
BYDジャパングループは、ジャパンモビリティショー2025において、乗用車部門のワールドプレミアとして軽EVを出展することを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ブレードバッテリー搭載軽EVが、ワールドプレミア
ジャパンモビリティショーで参考出品される軽EVは、BYDにとって初めての海外専用設計モデルで、日本の軽規格に準拠している。BYDの企業理念である「地球の温度を1℃下げる」のもと、同社の最新ブレードバッテリー技術と製造技術が用いられている。
公開されたサイドビューを見ると、ボディタイプは十分な室内長を確保できるスーパーハイト軽ワゴンで、床下に同社のブレードバッテリーが配置されることが予想される。
導入時期や価格、スペックなどは明らかにされていないが、すでに発売されている同社のEVモデルの価格などを考慮すれば、競争力のある設定になるのは確実。これまで国内メーカーが独占していた日本の軽自動車カテゴリーにおいて、注目を集める一台になる可能性はかなり高い。
また、商用車部門からジャパンプレミアとしてJ6リビングカーを参考出品することも発表された。
このJ6リビングカーは、小型EVバス「J6」をベースに、移動可能なオフィスとして新しく開発されたコンセプトモデルで、心地の良い空間を演出するために内装&外装にもこだわっており、移動オフィスや災害時の緊急避難場所としての活用を想定しているという。なお、詳細なスペックは29日のプレスカンファレンスで発表される。
BYDの商用車ラインアップや最新技術をMCがわかりやすくご紹介するミニステージが開催される。
スーパースポーツEVの「YANGWANG U9」も目玉モデルのひとつ。
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