
車内でスマホを使う機会が増えるほど、ホルダー選びの差が日常の快適さに直結する。設置が面倒、ケーブルが邪魔、充電位置がズレる。そんな小さな不満が積み重なり、結局「使わなくなる」ケースも少なくない。ペルシードのアクセサリソケット取付タイプ・ワイヤレス充電スマホホルダーは、そうした不満を一つずつ潰してきた定番モデルだ。シガーソケットに直接挿すだけのシンプル構成と、置くだけで最適位置を探すオートスキャン機能。配線レスで完結する車内スマホ環境の完成形を、改めて見直してみたい。
●文:月刊自家用車編集部
シガーソケット直挿しという、いちばん現実的な答え
このスマホホルダーの大きな特徴は、アクセサリソケットに直接取り付ける構造にある。USBケーブルを別途引き回す必要がなく、電源確保から設置までが一気に完結する。ダッシュボード裏に配線を隠したり、エアコン吹き出し口周りにケーブルが垂れ下がったりといった煩わしさがない。これは想像以上に快適だ。
車内をシンプルに保ちたいユーザーにとって、配線が増えないという一点だけでも選ぶ理由になる。スマホホルダーを「付ける作業」から解放してくれる構成と言える。
オートスキャンが解消する、ワイヤレス充電の不安定さ
ワイヤレス充電でありがちなのが、置いたつもりでも充電されていない問題だ。ペルシードのこのモデルは、スマホの充電位置を自動で検知するオートスキャン機能を搭載する。スマホをセットすると内部が動き、充電コイルの位置を合わせにいく。結果として、位置ズレによる充電ロスを大幅に抑えてくれる。
約28mmの可動域を持ち、折りたたみスマホにも対応する点も現実的だ。ワイヤレス充電を「気にしなくていい存在」に近づけてくれる機能だと感じる。
置くだけで完結する、自動開閉ホールドの気持ちよさ
スマホを置くと自動でアームが閉じ、ホールドから充電までが一連の動作で完了する。操作は最小限で、片手でも迷いがない。取り外す際はセンサーに触れるだけでアームが開き、余計な力もいらない。
乗車のたびに操作が必要なアイテムだからこそ、こうしたストレスのなさが効いてくる。短距離移動が多い人ほど、この差を実感しやすい。
角度調整の自由度と、視界を邪魔しにくい配置
フレキシブルアームにより、スマホの角度は細かく調整できる。縦置き・横置きの切り替えも自然で、ナビ使用時や動画視聴時でも無理がない。アクセサリソケット取付という位置関係も、視界やエアコン操作を邪魔しにくい。
エアコン吹き出し口を塞がないため、季節を問わず使いやすい点も見逃せない。設置位置が原因で使わなくなる、という事態を避けられる。
ワイヤレスと有線、両立できる電源構成
ワイヤレス充電はQi正規認証品で、Androidは最大15W、iPhoneは最大7.5Wに対応する。加えて、本体にはUSB Type-CとType-Aポートを備え、有線での充電も同時に行える。
スマホをワイヤレスで充電しながら、別の機器をUSBで充電する。そんな使い方が、追加配線なしで成立する点は大きな魅力だ。PD20W対応のType-Cポートも、現代的な仕様と言える。
キャパシタ内蔵がもたらす、降車時の安心感
エンジン停止と同時に電源が落ちると、スマホが外せなくなる。そんな経験をした人も多いはずだ。このホルダーはキャパシタを内蔵しており、エンジンオフ後でも1〜2回はアーム操作が可能だ。
降車直前に慌てる必要がなく、当たり前の動作を当たり前に行える。こうした細かな配慮が、製品全体の信頼感につながっている。
サイズ対応の広さが、車種を選ばない理由になる
iPhone、Androidともに幅広い機種に対応し、大型スマホでも無理なくホールドできる設計だ。約250gまで対応するため、ケース込みで使っても不安が少ない。
車を乗り換えても、そのまま使い続けられる可能性が高い。長く使える車載アクセサリーとして、この対応力は重要なポイントだ。
定番として選ばれ続ける理由が、使うほど見えてくる
派手な演出はないが、使い勝手の積み重ねが非常に丁寧だ。配線が増えない、操作が少ない、充電で悩まない。これらがすべて揃うことで、車内のスマホ環境が一段上の快適さになる。
スマホホルダーを「必要だから付けるもの」ではなく、「あってよかったと思える存在」に変えてくれる。そんな完成度の高さを持った一台だ。
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