![[2025初売り] 注目車の攻め方&選び方:トヨタ クラウンスポーツ〈最新値引き&納期情報〉](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2025/01/CROWN_006.jpg?v=1736123057)
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。1月最初に実施される「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべきなのだ。ここでは2025初売りで人気を集めているトヨタ クラウンスポーツをピックアップ。最新の目標値引き額や攻略術をお伝えしよう。
●文:月刊自家用車編集部
月平均登録台数3000台を誇る、新世代クラウンの代表モデル
2023年秋にデビューしたクラウンスポーツ。登場から1年を経過したいまでも月平均の登録台数は3000台前後をキープしているなど、堅調な人気を誇る。クラウンクロスオーバーに並ぶ、新世代クラウンを代表するモデルになっている。
撮影車はプラグインハイブリッド車のスポーツRS。エモーショナルで創造的な雰囲気を持ちながらも、乗り降りや運転のしやすいパッケージを採用しているなど、趣味性が高いクルマでも実用性もしっかり配慮していることも美点のひとつ。
撮影車はスポーツRS。インパネまわりのデザインはクロスオーバーと基本的に同じだが、ATレバーが収まるセンターコンソール付近は光沢のあるパネルが使うことで質感を高めている。
撮影車はスポーツRS。前席のシート形状は、背中から大腿部をしっかりと支えてくれてホールド性も優秀。全長とホイールベースは、クラウンクロスオーバーよりも短いが、後席の広さも十分に確保されている。
ハイブリッド車のスポーツZのインテリア&シートは、ブラックに加えて洗練されたサンドブラウンも用意。黒と赤のコンストラストでスポーティーな趣を強めたハイブリッドスポーツRSに比べると、ラグジュアリーな雰囲気が強まっている。
人気を背景に強気なセールスを展開中。トヨタ同士を競わせて良い条件を引き出したい
- 車両本体目標値引き額:18万円
- 納期の目安:2〜5か月
- リセール予想:B
販売店サイドも指名買いが多いモデルということを承知しており、かなりの高額車にもかかわらず値引きは渋め。おとなしく商談すると10万円前後の値引きで「これ以上の上乗せは難しい」と、一気にまとめてこようとする。上級国産車を狙う際の定番のライバル車になるベンツAクラスやCクラスとの競合を伝えても反応は薄く、トヨタ側は「値引きでは太刀打ちできない」と返してくるケースが目立つ。
攻略の決め手は、経営資本が異なるトヨタ販売店同士を競わせる同士競合。トヨタは販売チャンネルが多かった時代の名残もあって、同じ地域に経営資本が異なる販売店が複数あることも多い。同じトヨタでも他社販売店にお客さんを取られるのは…と、いい反応をみせてくれる。現状では付属品との合計値引き額で20万円前後が取れたら合格点だ。
最近は納期も安定傾向が強まっており、ハイブリッド車ならば2か月前後が目安。上級のプラグインハイブリッドは品薄感が解消されていないこともあって5か月が目安だ。
クラウンの名にふさわしい国産車最高峰クラスの走りと装備水準を誇る
ハイブリッド車よりも175万円高だが、プラグインハイブリッド車がベストバイ
ハイブリッド車もプラグインハイブリッド車も、1グレードずつの展開。ともに贅沢なメカニズムが奢られるほか、装備機能もクラウンの名にふさわしいものが標準装着されている。ハイブリッド車のハイブリッドスポーツZ(590万円)でも十分すぎる内容が注がれているが、その上のプラグインハイブリッドRS(765万円)は充電機能が備わっているだけではなく、駆動バッテリー容量の増加などでモーター出力も向上した高性能仕様になる。175万円の価格差は大きいが、さらに高まる走行性能やRS専用の特別な内装加飾は価格差に見合う内容といえる。納期は長さは少しネックだが、クラウン スポーツに惚れ込んだユーザーならば、プラグインハイブリッドRSをオススメしたい。
撮影車はスポーツRS。プラグインハイブリッド車はハイブリット車と同じシリーズパラレル式を採用するが、フロントモーター出力を高めることでシステム最高出力を306psまで引き上げられている。動力性能も最上級仕様にふさわしい1台に仕立てられている。満充電状態でのEV走行距離は90km。ハイブリッド燃費は20.3km/Lと経済性も優秀。
ハイブリッド車は全開加速させても加速感は穏やか。エンジン音の高まりや初期加速の俊敏さを第一にしておらず、自然にパワーフィールが盛り上がってくれる特性が強め。両モデルともDRS(後輪操舵機構)の効果もあって、高速コーナリングでは際立った安定性、タイトターンでは自然なハンドリング感覚を兼ね揃えるなど、ハイテク満載の最新モデルらしい質の高い走りを披露してくれる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(クラウンスポーツ)
実車が特別展示に加えて、試乗体験も実施 『Life with CROWNs.』は、新世代クラウン4モデルが一同に集まり、その魅力を体感できるイベント。 会場には、すでに発売済みの3台のクラウン(クロス[…]
5番目と6番目のクラウン専門店 「THE CROWN」は、2023年10月から展開が始まったクラウンのみを扱うトヨタの専門店。 これまでは横浜都筑、千葉中央、愛知高辻、福岡天神の4つのエリアに拠点を構[…]
クラウン専門店「THE CROWN」のみで購入できる特別仕様車 今回導入される「クラウン スポーツ RS“THE LIMITED-MATTE METAL”」は、トヨタが全国展開しているクラウン専門店「[…]
クラウンスポーツ 概要:フォーマルからカジュアルまで、シーンを選ばずプレミアムを体感できる新世代のスポーツSUV クラウンスポーツは、俊敏でスポーティーな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV。[…]
「スポーツ」と名前がついてるけど実態はSUV クラウン史上初の2BOXモデルとして登場したクラウンスポーツ。車名には「スポーツ」と名前が付くが、スポーツ性に振ったモデルではなく、多様な使い方ができるS[…]
最新の関連記事(SUV)
フェイスリフトでイメージ一新。都会に映えるスタイリングへ 今回のマイナーチェンジで、フェイスリフトが実施されたカローラクロス。ボディ同色かつバンパー一体成形のハニカム状グリルが与えられたフロントマスク[…]
ルノーとのアライアンスから生まれたコンパクトSUV 新型「グランディス」は、2023年に欧州で販売を開始したコンパクトSUV「ASX」、コンパクトハッチバック「コルト」に続く、ルノーCMF-Bプラット[…]
新開発のSTLA-Mediumプラットフォームを採用した初のモデル プジョー3008は、これまで世界で累計132万台以上を販売した人気のCセグメントSUV。今回導入される新型3008は、ステランティス[…]
魂動デザインの進化に加え、装備機能の充実ぶりも期待できそう 現行型のCX-5は2017年に発売され、すでに8年が経過している。すでに国内でも次期型の登場は噂になっており、編集部が販売店に取材したところ[…]
最新改良で2WDモデルを廃止。全車4WDモデルのみのラインナップへ 2024年11月に実施した最新改良では、従来はメーカーオプションだった機能の一部グレードで標準装備化が図られた。 具体的には、Xグレ[…]
人気記事ランキング(全体)
一年中快適。冷暖房完備の“住める”軽キャンパー これまでの軽キャンパーに対する常識は、スペースや装備の制限を前提とした“妥協の産物”という印象が拭えなかった。しかしこの「TAIZA PRO」は、そんな[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
アウトドアに最適化された外観 まず目を引くのは、アウトドアギアのような無骨さと機能美を感じさせるエクステリアだ。純正の商用車然とした表情は完全に姿を消し、精悍なライトカスタムやリフトアップ、アンダーガ[…]
温もりと強さを両立したリアルウッドの家具 2010年に登場したファーストモデルから数えて十数年。ユーザーの声を反映しながら細部を改良し続け、今やシリーズの中でもひときわ特別な存在となっているのが、この[…]
最新の投稿記事(全体)
大人2人がゆったり眠れる圧巻のベッドスペース 最大の魅力は、クラス最大級のフルフラットベッドだ。幅1,250mm(前部)から1,000mm(後部)にわたる床面は、全長2,100mmを確保し、大柄な大人[…]
電子制御サスペンションは、3つの制御方式に大きく分類される サスペンションに電子制御を持ち込み、走行状態、路面の状況に合わせた最適な乗り心地やアジリティ、スタビリティが得られるものも一部のクルマに採用[…]
フェイスリフトでイメージ一新。都会に映えるスタイリングへ 今回のマイナーチェンジで、フェイスリフトが実施されたカローラクロス。ボディ同色かつバンパー一体成形のハニカム状グリルが与えられたフロントマスク[…]
3年ぶりの総合優勝を目指し、3台体制で参戦 今年で30回目を迎えるAXCRは、例年の約2000kmから約2500kmへと総走行距離が延長され、競技期間も8日間に延びるなど、例年以上に過酷な設定で競われ[…]
鉄粉やドロ、油などの汚れが蓄積されがちなホイール 普段の洗車で、ある程度洗えていると思っていても、実は、汚れを見落としがちなのがホイールだ。最近は、複雑な形状のものも多く、なかなか細部まで洗浄しにくい[…]
- 1
- 2