
ホンダの軽自動車「N-BOX」が、2025年度上半期(4月~9月)の販売台数で9万7958台を記録し、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得した。この実績は、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)および全軽自協の調査に基づくもので、改めてN-BOXが日本のユーザーに広く支持されていることを証明した格好になる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
軽四輪順位は、10年連続の第1位を達成
N-BOXシリーズは、2011年12月の初代発売以来、累計販売台数は順調に増加し、2023年12月には250万台を達成。さらに、直近の年度実績でも、軽四輪車順位では2015年度から10年連続の第1位(2015年度~2024年度)、四輪総合順位でも2021年度から4年連続の第1位(2021年度~2024年度)を獲得している。2025年4月~9月の上半期においても、軽四輪車・四輪総合ともに第1位を堅持するなど、その強さを不動のものとしている。
2023年10月に発売された3代目N-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間と存在感のあるデザインに加え、全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。
ほかにも力強さと優れた燃費性能を両立したパワートレーン、高い操縦安定性や上質な乗り心地も高く評価され、幅広い層の顧客に愛用されている。
2024年9月には、SUVライクなテイストをプラスしたN-BOX JOYを発売。直近では2025年4月に一部改良を実施している。
N-BOXシリーズ年度販売台数推移(自販連および全軽自協調べ)
販売台数 | 軽四輪車順位 | 四輪総合順位 | |
2011年度 | 47,329台 | 10位 | 24位 |
2012年度 | 236,287台 | 1位 | 3位 |
2013年度 | 225,900台 | 1位 | 3位 |
2014年度 | 188,922台 | 2位 | 3位 |
2015年度 | 172,614台 | 1位 | 2位 |
2016年度 | 192,368台 | 1位 | 2位 |
2017年度 | 223,449台 | 1位 | 1位 |
2018年度 | 239,706台 | 1位 | 1位 |
2019年度 | 247,707台 | 1位 | 1位 |
2020年度 | 197,900台 | 1位 | 2位 |
2021年度 | 191,534台 | 1位 | 1位 |
2022年度 | 204,734台 | 1位 | 1位 |
2023年度 | 218,478台 | 1位 | 1位 |
2024年度 | 210,768台 | 1位 | 1位 |
2025年(4-9月) | 97,958台 | 1位 | 1位 |
累計 | 2,895,654台 |
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