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[画像 No.10/18]国産FF車を世界レベルに導いた先駆者 ニッサン チェリークーペ(初代)【名車探訪Vol.12】

チェリーはFF車の利点を活かし、雨のレースで圧倒的な強さを発揮した。レース車両の開発は、村山の第2特殊車両実験課(エンジンは荻窪)が担当、発売翌月の1970年11月には早くも富士でテストを実施。デビューレースは1971年10月の富士GC・第5戦「マスターズ250㎞ 」。このときまだ2ドアX-1だったチェリーは、降りしきる雨の中で見事なワンツーフィニッシュを飾っている。