
フォレスター
価格:404万8000〜459万8000円
●文:月刊自家用車編集部
モデル人気を背景とした、強気な売り方を展開中。車両本体の値引きは10万円程度が大半
2025年4月にフルモデルチェンジした現行フォレスターは、最新モデルということもあって、売り方は強気。値引きも渋い状況が続いている。
もともとスバルは「車両本体価格からの値引きを抑えたい」という意識が強く、編集部に寄せられる報告例でも車両本体の値引きは「10万円程度」が大半。商談を進めるうちに、ディーラーオプション(付属品)の割引分がプラスされていく。
人気が高いストロングハイブリッドのS:HEV車でも、ターボ車でも値引きの傾向は同じで、車両本体+付属品での合計値引きで15万円前後に達したら合格ライン。頑張って20万円超えたらかなり良い条件だ。
競合させるモデルは、トヨタ・ハリアーとRAV4が鉄板の相手。必ずどちらかは見積もりを取って当て馬にしたい。県境が近い地域に住んでいるならば、スバル同士の競合も有効なので、隣県の別系列スバル店との競合に持ち込みたい。
納期はグレードによって幅があるが、S:HEVは9~10か月待ちと長め。ターボなら4~5か月待ちが目安。
車両本体目標値引き額:13万円
納期の目安:4~10か月
リセール予想:B
オススメのグレードは、プレミアムS:HEV EX
新型フォレスターで最もおすすめできるのは、ストロングハイブリッドのS:HEVで、特に最上級グレードのプレミアムS:HEV EXのコスパの良さが際立っている。
センターコンソールに11.6インチの縦型ディスプレイ(ナビ機能付き)が配置されるなど、車載IT機能が大幅進化したことも現行型のセールスポイント。
ターボモデルのスポーツEXとの価格差は約40万円だが、装備の差などを含めると実質的な差は30万円強。S:HEVの重厚な走りと大幅に向上した燃費(WLTCモード燃費18.8km/L)のアドバンテージを考えると、S:HEVの方が恩恵が多い。
従来のe-BOXERからスプリット式のストロングハイブリッドに変更されたS:HEVは、車両重量が増えたことで接地感が向上し、落ち着いたステアリングフィールと重厚な乗り心地を実現。低速から中速までEV走行でカバーする範囲が広く、高い静粛性も魅力。パワフルさも申し分なく、動力性能に余裕がある点も、多くのユーザーがS:HEVを選ぶ理由となっている。
強力なモーターと2.5L水平対向エンジンを組み合わせたストロングハイブリッドのS:HEVは、スバルの最新パワートレーンのひとつ。パワフルさも申し分なく、高い静粛性も同時に手に入れている。
スバル独自のシンメトリカルAWDの恩恵も明らか。荒れた路面でもタイヤの空転を抑え駆動力を最適に制御するX-MODEが備わるため、高い走破性を実感できる。フルインナーフレーム構造への進化や4WD制御の改良も相まって、きつい坂道もグイグイ登る頼もしい存在だ。
グレード名の後ろに「EX」が付くEXモデルは、渋滞時ハンズオフ走行など高性能な機能が搭載されるアイサイトXに対応しており、ロングドライブの安全と快適性が格段に高まる。高速道路での安定感や乗り心地を重視するユーザーには最適な選択。価格は10万円以上高くなるが、選んで損はない。
走行性能や上質感、燃費が高いレベルでバランスが取れているプレミアムS:HEV EXは、価格も一番高価だが、フォレスターの真価を最も体感できるベストな選択だ。
| ●フォレスター グレードバリエーション&価格【2025年7月モデル】 | ||
| パワートレーン | グレード【トランスミッション】 | 価格【駆動方式】 |
| 1795cc水平対向4気筒DOHCターボ 177PS/30.6kg-m | SPORT【CVT】 | 404万8000円【4WD】 |
| SPORT Black Selection【CVT】 | 415万8000円【4WD】 | |
| SPORT EX【CVT】 | 419万1000円【4WD】 | |
| SPORT EX Black Selection【CVT】 | 430万1000円【4WD】 | |
| 2498cc水平対向4気筒DOHC 160PS/21.3kg-m + 駆動モーター 88kW/270Nm | X-BREAK S:HEV【CVT】 | 420万2000円【4WD】 |
| X-BREAK S:HEV EX【CVT】 | 447万7000円【4WD】 | |
| Premium S:HEV【CVT】 | 448万8000円【4WD】 | |
| Premium S:HEV EX【CVT】 | 459万8000円【4WD】 | |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スバル)
視認領域を拡充したMT車専用アイサイトの進化 注目すべき変更点の一つが、MT車に搭載される「アイサイト」の機能強化だ。SUBARUのMT車としては初となる広角単眼カメラを新たに採用した。これによりAT[…]
ストロングハイブリッド「S:HEV」の投入で、勢力図は大きく変わる 独自の「シンメトリカルAWD」と「水平対向エンジン」を核に、複数のSUVを展開しているスバル。 国内では、ミドルSUVのフォレスター[…]
現在の納期は「4か月前後」で安定 いまやスバルを代表するモデルに成長を遂げたフォレスターは、今年の5月に最新の法規制への対応や細部における商品力のブラッシュアップが図られた改良を実施した。スバル販売店[…]
スマートアシストの機能が大きく向上 スバルは軽商用車「サンバーバン」の一部改良モデルを発表した。今回の改良では主に安全性能の拡充が図られており、予防安全機能スマートアシストの検知対象や機能が大幅に強化[…]
36年の歴史に幕。ツーリグワゴンブームの火付け役「レガシィ」 2025年の3月に「アウトバック」の受注終了をもって、「スバル・レガシィ」シリーズは国内での販売を終了しました。2014年にツーリングワゴ[…]
最新の関連記事(ニュース)
「18.6kg」の軽量ボディにカーボンを採用 WHILL Model C Liteは、電動車椅子規格の近距離モビリティ。フレームにカーボン素材を採用し、軽量化と剛性を両立している。 一部には帝人製の炭[…]
4輪なのに「特定小型原付」! 自転車のような感覚で使える「LBIRD」 LBIRDの特徴は、自転車のような手軽さを感じさせる車体に、前2輪・後2輪の4輪構造を採用していることです。 4輪で車体を支える[…]
輸入車市場の新たな主役へ。首都圏だけでなく全国で売れている驚きの理由とは 今回の「上半期No.1」という記録は、一時的な値引きやフリート需要による突発的なものではない。データ(JATOダイナミクス調べ[…]
「水素大動脈構想」実現への第一歩、福島から 8月28日、福島県にて「水素大動脈構想実現に向けた地域準備会」が開催された。役割としては、経済産業省が主導する「水素大動脈構想」の加速を狙う会議であり、ここ[…]
トイファクトリーがKia PV5専用アイテムとして開発した車中泊キット「パッセンジャーベッドキット」。大がかりな架装をしないキット仕様だからこそ、実際の車中泊シーンを徹底的に考え抜いた機能性が光る。 […]
人気記事ランキング(全体)
約1カ月で受注8900台! 発売直後から右肩上がり 新型エルグランドの受注は、オーダー開始直後から順調に積み上がっている。 グラフを見ると、6月初旬にはすでに3000台を超え、その後もほぼ一貫して増加[…]
悪路をねじ伏せる走行性能と普段使いしやすい絶妙サイズ キャンピングカーとしての快適な居住性と、厳しい道路環境を難なく突破できる走破力を両立させるために、ベース車両選びは極めて重要となる。アウトドア派か[…]
4輪なのに「特定小型原付」! 自転車のような感覚で使える「LBIRD」 LBIRDの特徴は、自転車のような手軽さを感じさせる車体に、前2輪・後2輪の4輪構造を採用していることです。 4輪で車体を支える[…]
エンジン破損の危機も。誤った油種の選択が招く深刻なトラブル 過ごしやすい秋の気候となり、紅葉狩りなど車でドライブに出かける機会が増加する季節である。遠方への旅行などで車の稼働が増えれば、当然ながらガソ[…]
RVパーク アクアイグニス仙台 仙台沿岸エリアをゆっくり満喫する旅の拠点に最適なRVパーク 「RVパーク アクアイグニス仙台」は、宮城県仙台市若林区の「温泉と食の複合施設」内に併設されたRVパークだ。[…]
最新の投稿記事(全体)
年間9万円以上の差? ガソリン軽トラと比較すると まず気になるのが、EVならではの走行コストだ。フォロフライによると、営業所での夜間充電を中心とした運用なら、FKTの1kmあたりの電気代は約2.7~3[…]
フロントフェイスが洗練された表情に!「デザイン」と「機能」の2大進化 今回用意されたメニューの目玉は、グレードごとに最適化された機能追加だ。 まず「Adventure」向けには、ヘッドランプデザインカ[…]
改定の背景と変更点 今回の価格改定は、昨今の原材料費や物流費などの高騰に伴うもので、改定幅は約2.3%となる。 対象となるのは「ガソリンエンジン」搭載グレードで、メーカー希望小売価格(税込)は現行の4[…]
走りの本質を追求する「Gliding Sports Coupe」をさらに上質に! モータースポーツでおなじみの無限(M-TEC)から「Gliding Sports Coupe」をコンセプトに、スタイリ[…]
「18.6kg」の軽量ボディにカーボンを採用 WHILL Model C Liteは、電動車椅子規格の近距離モビリティ。フレームにカーボン素材を採用し、軽量化と剛性を両立している。 一部には帝人製の炭[…]
- 1
- 2
























