
「暇だよー!」。家族でのドライブ中、後部座席で退屈した子供が騒ぎ出すことが今まで度々あった…。そんな中、ドン・キホーテで見つけたPBカー用品。ミラーリング機能でスマホの映像を大きなモニターで映し出せる大型車載モニターを発見! ドライブ中の子供の退屈しのぎにと購入。今回は、実際に使って感じたリアルな使用感をお届けする。
●写真/文:月刊自家用車編集部
ドンキで以前から気になっていた大型モニターを発見
筆者には小学低学年の子供がいる。休日のドライブや習い事の送り迎え、ちょっとした買い物など、車は日常的に、家族のために使用することが多い。小旅行や帰省など、ファミリーで中~長距離を出かけることもままある。
しかし、子供にとって移動中の車内は退屈なもの。後部座席からは「まだ着かないの?」「暇だよー!」などの声が聞こえることもしばしば。子供が退屈して騒ぎ出し、運転になかなか集中できないということも…。おもちゃを持たせたり、お菓子を用意したりしても、効果は一時的。結局、長距離移動になると飽きてしまい、車内は再び大騒ぎになってしまったり…。
「何かいい方法はないものか…」。そんな思いで立ち寄ったのが、激安の殿堂、ドン・キホーテだ。
実は、お買い得なPBカー用品を多数ラインナップするドン・キホーテ。
知らない人はいないディスカウントショップの超王道。このドン・キホーテは、実はカーグッズの品揃えもかなり優秀。最近はプライベートブランド(PB)のカーグッズも多く出ており、以前から気になっていたというのも事実だ。そんな折、カー用品コーナーを色々と物色していると、プライベートブランドの大型リアモニターが目に入った。
伸縮アーム付き車載リアモニター14inch[ドン・キホーテ]
個人的に、リアモニターというと高価なイメージがあるし、正直なところ最初は半信半疑。購入前は少し迷ったが、それでも、ドライブで子供を長時間退屈させてしまうのは忍びないし、試してみる価値はあるはず。きっと子供も喜んでくれる、そんな期待を込めて思い切って導入してみた。
主なスペックは以下の通り。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | 14インチ リアモニター AN-M030 |
| 画面サイズ | 14インチ |
| 解像度 | 1366×768(HD) |
| 接続方式 | HDMI入力対応 |
| 電源 | DC12V(シガーソケット) |
| 取付方法 | ヘッドレスト固定式 |
| スピーカー | 内蔵 |
| 特徴 | 大画面・簡単取付・後席向けモニター |
| 主な用途 | YouTube、Netflix、DVD、ゲーム機などの視聴 |
パッケージの裏面。
必要なものがすべて同梱されている、充実の商品内容
一通りパッケージをチェックしたところで、いよいよ開封。箱を開けると、モニター本体のほかに、取り付けに必要なアームや金具など、パーツが一式揃っている。このモニターセットは、ヘッドレストに装着して使用するようになっている。セット内容は以下の通り。
- 14インチモニター本体
- ヘッドレスト取付ブラケット
- 伸縮アーム
- 車載用電源ケーブル(シガーソケット)
- ACアダプター
- リモコン
- ヘッドレストスペーサー
- 接続ガイド・取扱説明書
パッケージを開封し、本体と付属品を取り出した状態。
車用のアイテムだが、自宅のコンセントに接続することでも使えるようだ。車載専用品というより「持ち運べる大画面モニター」に近い印象。車内で使わなくなったら、室内やキャンプなどで使っても良いかもしれない。
一般的なタブレットよりも大きい14インチサイズ
最初は保護シートが貼ってあったので、ペリペリと剥がしていく。
価格は 28,599円(税込31,458円)。同クラスの有名メーカー製リアモニターにはもっと高い商品がたくさんあるので、14インチという大画面と機能を考えると十分に魅力的な価格設定だと感じた。ただ、実際に設置して使用してみないことには判断はできない。
「後部座席で動画を楽しむ」という目的において果たしてこの、ドン・キホーテのPBモニターはしっかりと機能するのか? マイカーに装着した上で、判断していこう。
驚くほど簡単だった取り付け作業
実際に、愛車に取り付ける作業を行ったのだが、その中で感じたのは「想像していたよりも、作業はかなり簡単だった」ということ。ヘッドレストに固定し、最低限の配線を接続するだけ。難しい加工などは必要ないので、カー用品の取り付けに慣れていない自分でもスムーズに作業を終えることができた。モニター取り付けというともっと大変かと思っていたが、作業時間もそれほどかからず、拍子抜けしてしまうほど。
モニター背面。
このモニターは、単なる外部モニターではない。ワイヤレス接続に対応しているので、車内を配線だらけにしなくて済むのも嬉しいポイントだ。見た目もスッキリしているし、子供が配線を引っ掛けてしまうということもなさそうだ。
付属のブラケットをヘッドレストに固定し、モニターを装着するだけなので、特別な工具や専門知識は不要だ。また、伸縮アームによって画面位置を調整できるため、後部座席から見やすい角度にセットしやすいのもポイント。
無事、接続完了。
取り付けに際しては、基本的には助手席側への装着が推奨される。運転席側のヘッドレストに設置すると、後方視界がさえぎられるリスクもあるのでオススメできない。
ワイヤレスでイージーにミラーリング接続
このモニターはAirPlayやミラーリング機能に対応しており、スマートフォンの画面をワイヤレスで表示できる。やり方はとても簡単で、iPhoneの場合なら、リモコンまたは本体ボタンで「AirPlay」を選択し、WIFI-M030-xxxxに接続。コントロールセンターから画面ミラーリングを選択すればOK。このあたりは説明書を読まなくても、感覚的にすぐに操作することができた。
スマホとのミラーリング接続もとても簡単。
ミラーリングが完了したら、あとは好きなコンテンツを楽しめる。付属のリモコンから、音量調整、入力切替、メニュー操作、再生・停止なども操作可能。運転席からでも操作しやすいし、後席の子供に操作を任せられるのも便利なポイントだ。
Netflix、Amazonプライムの視聴はご注意を
ここで注意点。
YouTubeのミラーリングは問題なく行えたが、NetflixとAmazon Prime Videoは、画面が真っ暗になったりと、うまく表示されれなかった。これは故障ではなく、映像がコピーされないようにHDCPという保護機能を要求しているからだそうだ。これら動画配信サービスは著作権保護(HDCP)の影響で再生できない場合があるらしいので、その点は事前に理解しておきたい。
NetflixとAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスを利用する場合は、Fire TV StickなどHDMI接続のストリーミング端末を別途用意することで対応可能なので、その点はご安心を。
こだわりの液晶は、後席モニターとして理にかなっていた
このモニターでまず感じたのが、液晶の見やすさ。
14インチという大画面はもちろんだが、採用されているのはIPS液晶パネル。これは一般的な液晶と比べて視野角が広いのが特徴とのこと。斜めから見ても、色味や明るさの変化が少ないの印象を受ける。
実際、後部座席では常に真正面から画面を見るわけではない。左右に並んで座ったり、チャイルドシートに座ったりと、視聴位置はどうしてもバラバラになる。そんな環境でも映像が見やすいのは大きなメリットだ。
視野角が広いIPS液晶パネル採用だから、後席の乗員どちらも映像を楽しめる。
さらに液晶表面には非光沢(アンチグレア)仕様になっている。昼間のドライブでは窓からの光が入り込むことも多いが、画面への映り込みが抑えられており、映像に集中しやすい。子供がアニメや映画を見る用途なら、不満を感じることはほとんどないだろう。
子供の反応は予想以上! 大画面だから、子供の目にもやさしい
それではいよいよ実戦投入。子供の実際のリアクションがとても気になるところ。
まず、後部座席にモニターが車に付いたことに興奮。「すごい、映画館みたい!」と、大きな画面に大喜び。映像を流せば、後部座席の子供の表情が一気に明るくなる。YouTubeの動画もこれまで以上に楽しんでいる様子。これまでなら移動中に何度も聞かれていた「あと何分?」という質問もほとんどなくりそうだ。
子供への効果はてきめん。移動中も夢中で楽しんでくれる。
親としても運転に集中できるし、車内の雰囲気も穏やかになる。子供だけでなく、大人にとっても快適性が大きく向上したと感じた。
このモニターを使って感じたメリットは他にも。
これまではスマートフォンでYouTubeを見ることが多かったが、スマホの画面はどうしても小さい。映像をしっかり見ようとして画面に顔を近づけたり、長時間凝視したりしがちだ。その点、このモニターは14インチの大画面。
同じ動画でも文字やキャラクターが大きく表示されるため、無理に目を凝らす必要がない。後部座席から適度な距離を保ったまま視聴できるので、子供にとっても見やすい環境を作りやすい。
また、YouTubeやNetflixなど普段スマホで見ているコンテンツをそのまま大画面で楽しめるのも魅力。「このモニターを使えば目が疲れない」というわけではないかもしれないが、小さなスマホ画面を長時間見続けるよりは、ゆったりとした姿勢で映像を楽しめるため、親としても安心感がある。
長距離ドライブでも、退屈せずに過ごしてくれそう。
長距離ドライブが多い家庭にとっては、快適性だけでなく、視聴環境の改善という意味でも大きなメリットを感じた。「子供とのドライブを快適にしたい」という自分の目的に対しては十分な性能と言える。もし筆者と同じように、車内で子供が騒いで困っている方なら、一度チェックしてみる価値はあると思う。
少なくとも我が家では、このリアモニターのおかげでドライブのストレスが大幅に減ったのは間違いない。
ドン・キホーテは、現在はECサイトの展開を行っていない。今回紹介した商品を含め、プライベートブランドのカー用品を入手する場合は、店舗に足を運ぶのが基本となる。あの、独特の店内で、掘り出し物を探し出すようにお買い物を楽しみながら、お気に入りの一品をゲットしてみてほしい。
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