
●文/写真:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
ベース車のタウンエースは、軽キャンより広く、ハイエースより軽快
2026年のオートサロンでも、バンボディの車両をベースにしたバンコンバージョンのキャンピングカーが多数出品されていたが、なかでも強く印象に残ったのが、タウンエースや日産NV200など小型の商用バンをベースにしたモデル。
これらを手掛けたビルダーに話を聞くと、軽キャンパーよりも余裕のある動力性能や、程よくコンパクトなサイズで取り回しがいいことで、注目を集めているそうだ。
ここで紹介するキャンパーは、タウンエースにカスタマイズを加えることで、アーリーアメリカンな雰囲気をプラスした1台。エクステリアは「ブロー」、インテリアは「クラフトプラス」と、ふたつのビルダーが得意とするカスタム技術がコラボされたモデルになる。
いにしえの米車モチーフで、「50sアメリカン」に変貌
目を惹くエクステリアは、ブローのボディキット「ジャックライダー」でカスタマイズされており、そのモチーフはフォードが1950年代にリリースしたトラック「F100」(通称パンプキン)とのこと。可愛らしい顔つきや、特徴的なツインウインドウのリヤゲートメイクなど、いにしえのアメ車の雰囲気を上手に融合させているのが印象的。
ウッドパネルとレザーが織りなすタウンエースの「特別席」
ウッド仕様のインテリアは、クラフトプラスのベッドキットやシートなどで構成。どこか懐かしく温かい落ち着いた雰囲気が漂う贅沢な空間に仕上げている。熟練の木工職人が手作業で仕上げたというキャビンは、それだけでも“特別”なモデルであることが伝わってくるほどだ。
アメリカのログハウスを彷彿させるウッディな雰囲気のインテリア。ベッドキットやシートなど内装パーツは、すべてクラフトプラスがリリースするオリジナルアイテム。
クォーターウインドウはウッドパネルでカバーし、壁掛けラックやテーブルをセットする。
セカンドシートはフロント向き/リヤ向きにアレンジ可能。写真のようにリヤ向きにすればラゲッジルームのベッドとの組み合わせで、リビングルームのようなくつろぎのスペースにすることも可能だ。
フロントシートもセカンドシートと同色のブラウン/ベージュツートーンのレザーシートカバーでドレスアップ。
センターコンソールやインパネ両側のドリンクホルダーのウッドで製作。使い勝手を向上させるとともにゆったりロハスな雰囲気も演出している。
こちらはブローのボディキット「ビッグママライダー」でカスタマイされたタウンエース。フォードF−100の先代にあたるトラック「F1」がモチーフで、さらに懐かしく、ゆったりした雰囲気のフェイスになっている。
ラゲッジルームにはブローオリジナルのシンクも施工。’40~’50年代のアメリカの家電を思い起こさせる懐かしいデザインのシンクは、ブローが得意とする樹脂成形技術が駆使されている。
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