
悪路走破性に優れた4WDシステムを搭載しながら、乗り心地や室内の快適性も確保されていることで、ミニバンの中でも人気が非常に高いミツビシのデリカD:5は、キャンピングカーのベースにするには最適。この記事ではミツビシのデリカD:5がベースのキャンピングカーを紹介しよう。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はミツビシのデリカD:5
ベースとなる車両は、三菱(ミツビシ)のデリカD:5。悪路走破性に優れた4WDシステムを搭載しながら、乗り心地や室内の快適性も確保されていることで、ミニバンの中でも人気が非常に高い。
デリカD:5は、多彩なシートアレンジが可能で、最大7人乗車や多目的な荷物スペースの確保ができるため、ファミリーやアウトドアレジャーに最適。キャンピングカーとしてベースにするにはもってこいのモデルだと言えるだろう。
三菱のデリカD:5。
乗用車とキャンピングカーの2台持ちが難しい方は、商用車ベースのキャンピングカーよりも、乗用車をベースにしたものの方が、普段利用しやすいのでおすすめだ。
オフロードにも対応できるミニバンとして、唯一無二の存在であるデリカD:5は、三菱伝統の4WDシステムや堅牢なボディ構造が採用されており、アウトドア派のユーザーを中心に人気の車。
内装まわりの質感向上や専用ナビゲーション(10.1型モニター)を採用。車内各部に徹底した静音対策が施されるなど、走行時の乗員快適性が高い。また、レーダークルーズコントロールや後側方車両検知警報システムを含む「e-Assist」など、ドライバーの負担を軽減する機能が盛り込まれている。
フルフラットへの切り替えも簡単!
車内は非常にシンプル。ライトグリーンとグレーのシートがオシャレな雰囲気を作り出している。フルフラットモードにしなくても横になるくらいは出てきてしまうで、ダイネットモードのままでもキャンプが捗りそうで完璧だ。
ライトグリーンとグレーのシートがオシャレ。
荷室はテーブル部分以外はフラットに近い状態となっていたが、一瞬でフルフラットへのレイアウト変更が可能となっている。また、セカンドシートは乗用のまま片側に就寝スペースを確保することも可能なので、目的に合わせたシートアレンジを楽しむことができる。
キャンピングカーとして外せないエアコンはもちろん完備。熱帯夜でも涼しさが包み込むので快適な空間を作り出すことが可能。また、折り畳み可能なテーブルは出し入れも簡単。サッと配置して、テーブルの利用が終わればすぐに仕舞うことができる。
シートの下には荷物の収納が可能なスペースがあり、この空間ならば釣り竿などの長物まで格納できそうだ。収納スペースがたくさんあって困ることは無いですからね。
シート下の収納スペース。
商用車ベースの軽キャンパーが多いなか、一般乗用車としてミニバンをベースすると、キャンプだけでなく日々の街乗りだって問題なし。今回紹介したデリカD:5は、もはや最強クラスのミニバンになるのではないだろうか。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
車内には、活用できる部分が意外と多い カーグッズに対して、特に意識を払うことがない人でも、車内を見渡せば、何かしらのグッズが1つ2つは設置されているのではないだろうか。特に、現代では欠かすことができな[…]
ホイールベース拡大を感じさせない、巧みなパッケージ設計が光る 2012年に登場した初代CX-5は、魂動デザインとSKYACTIV技術を全面採用した、マツダ社内では6世代商品と呼ばれているシリーズの第一[…]
ホンダの電動スポーツは「プレリュード」だけじゃない Super-ONE Prototypeは、「e: Dash BOOSTER」をグランドコンセプトに、日常の移動を刺激的で高揚感あふれる体験へと進化さ[…]
カッコよくなっても、実用面の堅実さはしっかりと継承 低く伸びやかなボンネットから続くボディラインは、フロントウインドウからルーフ、リヤエンドまで優雅な曲線を描く。これは、生活に溶け込んだクルマという従[…]
●SUVの「死角」を減らす注目アイテム 人気のSUVだが、その車高の高さやボディサイズがもたらす「死角」は、ドライバーにとって常に付きまとう課題だ。カローラクロスも例外ではなく、運転席から遠い左前輪付[…]
最新の投稿記事(全体)
無骨さが釣り人の心に刺さる! 実用性と快適性を兼備する釣り用キャンピングカー 釣り車ともいうべき車中泊仕様のデモカーをリリースするのは大阪府堺市に本社を構え、大阪、名古屋、埼玉に店舗を展開するユーアイ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
基本を無視すれば、無用のトラブルを引き起こすことも… 整備作業においてボルトやナットの脱着は避けて通れない基本中の基本の作業。それだけに、ソケットレンチやメガネレンチの使用頻度は必然的に高まる。が、ボ[…]
●先進のプラグインハイブリッドシステムを採用 「SEALION 6」の最大の特徴は、BYDが独自に開発した高効率プラグインハイブリッドシステム「DM-i(デュアル・モード・インテリジェンス)」を搭載し[…]
●SUVの「死角」を減らす注目アイテム 人気のSUVだが、その車高の高さやボディサイズがもたらす「死角」は、ドライバーにとって常に付きまとう課題だ。カローラクロスも例外ではなく、運転席から遠い左前輪付[…]






















  