヘッドライトを採用したスタイルは愛嬌満点で、小回りのきくミニマム・トランスポーターとして強烈な個性を放っていた。ただし、初代モデルとは異なりタイヤは4つ、660㏄の3気筒エンジンと4速MTを組み合わせている。当初は1人乗りモデルのみをラインナップし3グレード展開、車両本体価格は46万9000~59万9000円だった。もちろんすべて4ナンバーの商用車扱い。

R(1996年式)
●全長×全幅×全高:2865㎜×1295㎜×1650㎜●ホイールベース:1840㎜●トレッド( 前/後):1135㎜/1100㎜●車両重量:570㎏●乗車定員:1名●エンジン(EF型):直列3気筒SOHC659㏄●最高出力:31PS/4900rpm●最大トルク:5.1㎏・m/3200rpm●タイヤ( 前・後):145/95R10 ◎新車当時価格:59万9000円