
買い物後の荷物をトランクルームに入れて運転。すると荷物が倒れて散乱…、そんな経験はないだろうか? こういった事故にも繋がりかねないトラブルを防ぐための便利なアイテムを購入したので、どのような効果があるのか実際に使ってみた感想をお伝えする。
●文:月刊自家用車編集部
運転中に買い物袋が「バサーっ」。こんな経験ありません?
車で買い物に行ってラゲッジスペースに荷物を積み、帰宅。運転中の加速やカーブで、荷室の荷物がガタンと倒れる音が聞こえる…。それからカーブの度にペットボトルや飲料の缶などがゴロゴロ転がって、運転中に気になってしまう…。
荷室から荷物が落下。
帰宅後、リアハッチを開けると荷物がゴトっと地面に落下。案の定、荷物もラゲッジルームに散らばっている…。そんな経験はないだろうか? 筆者は、とてもよくある。
買い物した荷物もバラバラに。
ブックエンド型の仕切り、『STAYHOLD MINI』
こういった、車でのお買い物の帰り道のストレスを解消するアイテムはないものかと、ネットを検索していると、ちょうどよさそうなものを発見。価格もリーズナブルなので早速1セットを購入。
トランク仕切り
これは荷室の荷物が倒れないように固定するためのもの。本棚で使うブックエンドと同じ要領で使用するアイテムだ。L字型で、大きさは高さが20cmほど。色はグレーで、素材はプラスチック製である。今回は2個セットのものを購入。
大きさ:高さ 約19cm×横幅 11.5cm×奥行 14cm ・素材:強化プラスチック
プラスチック製で軽いが、強度は充分にありまそうだ。手で折り曲げようとしても変形してしまうようなことはない。また、取っ手がついており、持ち運びも楽。使わない時はフックなどにぶら下げておくということもできる。
充分な強度を有している。
持ち運びしやすい取手付き。
マジックテープでフロアに固定。車が揺れても倒れない
見た感じはただのブックエンドという感じだが、車のラゲッジスペースでの使用を考えて工夫がしてある。裏面にはマジックテープが設置されているのだ。ラゲッジスペースはカーペット生地になっていることが多いので、これでしっかり設置できるというわけである。
使い方は簡単。荷物に差し込んで固定するだけ。今回は2個セットのものを購入したので、2箇所で固定。これで運転中に荷物が倒れてしまう心配はない。
買った荷物をしっかりと固定。
確かなホールド力、本当に荷物が倒れない!
では実際に運転をしてみる。ビニール袋には500ml、2Lのペットボトルや日用品が入っている。発進やブレーキ、カーブに段差など、一般道を少し走ってみた。普段なら倒れてしまうところだが、今回はこのアイテムのおかげで問題なし。
運転後も荷物は倒れていなかった。
運転中に荷物が倒れてしまってせっかく買ったものが台無しになってしまったり、ペットボトルが運転席側まで転がってきてしまうことも考えられる。アクセルやブレーキのペダルに何かものが挟まってしまったらとても危険だ。そんなリスクを回避するためにも、このアイテムはぜひ持っておきたい。
使わない時は隅に置いておけばスペースはとらない。邪魔にならないし、値段が高いものでもないので、買ってみても損はないはず。荷室の荷物が倒れてしまうという悩みがある人にオススメの車内便利グッズと言えるだろう。
収納は邪魔にならない。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カー用品)
車内には、活用できる部分が意外と多い カーグッズに対して、特に意識を払うことがない人でも、車内を見渡せば、何かしらのグッズが1つ2つは設置されているのではないだろうか。特に、現代では欠かすことができな[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
航続距離問題解決の切り札は「太陽光」 「Ao-Solar Extender」は、日産が開発した電動スライド式のソーラーシステム。この装備を装着することで、太陽光発電によりEVのバッテリーへの充電が可能[…]
コーティング車対応のシャンプーの人気が上昇中 クルマの年代、オーナーの世代を問わず、クルマ好きなら誰もが必ず行い、そして探求する瞬間がある「洗車」の世界。日々、最善の方法を模索しているユーザーも多いこ[…]
最新の関連記事(ニュース)
センチュリーは日本の政財界のトップや国賓の送迎を担う「ショーファーカーの頂点」 1967年の誕生以来、センチュリーは日本の政財界のトップや国賓の送迎を担う「ショーファーカーの頂点」として確固たる地位を[…]
欧州仕様車専用カラー「レーシングブルー・パール」が用意される 新型プレリュードは、2.0リッターガソリンエンジンと、ホンダ独自の軽量デュアル電動モーターオートマチックトランスミッションを組み合わせた最[…]
優勝したSTANLEY CIVIC TYPE R-GT 予選は日産フェアレディZ勢がワンツー独占 2025年SUPER GTシリーズ第7戦は、10月18日(土)-19日(日)に大分県のオートポリスで開[…]
正式受注前でも、ディーラーで購入希望を伝える意味はありそう ジムニーノマド(以下ノマド)は、2025年1月30日の発表からわずか4日間で、月間計画販売台数1200台の約41か月分にあたる約5万台もの受[…]
人気記事ランキング(全体)
車内には、活用できる部分が意外と多い カーグッズに対して、特に意識を払うことがない人でも、車内を見渡せば、何かしらのグッズが1つ2つは設置されているのではないだろうか。特に、現代では欠かすことができな[…]
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
家族のミニバンが、心地よい旅グルマへ 「フリード+ MV」は、ホンダのコンパクトミニバン「フリード+」をベースにしたキャンピング仕様。もともと使い勝手の良い車内空間をベースに、旅にも日常にもフィットす[…]
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
最新の投稿記事(全体)
役人が決めるか、市場が選ぶか。自動車業界を揺るがした「特振法」の真相 敗戦当初は復興のためにさまざまな分野で保護貿易が認められていた日本も、経済成長が進むにつれてそれが許されなくなりました。自動車に関[…]
センチュリーは日本の政財界のトップや国賓の送迎を担う「ショーファーカーの頂点」 1967年の誕生以来、センチュリーは日本の政財界のトップや国賓の送迎を担う「ショーファーカーの頂点」として確固たる地位を[…]
欧州仕様車専用カラー「レーシングブルー・パール」が用意される 新型プレリュードは、2.0リッターガソリンエンジンと、ホンダ独自の軽量デュアル電動モーターオートマチックトランスミッションを組み合わせた最[…]
優勝したSTANLEY CIVIC TYPE R-GT 予選は日産フェアレディZ勢がワンツー独占 2025年SUPER GTシリーズ第7戦は、10月18日(土)-19日(日)に大分県のオートポリスで開[…]
1957年に誕生したダットサン1000(210型)。1958年、210はオーストラリア一周ラリーに参加。19日間1万6000kmの過酷なラリーを完走、クラス優勝を果たした。 国産黎明期の「売れるクルマ[…]



























