
生産国であるタイで10月19日に発売されたばかりの新型パジェロ。日本での発売は12月中旬とのアナウンスもあって期待値は高まるばかりだ。既に財布のひもに手がかかっているファンも多いと思うが、その前に! 新型パジェロならではの魅力を同じ骨格のトライトンとの比較で再確認しておこう。
※記事内のロケ写真はワールドプレミア時の海外仕様ならびにプロトタイプ車両
●文:月刊自家用車編集部(冨山)
同じ骨格でも真逆の存在!?
新型パジェロは、ピックアップトラックのトライトンからラダーフレームやスーパーセレクト4WD-Ⅱなどの基本メカニズムを受け継ぎ、生産も同じタイの工場となる。
快適でプレミアムな乗用車の新型パジェロ、とことん使えるタフなツールのトライトン。基本メカニズムが同じで本格的な悪路性能という共通項を持つもの同士の比較から「新型パジェロならではの個性」が浮かび上がる。
2439cc直列4気筒ディーゼルターボ
ラダーフレーム
MITSUBISHI 新型パジェロ
MITSUBISHI トライトン
【新型パジェロの武器その1】プレミアムなエクステリア
デザインはともに力強さをアピールするが、パジェロは都会的な洗練さをまとい、無骨な道具というよりもプレミアムでタフな紳士といった印象だ。
全長5360㎜のトライトンは荷台を持つピックアップトラックで、ホイールベースは3130㎜と長め。対する新型パジェロは全長4920㎜、ホイールベース2870㎜だ。
荷物の積載に特化したトライトン、3列シートSUVとして乗員居住性と取り回しを重視したパジェロという違いが外見からも見てとれる。デザインはともに力強さをアピールするが、パジェロは都会的な洗練さをまとい、無骨な道具というよりもプレミアムでタフな紳士といった印象だ。
全長5360㎜のトライトンは荷台を持つピックアップトラックで、ホイールベースは3130㎜と長め。対する新型パジェロは全長4920㎜、ホイールベース2870㎜だ。
荷物の積載に特化したトライトン、3列シートSUVとして乗員居住性と取り回しを重視したパジェロという違いが外見からも見てとれる。
フロントビュー
リヤビュー
ルーバーグリル
ハニカムグリル
【新型パジェロの武器その2】7人乗り3列シートのキャビン
日本仕様ではダブルキャブのみのトライトンの室内は、トラックらしからぬ快適性が自慢。新型パジェロはフルキャビンに3列シートを備え、2列目には150㎜のロングスライドとタンブル機構を備える。快適性や3列目の乗降性、多彩なシートアレンジなど、すべてが上級SUVの仕立てとなっている。
前後ドアにも遮音ガラスを採用して追求した静粛性もトライトンには求められないポイント。ヤマハと共同開発した専用オーディオ「ダイナミックサウンドヤマハアルティメット」の極上サウンドを静かな車内で味わえるのも、トライトンにはない悦びだ。
コックピット
1列目シート
2列目シート
3列目シート
荷室(定員乗車時)
荷室(3列目床下格納&2列目タンブル時)
【新型パジェロの武器その3】先進装備を満載
トライトンも9インチナビや運転席パワーシート、左右独立式オートエアコンなどを備えているが、新型パジェロは3ゾーン式エアコンやヤマハ製プレミアムオーディオ、14.3インチディスプレイオーディオなど、ひとクラス上の豪華な装備にアップグレードされている。
デジタルコックピット(14.3インチディスプレイ×2)
センターディスプレイ
3ゾーン独立温度コントロール式エアコン/後席用操作パネル
【新型パジェロの武器その4】8速ギヤボックス
新型パジェロもトライトンも同じ2439ccの直列4気筒ディーゼルターボを搭載するが、トライトンは6速AT、新型パジェロは新開発のスポーツモード付8速AT。ギヤの多段化の結果、スムーズな走行特性が得られるのは間違いないだろう。力強い加速や粘り、快適性、燃費などにも貢献するはずだ。
シフトセレクター/モードセレクター(7モード)
オンロードの快適性を追求
デモンストレーション(急坂登坂セクション/傾斜角45度)
【新型パジェロの武器その5】リヤ5リンクサス&ベンチレーテッドディスク
過酷なオフロード走行に耐えるラダーフレームの基本構成はトライトン譲りだが、ホイールベースは延長され、補強や高張力鋼板の適用範囲拡大などによって、剛性チューニングも施されている。
サスペンションは、フロントのハイマウントダブルウイッシュボーンの形式は同じだが、リヤはトラックらしいリーフリジッド式からしなやかで路面追従性に優れる新開発の5リンク式に変更。走破性と快適性を高度に両立させている。
新開発5リンク式リジッドサスペンション/リヤ
デモンストレーション(キャンバーセクション)
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