
マツダの欧州法人マツダ・モーター・ヨーロッパは、新型マツダCX-5を初公開した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
欧州仕様車には、2.5Lガソリン・Mハイブリッドを搭載
CX-5は、2012年に導入されて以来、マツダの主力商品として世界100以上の国と地域で販売され、グローバル累計販売台数は450万台以上を記録するベストセラーモデル。発表された新型は3代目にあたり、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトとしている。
新型は、マツダのデザインテーマ「魂動-SOUL of MOTION」と「人馬一体」の走りを継承しつつ、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を進化したほか、さらに一新されたヒューマン・マシン・インターフェース、強化・拡充された通信機能やアプリケーション、進化した先進運転支援システム(ADAS) など、これからの時代に適合した利便性を備えることで、すべての乗員が安心・安全・快適にドライブを楽しめるクルマを目指している。
公開された欧州仕様の主要諸元は、全長4690mm、全幅1860mm、全高1695mm、乗車定員5名。エンジンは2.5L直噴ガソリンエンジンが設定され、欧州や日本などで設定されるマツダのマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッド」が組み合わされる。すでに発表済みの「SKYACTIV-Z」搭載モデルは、マツダ独自の新ハイブリッドシステムと組み合わせて2027年中に導入される。
導入時期に関しては、欧州では2025年末、その他の市場では2026年中の発売を予定している。
主要諸元(欧州仕様) | |
外寸(全長/全幅/全高) | 4,690mm/1,860mm/1,695mm |
エンジン | e-SKYACTIVG 2.5(M ハイブリッド付) |
変速機 | SKYACTIV-DRIVE(6EC-AT) |
サスペンション(前/後) | マクファーソンストラット式/マルチリンク式 |
乗車定員 | 5名 |
写真ギャラリー
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