日産系のチューニングを得意とするショップ・Garage力(三重県)が『東京オートサロン2025』に出展。トップシークレット製のカーボンボンネットを贅沢に使い、オリジナルマフラーを擁したRZ34 フェアレディZ nismoのデモカーを披露した。
●文/写真:松永和浩(月刊自家用車編集部)
RZ34 Z nismoに、抜けと音のオリジナルマフラー「RIKISAKU」を装着
Garage力(がれーじちから)は三重県で日産系のチューニングを得意とするショップで、これまでの東京オートサロンではNISSAN GT-Rを中心としたチューニングマシンを披露してきましたが、2024年からはデモカーの中心をRZ34型フェアレディZとして開発を進めています。
今回の『東京オートサロン2025』に出展したデモカーは、ベース車両のフェアレディZ nismoにトップシークレット製カーボンボンネットを装着。ホイールはRAYSのスポーツブランドVOLK RACINGの鍛造ホイール・NE24を装着していました。
ドレスアップ的な要素はボンネットとホイールですが、このデモカーのリアを引き締めていくのが、Garage力のオリジナルマフラー「RIKISAKU」。
Z34型の3.7リッターNAエンジンから3リッターターボエンジンに変更となったRZ34型、とくにハイパワーとなるZ nismoではターボチューンに必須のマフラーが重要となってきます。抜けの良さでレスポンスアップを図ると同時に、音量を押さえながらも音質は心に響くものでなくてはなりません。そのためやみくもに内径を広げるのではなく、取り回しや形状で最適化していくという作り方がGarage力のオリジナルマフラー「RIKISAKU」の特徴です。
デモカーのアピールのために8名のレースアンバサダーやグラビアアイドルを起用
「東京オートサロンはお祭りだ!」と語る、Garage力の中久木力(つとむ)代表。そのお祭り要素を取り入れ、デモカーをアピールするモデルコンパニオンの人選には一切の妥した排して臨んでいます。そんなGarage力のモデルコンパニオンは8名、合同ブースとなるLEDライトメーカーのVELENOのモデルコンパニオンの3名を含めると、VELENO×Garage力ブースでは11名のモデルコンパニオンが立つこととなりました。
この11名すべてが第一線で活躍するレースアンバサダー/グラビアアイドル/コスプレイヤーとなり、ブースに訪れるファンの数もかなりの多さでした。
池永百合さんは、2024年スーパーGT GT500の64号車・Modulo CIVIC TYPE R-GTを応援するModuloスマイルとして活躍しています。
立華理莉さんは、2024年スーパーGT GT300の25号車・HOPPY Schatz GR Supra GTを応援するSUNOCOイメージガールとして活躍。平日は看護師として働いているとのこと。
七瀬ななさんは、スーパーGT GT500クラスの38号車・KeePer CERUMO GR Supraを応援するZENTsweetiesとして、FORMULA DRIFT JAPANとスーパー耐久でエヴァンゲリオンレーシングレースアンバサダー「真希波マリ・イラストリアス」役として活躍しています。
根岸しおりさんは、スーパーGT GT300クラスの87号車・METALIVE S Lamborghini GT3を応援するJLOC AMBASSADOR、スーパー耐久でST-5クラス 17号車・DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2を応援するELECTRO IMAGING EL GIRLS、全日本ラリーなどでCUSCOジュニアラリーチームを応援する「高崎くす子」、WRC RALLY JAPANでWELLPINE Motorsportを応援するレースアンバサダーなど、数多くのカテゴリーで活躍。その人気から『にしたんクリニックレースアンバサダーアワード2024』で実行委員会特別賞を受賞しています。
渕上ひかるさんは、大人気グラビアアイドルでDVD出演や雑誌掲載などで多くの人気を集めています。Amazon kindleで検索をすれば、登場する写真集は30タイトルを超えるほどの大人気コンテンツメーカーとなっています。
ぺ てんし(様)はコスプレイヤーとして有名で、その175cmの高身長から迫力のあるポージングを繰り出します。コミックマーケットなどの大規模イベントでは長蛇の列が延々と続くほどの大人気ぶりだとか。
悠さんは、スーパーGT GT300クラスの777号車・D’station Vantage GT3を応援するD’stationフレッシュエンジェルズとして活躍。D’stationフレッシュエンジェルズスーパーGTの会場で歌とダンスを披露するアイドルユニットでもあり、悠さんもそのステージで輝きを振りまいています。
写真で紹介した7名の他に、アイドルユニット「めり〜ぽっぴん」やグラビア/コスプレイヤーとして活躍する米倉みゆさんもGarage力のモデルコンパニオンのメンバーとなっていました。
このメンバーで、ほぼパニックと言えるブース来場者となったVELENO×Garage力 合同ブース。来年はどんなメンバーがデモカーを彩ってくれるのでしょうか?
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(カスタム)
スゴい迫力…。大型ピックアップトラック「タンドラ」って何だ…? スポーツカーからSUV、キャンピングカー、軽トラックなど、ありとあらゆるジャンルのカスタマイズカーが展示される、東京オートサロンは、多く[…]
日産の最新モデル&カスタム仕様が集結 大阪オートメッセの展示ブースでは、「フェアレディZ」を始めとするスポーツカーと、新旧2台のエクストレイルによる新たな世界観を演出するカスタマイズカーを展示。日産モ[…]
カスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」で見つけたユニークな車両 2025年1月10〜12日に、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2025。カスタマイズカーが多数展示される同イベントは、[…]
約3億5000万円のマクラーレンP1 GTRを魔改造! 生産台数わずか375台で市販価格は約1億円というマクラーレン P1が発表されたのは2013年のこと。そのマクラーレン P1をさらにサーキット専用[…]
スズキブースのメイン車両として展示されていたフロンクス 東京オートサロンは、カスタマイズが施されたクルマを中心に展示されるイベントで、日本全国のカスタムショップやパーツメーカーなど、多種多様な展示があ[…]
最新の関連記事(東京オートサロン)
このサイズで2リッタークラスのガソリンエンジンを10回も始動できる! 『東京オートサロン2025』に初出展した、ジャンプスターター&カーバッテリー充電器のブランド「NOCO」は、2023年以来全米でト[…]
スゴい迫力…。大型ピックアップトラック「タンドラ」って何だ…? スポーツカーからSUV、キャンピングカー、軽トラックなど、ありとあらゆるジャンルのカスタマイズカーが展示される、東京オートサロンは、多く[…]
カスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」で見つけたユニークな車両 2025年1月10〜12日に、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2025。カスタマイズカーが多数展示される同イベントは、[…]
免許返納後もアクティブに楽しむための小型低速EV パワーユニットに自社の電動モーターを、バッテリーにホンダのモバイルパワーパックe:を採用した汎用EVプラットフォームをヤマハが初公開したのは、『東京オ[…]
約3億5000万円のマクラーレンP1 GTRを魔改造! 生産台数わずか375台で市販価格は約1億円というマクラーレン P1が発表されたのは2013年のこと。そのマクラーレン P1をさらにサーキット専用[…]
人気記事ランキング(全体)
宮城トヨタグループのブースに鎮座するシエンタ 熱狂的な盛り上がりを見せた年初の祭典・東京オートサロンも好評のうちに幕を閉じた。そんなオートサロンに出展した宮城トヨタグループのブースでワイルドなシエンタ[…]
意外に汚れがちな車のサイドステップ部分 雨上がりやちょっとしたアウトドアなど、水や泥で濡れた靴のまま乗車すると、当然ながら車内は汚れる。特に、車のサイドステップは慢性的に汚れがちである。また、しっかり[…]
スゴい迫力…。大型ピックアップトラック「タンドラ」って何だ…? スポーツカーからSUV、キャンピングカー、軽トラックなど、ありとあらゆるジャンルのカスタマイズカーが展示される、東京オートサロンは、多く[…]
カスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」で見つけたユニークな車両 2025年1月10〜12日に、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2025。カスタマイズカーが多数展示される同イベントは、[…]
コンパクトながら高性能! 時間が大きく狂う心配なし 今回紹介するのは、NAPOLEX(ナポレックス)の車載用液晶デジタル時計(Fizz-940)。クルマを運転中に時間を知りたいときに、すぐに確認できる[…]
最新の投稿記事(全体)
RZ34 Z nismoに、抜けと音のオリジナルマフラー「RIKISAKU」を装着 Garage力(がれーじちから)は三重県で日産系のチューニングを得意とするショップで、これまでの東京オートサロンでは[…]
主力の北米市場で堅調な伸びを示すほか、欧州市場も好調 今回レクサスは、2024年の販売実績として過去最高となる85万1214台を記録したことを発表したが、この数字は前年比で103.3%の増加となる。 […]
このサイズで2リッタークラスのガソリンエンジンを10回も始動できる! 『東京オートサロン2025』に初出展した、ジャンプスターター&カーバッテリー充電器のブランド「NOCO」は、2023年以来全米でト[…]
ダウンサイジングした「コブラ」 前後にマッチョなオーバーフェンダーを携え、丸みを帯びたスタイリングが特徴的な「ACコブラ」は、英国最古のカーブランドと呼ばれるACカーズにより生産され、1960年代から[…]
スバル360初期型 【1958 スバル360増加試作型K-111】おもに航空機で使われたこの言葉を使ったのがスバルらしい。増加試作型は東京地区で50台が販売され、第1号車は松下幸之助が購入したことは有[…]
- 1
- 2