ついに発売! ホンダ「アコード」のディーラー反響はいかに
●文:[クリエイターチャンネル] Peacock Blue K.K.
ホンダの11代目新型「アコード」が市場に登場して以来、その反響は非常に大きいものとなりました。
2024年3月8日に発売されたこのモデルは、グランドコンセプトを「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」としており、初代のコンセプトを踏襲しつつホンダの最新の安全技術や先進装備を搭載しているのが特徴です。
1976年に初代モデルが登場して以来、アコードはホンダのフラッグシップセダンとしてその地位を確立してきましたが、今回の新型はさらに一歩先を行く革新を目指していると言えるでしょう。
多くの期待を一身に集める新型アコードですが、その反響はいかがなものでしょうか。
ディーラーによると、この新モデルは若年層から中年層まで幅広い顧客層に支持されているとのこと。
人気の理由として、「ホンダセンシング」がすべて搭載されているという点が挙げられます。
ホンダセンシングとは、ホンダの安全運転支援システムのことで、さまざまなセンサーとカメラを使って周囲の環境を認識し、ドライバーに警告を与えたり、場合によっては自動で車両を制御したりする安全機能です。
この安全機能がすべて搭載されており、安心して乗ることができるという理由から、多くの人に選ばれているそうです。
また、現時点で新型アコードの注文は非常に多く、特に白色のモデルには多くの予約が入っているとのことなので、その人気は今後も続くことが予想されます。
新型アコードのグレードは1台のみの展開で、人気のオプションは「フロアマット」「コーティング」「ドライブレコーダー」とのこと。
このモデルはナビやETCが元から搭載されており、追加でつける人はあまりいないため、担当者はドアバイザーとフロアマットを推奨オプションとしています。
これらのオプションをつけた際の値引き額については要相談で、今回の取材のなかで具体的な金額の提示はなかったものの、一般的には5万円程度なら値引きしてもらえるケースがあるようです。
また、納期の目安は書類を提出してから3週間ほど。
取材段階のタイミングでは、「イグナイトレッド・メタリック」と「クリスタルブラック・パール」各1台は即納車可能とのこと。
そして「クリスタルブラック・パール」1台は4月20日に入る予定のため、即納車と言える状態とのことでした。
またこれを過ぎると8月20日に「クリスタルブラック・パール」が2台、11月20日に「プラチナ・ホワイト・パール」が2台入る予定との情報だったため、購入を考えている場合は納車のタイミングも考慮する必要がありそうです。
ちなみに新型アコードは全長を75mm、リアトレッドを10mm延長しており、従来モデルよりロー&ワイドなフォルムが実現されています。
さらに、インストルメントパネルは水平基調に設計されているため、視覚的ノイズを減らすことで運転に集中しやすくなっているのがポイントです。
デザイン面では、エクステリアが力強いノーズと流麗なシルエットを特徴としており、フルLEDの薄型フロントヘッドライトと横一文字型のリアコンビネーションランプが、そのワイドな印象を一層強調させています。
インテリアに目を向けると、ブラックを基調とした高級感のある仕上がりになっているのが分かります。
また、マルチカラーのLEDアンビエントランプが標準装備されており、全7色から自分好みの色を選べるのも魅力。
動力面では、2.0Lの直噴アトキンソンサイクルエンジンと新開発の高出力モーターを組み合わせた2モーター内蔵電気式CVTが採用され、優れた静粛性とともに最大トルクの向上が図られました。
ドライブモードはECON/COMFORT/NORMAL/SPORT、そして自分でカスタマイズ可能なINDIVIDUALモードが設定可能で、さまざまな運転シーンに応じて最適なドライビングが楽しめるでしょう。
インターフェースに関しては、12.3インチのHonda CONNECTディスプレー/10.2インチのデジタルグラフィックメーター/11.5インチのヘッドアップディスプレーが採用されており、視認性と操作性がアップしています。
そのほか、Googleアシスタント/Googleマップ/Google Playが車内で利用できるようになったため、ドライブ中でも日常と変わらない便利な生活が送れるようになりました。
このように、ホンダの新型アコードは、先進技術と高い安全性を兼ね備えたモデルとして、幅広い年齢層から注目を集めています。
2024年3月8日に発売されてから今なお多くの予約が入っており、その人気は今後も継続すると考えられます。
ディーラー反響もいいことから、ホンダがこのセダンに込めた革新的な取り組みが、多くのドライバーに新たな運転体験を提供していることは間違いないと言えるでしょう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ)
TV-CMでも大好評のいかつさアップの定番パーツが1位を獲得 (第1位)アクティブフェイスパッケージ 最も注目を浴びたのは、TVCMなどにも登場した「アクティブフェイスパッケージ」。フロントグリルとL[…]
1:トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起[…]
独自のシェブロン(鋸刃)形状が、走りの質向上に大きく貢献 今年9月にマイナーチェンジを行ったシビックに対応するテールゲートスポイラー(ウイングタイプ)は、発表以来、多くのユーザーから事前注文を集めるな[…]
圧倒的な高性能ぶりでライバルを圧倒したN360だが、当時の世評は世知辛くて…… 1967年春にホンダが発売した軽自動車のN360は、レースでの活躍ですでに世界に名を轟かせていた同社の2輪車用をベースと[…]
バラードスポーツCR-X(1983年~) MM(マンマキシマム・メカミニマム)思想から生まれた軽量FF2+2スポーツ。スライドレールなしに大きな開口部を誇った電動アウタースライドサンルーフや、低ボンネ[…]
最新の関連記事(アコード)
アコード:モデル概要 アコードはホンダのフラッグシップセダンとして登場したモデルだ。11代目となる本モデルは、2Lのe:HEVを搭載し、「ホンダセンシング360」や「Googleビルトイン」を採用。新[…]
アコード純正アクセサリー 人気ランキング 順位人気アクセサリーアイテム名価格(消費税10%抜き)1ロアースカート(フロント用)58,300円~(53,000円~)2ロアースカート(サイド用)66,00[…]
2つのスタイリングを提案するアクセサリー 新型アコードの純正アクセサリーは、「Dignified Athlete(ディグニファイドアスリート)」をコンセプトに、アコードにさらなる風格を与え、高級感やス[…]
2Lのe:HEVもアップデートでパワーアップ もともとはミドルセダンとして誕生したモデルだが、代を重ねるごとに北米市場での人気が高まり、ボディ寸法もサイズアップし、それに伴い車格も向上してきた。現在、[…]
先進技術を結集したフラッグシップセダン アコードは1976年に初代が誕生し、時代に先駆ける技術や価値を取り入れながら社会と共に進化し、グローバルモデルへと成長してきた。11代目となる新型アコードは、「[…]
人気記事ランキング(全体)
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車。キャンピングカーイベントではベース[…]
アルファードがベースのキャンピングカー(グランドモーター) ベースとなる車両は広々とした高級感あふれるミニバン・アルファード。キャンピングカーとしてだけでなく、世間でよく見かける超人気車種だ。サイズが[…]
ベース車両は遊びの王様トヨタ・ハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の[…]
ETC利用率は90%を超え、広く普及 ETCとは、エレクトロニック・トール・コレクション・システムの略称となり、日本語では電子料金収受システムとなる。高速道路や有料道路の料金所などに設置され、ノンスト[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
最新の投稿記事(全体)
TV-CMでも大好評のいかつさアップの定番パーツが1位を獲得 (第1位)アクティブフェイスパッケージ 最も注目を浴びたのは、TVCMなどにも登場した「アクティブフェイスパッケージ」。フロントグリルとL[…]
オーテックオーナーが一同に会する名物イベント 11月16日(土曜)に開催された「AOG(AUTECH OWNERS GROUP)湘南里帰りミーティング2024」は、2004年にメーカー主催によるオーナ[…]
タイヤに被せるだけの簡単取り付け 降雪地帯やアウトドアレジャー好きの方であれば、スタッドレスタイヤは当然用意するもの。しかし「稀に雪に見舞われる」程度の地域であれば、場所をとり、交換の手間がある上に”[…]
原材料価格の高騰を理由とした価格改定も実施 ダイハツ工業は、「タフト」の安全性能を向上させるなど、一部仕様変更を実施。11月21日より発売する。 なお、今回の一部改良で原材料価格の高騰を理由とした、メ[…]
水素エンジンとトヨタハイブリッドシステムの融合で、ガチで滑らかな走りを披露! 現在スーパー耐久の場を活用して水素エンジンの開発が行なわれているが、開発の現場はサーキットだけではなく、並行して実用化に向[…]
- 1
- 2