![[AMG Eクラスに真打ち登場] パワフル&マッシブ!「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド」デビュー!](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2024/12/23C0358_001.jpg)
先日、メルセデス AMG CLE 53 4マチック+ カブリオレの国内導入を発表したばかりのメルセデス・ベンツ日本だが、立て続けに派生車種であるセダンの「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ (PHEV)」と、ステーションワゴンの「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ ステーションワゴン(PHEV)」の発売を決定。さらに導入記念限定車として、それぞれに特別装備を施した「Edition1」を設定し販売を開始した。
●文:月刊自家用車編集部 ●写真:メルセデス・ベンツ日本(※写真は海外仕様車を含みます)
進化した「M256M」ユニットに、電動モーターとリチウムイオン電池をプラス
今回リリースされる「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ (PHEV)」(=以後E 53 ハイブリッドと表記)と、先行する「メルセデス AMG CLE 53 4マチック+ カブリオレ」の決定的な違いは、プラグインハイブリッドシステムの有無だろう。
E 53 ハイブリッドは定評のある直列6気筒ターボエンジン「M256」ユニットを進化させた「M256M」を搭載。「M256M」はターボのブースト圧を1.5barまで高めたうえで、新規プログラミングされたソフトウェアや冷却装置の追加などにより、最高出力は449ps(330kW)、最大トルクは560Nmを発揮する。
これにトランスミッションに統合された最高出力163ps(120kW)、最大トルク480Nmを発生する高出力永久磁石同期モーターが加わり、システムトータルでは最高出力585ps(430kW)、最大トルク750Nmのハイパワーを得た。
さらに「RACE START」をセレクトした場合はシステム最高出力が612ps(450kW)まで上乗せされ、スポーツカー並みの俊敏な発信加速を実現する。
このモデルにはセダンボディとステーションワゴンボディを用意。いずれも3リッター直6ターボ+ハイブリッドシステムによりシステムトータルで最高出力585ps(430kW)/最大トルク750Nmを計上する。
実用的なEV走行距離/環境性能/力強い走行性能も両立
WLTCモードの燃費は、セダンが11.5km/L、ステーションワゴンが11.2km/Lをスペックシートに刻み、同じくEV走行可能距離はセダンが101km、ステーションワゴンは97kmを実現する。国内で通勤や買物利用のみに使用するなら、ほぼEV走行のみで賄えてしまうだろう。
高いアジリティやニュートラルなコーナリング特性、優れたトラクションを可能にするシステム「AMG RIDE CONTROLサスペンション」と、E 53では初採用となる「電子制御AMGリミテッドスリップデフ」、そして車名からも明らかなように前後トルク配分の連続可変が可能な4輪駆動システム「AMG 4マチック+」の恩恵を受け、あらゆる路面状況において高い走行性能と快適性を提供する。
選択可能な走行モードシステム「AMG DYNAMIC SELECT」には、従来の「Comfort」「Sport」「Sport+」などのプログラムに加え、ハイブリッド専用の「Electric」と「Battery Hold」を追加。「Electric」がデフォルトでEV走行を優先するのに対し、「Battery Hold」では電力使用を極力抑えた走行を行う。
ナッパレザーをふんだんに用いる豪華すぎる内外装/専用装備の数々も大きな魅力
エクステリアもAMGらしいマッシブな装い。フロントデザインは通常のEクラス比+20mmのワイドなプロポーションを採用し、E 53専用デザインのAウイングが際立つ大開口のフロントエプロンや、AMG伝統の縦ルーバーには先進的なイルミネーテッドラジエーターグリルを装着した。
足元には10ツインスポークデザインの20インチAMGアルミホイールを装備し、片側2本出しのラウンド形状を用いたエキゾーストマフラーがリアビューを際立たせる。もっとも、見た目の迫力に反して極めて静粛性の高い車内空間を実現しているというのもメルセデスらしいところだろう。
また、インテリアトリムには上質な印象を与えるライトシルバーメタリックインテリアトリムを標準設定。ナッパレザーを配したAMGパフォーマンスステアリングには液晶ディスプレイ付きのAMGドライブコントロールスイッチや、アルミニウム製のパドルシフトが備わり、センタースポーク下部にはAMGのレタリングが刻まれる。
14.4インチのメディアディスプレイと12.3インチのコックピットディスプレイにはAMG専用メニューやコンテンツが用意され、インフォテイメントシステムは第三世代のMBUXを採用。サウンドシステムには従来の3Dサウンドよりさらにエモーショナルな4Dサウンドを実現する「Burmester 4Dサラウンドサウンドシステム」が標準装備され、前席にはシート自体を共鳴させるエキサイターを内蔵するなどエンターテインメント性能も充実している。
導入記念限定車「エディション1」は、計150台のみのレアモデル
今回、E 53 ハイブリッドのデビューに合わせ、導入記念限定モデルとして「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ エディション1(PHEV)」が、セダンとステーションワゴンの双方に用意された。
AMGレタリングが際立つブラックの専用デカールに、フロントスプリッターやエキゾーストエンドなど各所がハイグロスブラックとなる「AMGナイトパッケージ」に加え、フロントグリルやエンブレムなど各所がダーククロームとなる「AMGエクステリアナイトパッケージII」を採用。
さらにドアミラーやトランクリッドスポイラー(セダンのみ)がカーボンファイバーとなる「AMGカーボンパッケージ」と、マットブラックの鍛造21インチAMGアルミホイールなど、エクステリアだけでもベースモデルと著しく差別化されたアピアランスが魅力だ。
インテリアでは「Edition1」の刺繍が入ったブラックのAMGパフォーマンスシート(ナッパレザー/イエローステッチ入り)/イエローシートベルト/イエローに輝くイルミネーテッドステップカバー/イエローステッチ入りのAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)、さらに「Edition1」の刻印入りAMGカーボンファイバーセンタートリムなど、豪華かつスポーティーな装備が満載。
ボディカラーは、セダンがマニファクチュールアルペングレー(ソリッド)と有償オプション設定のエディション1専用のマニファクチュールオパリスホワイトマグノ(マット)の2色を用意。ステーションワゴンは標準装備のエディション 1専用マニファクチュールオパリスホワイトマグノ(マット)のみとし、販売台数はセダンが限定120台、ステーションワゴンが限定30台のみとなる。
おもな車両諸元
■メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+(PHEV)セダン
全長4,970mm 全幅1,900mm 全高1,475mm ホイールベース2,960mm 車両重量2,390kg 排気量2,996cc 直列6気筒ガソリンターボエンジン エンジン最高出力449ps(330kW)/5,800-6,100rpm 最大トルク560Nm/2,200-5000rpm ハイブリッドモジュール最高出力163ps(120kW)/2,400-6,800rpm ハイブリッドモジュール最大トルク480Nm/0-2,400rpm システム総合最高出力585ps(430kW) 最大トルク750Nm WLTCモード燃料消費率11.5km/L WLTCモードEV走行可能距離101km
車両価格
■メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ (PHEV)
価格:1698万円
■メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ ステーションワゴン(PHEV)
価格:1726万円
■メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ エディション1(PHEV):全国120台限定
価格:2105万円
■メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ ステーションワゴン エディション1(PHEV):全国30台限定
価格:2168万円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(メルセデスベンツ)
EVが「世界一周」相当の4万kmを8日未満で成し遂げれた理由 メルセデスAMGが発表した技術実証モデル「CONCEPT AMG GT XX(コンセプトAMG GT XX)」に関するプレスリリースは、自[…]
佳き時代のGの面影は、BEV時代になっても陰りなし クルマの世界で近未来といえば、BEVがそのイメージリーダーであることに異論はないだろう。市販されている多くのBEVが、未来的あるいはサイバー時代を想[…]
Bクラスが実質グレードアップ。内外装もスポーティに進化 Bクラスに追加される「アーバンスターズ」は、Aクラス、GLA、CLA、GLBにも導入されているシリーズグレード。従来のオーナーから好評を得ていた[…]
佳き時代の面影を残す、ルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを特別装備 Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生以来、基本的なスタイリングと堅牢なボディを保ちながら進化を続けており、2024年発表の[…]
Mercedes-AMG GT 53 4MATIC+ (ISG) Final Edition 特別装備で走りのポテンシャルを向上したメモリアルモデル メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、メルセデス[…]
最新の関連記事(セダン)
最高のマイバッハを唯一無二の特別装備で、さらなる高みへ この特別仕様車は、究極のラグジュアリーを追求するメルセデス・マイバッハに大自然からインスピレーションを得た特別な要素を組み合わせていることが特徴[…]
仕向け地に合わせて作り分けられた”双生児”の個性 最近では少なくなってきましたが、かつてはいわゆる兄弟車がたくさんありました。トヨタならカローラとスプリンター、日産ならサニーとパルサーとラングレーにロ[…]
コンテッサ1300クーペ(1965年) 高い技術から生み出された美しいクルマは、大きな注目を集めることに 今では、日野自動車が乗用車メーカーだというと、首を傾げる人も多いかもしれない。日本初の国産トラ[…]
コストパフォーマンスに優れた、本格スポーツセダン アルファロメオ・ジュリアは、ブランドの象徴であるトライローブグリルや流麗なボディライン、優れたハンドリング性能を兼ね備えた、イタリアンスポーツセダンの[…]
1989年「レクサス」誕生。最初は「LS」と「ES」の2本立て レクサスの最初の商品は、日本では初代セルシオとして販売されたLSと、カムリのV6エンジン車、プロミネントがベースのES。LSの完成度と比[…]
人気記事ランキング(全体)
配線や設置工事は不要、貼るだけのドライブレコーダー 今や、クルマやバイクの必須装備とも言えるドライブレコーダー。取り付けにあたっては、プロの手による配線工事などが必要になるのが一般的だ。しかし、カー用[…]
千葉県民御用達のレトロ自販機スポットへ 関東に限った話になってしまって恐縮だが、群馬・栃木・茨城の北関東にはレトロ自販機スポットが今でもたくさんある。しかし実は神奈川、埼玉、千葉の南関東にもレトロ自販[…]
雪道で長時間の立ち往生はあり得る事態。 帰省のタイミングや冬のアクティビティが盛んになるシーズン、クルマを利用した移動を行う人も多いはず。スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの準備はバッチリ。いざ、出発[…]
改良新型セレナ待つべきか?在庫車で即決か? 1月からの初売り商戦でセレナの購入を検討するならば、2月に予定されている「マイナーチェンジ」をしっかりと考える必要がある。 販売店では、新型(改良後モデル)[…]
販売店では「新型」を強くアピール、値引きは渋め 2025年10月に実施されたビッグチェンジで、クロスビーを取り巻く環境は一変した。 内外装が刷新されただけではなく、パワーユニットが1.2Lの新エンジン[…]
最新の投稿記事(全体)
ガードの硬いホンダ店を崩す「納期逆手」の商談術が有効 2025年10月に一部改良と新グレード「RS」を追加。一部改良では、既存グレードを対象に原材料高騰に伴う価格改定も実施されたため、改良前モデルと比[…]
限られたスペースを有効活用することで、ユーティリティを強化 バンや軽バンをベースにした「バンコンバージョン(通称バンコン)」。ドライバーを選ばない取り回しの良さや、普段使いでも使用できる手軽さ、そして[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
販売店では「新型」を強くアピール、値引きは渋め 2025年10月に実施されたビッグチェンジで、クロスビーを取り巻く環境は一変した。 内外装が刷新されただけではなく、パワーユニットが1.2Lの新エンジン[…]
改良新型セレナ待つべきか?在庫車で即決か? 1月からの初売り商戦でセレナの購入を検討するならば、2月に予定されている「マイナーチェンジ」をしっかりと考える必要がある。 販売店では、新型(改良後モデル)[…]


















