[タウンエースキャンパー] 余計なモノはいらない。必要にして十分なコンパクト仕様〈コレなら欲しいキャンピングカー〉

●文:月刊自家用車編集部

トヨタ タウンエースベースのキャンパー

F-BOX Square(パパビルド)

ベースとなる車両はトヨタ タウンエース。荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、ハイエースより小ぶりなため、運転しやすく駐車スペースで悩むことも少ない。

そんなタウンエースをベースに、必要十分なコンパクト空間「F-BOX Square」を作り出したのは、受注生産で新車キャンピングカーを販売しているパパギルド(大阪府)だ。

車内空間

車内はコンパクトながら非常に使いやすいデザインとなっている。2列目シートを後ろ向きにし後部ベンチシートと合わせると、L字型くつろぎ空間のでき上がり。もちろんフルフラットにもできる仕様なので、車中泊も快適だ。

後ろ向きにした2列目シート(写真左)と後部ベンチシート(写真右)でL字型空間を構成。

フルフラットにするとダブルベッドサイズに。

車内装備

後部ベンチシートの向かいには、収納棚とシンクを備えたテーブルを配している。ちょっとした食事や作業であれば、このスペースで十分だろう。

上部には電子レンジ/クーラー/テレビをまとめて設置。テーブル側面にはソケットやスイッチなどの電気系統がまとまっている。

シンクとテーブルは必要にして十分なコンパクトさ。

電子レンジ/クーラー/テレビも上部にすっきりまとまって配置されている。

キッチン側面に電気系統を集約。

※掲載写真は2023年7月時点のものであり、現在販売されているモデルとは一部内容が異なる場合があります。