「ポルシェフェスティバル」に3,019人が来場、盛況のうちに終了

  • ポルシェジャパン株式会社[PR TIMES]

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ポルシェ75周年を記念したアジア最大のポルシェコミュニティイベント

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、2023年6月3日(土)から4日(日)の2日間、ポルシェ75周年を記念したアジア最大のポルシェコミュニティイベント「ポルシェフェスティバル」を、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(千葉県木更津市、以下PEC東京)にて実施しました。台風2号の影響にも関わらず2日間で、のべ3,019人(初日:1,381人、2日目:1,638人)のポルシェファンとオーナーが、618台(初日:278台、2日目:340台)のポルシェ車で会場を訪れました。(当日の模様は末尾記録写真ご参照)

ポルシェAGの創始者フェルディナンド・ポルシェの長男であるフェリー・ポルシェが、自身が夢見たスポーツカー「ポルシェ356 No.1ロードスター」を1948年に製作して以来、ポルシェは今年で75周年を迎えます。ポルシェフェスティバルは、それを記念し、「ハウスオブポルシェ」をテーマにポルシェジャパンが主催したポルシェオーナーやポルシェファンのための特別なイベントです。

イベントの冒頭には、ポルシェジャパンの代表取締役社長フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフが登壇し、以下のように挨拶しました。「ポルシェスポーツカーの誕生から75周年を皆さまと一緒に祝福することができ、本当にうれしく思います。わたしが社長に就任して1年近くですが、日本のポルシェファンの皆さま方がいかに熱いハートをおもちであるか、そしてオーナーの皆さまが強い愛情をおもちであるかを実感しております。特に日本には素晴らしい状態のクラシックカーがたくさんあります。これは日本市場の特長の一つであると思います。日本においてポルシェのブランドは非常に長い歴史があります。ポルシェジャパンはさらにこの歴史と伝統を育んでいく活動を今後も継続してまいります」

そしてこの日、あわせて新たなふるさと納税返礼品の追加設定を発表しました。今回追加となるふるさと納税返礼品は、最新のポルシェの同乗体験とレストラン906のランチが2名分含まれた内容となります。ポルシェジャパンは、PEC東京が立地する千葉県木更津市を重要なコミュニティと位置づけており、独自の体験型ふるさと納税返礼品を展開することで、より多くの方が木更津市に訪れることを期待しております。

6月3日発表「ポルシェジャパン、新たなふるさと納税返礼品を追加」 

プレスリリースURL:

https://press.jp.porsche.com/prod/presse_pag/PressResources.nsf/Content?ReadForm&languageversionid=1451488

ステージイベントでは、新型911ダカール、そして新型カイエンをジャパンプレミアとして初披露しました。プレゼンテーションに使用したモデル解説ムービーは、自動車雑誌「CG(カーグラフィック)」の世界感を映像で表現した長寿番組「カーグラフィックTV」の制作チームとの協働によるものです。音楽プロデューサー・松任谷正隆氏によるオープニングテーマ曲「THE THEME OF WINNER」にはじまり、声優・古谷徹氏のナレーションによって構成された番組さながらの映像によって、歴代のポルシェ911や911ダカールのルーツでもあるポルシェ953のヒストリー、そして3世代にわたるカイエンのモデルの変遷などをわかりやすく紹介しています。

4日(日)のジャパンプレミアには、サプライズゲストとして、元F1ドライバーであり、1982年にグループCのポルシェ956を操り、ルマンで6度目の優勝を果たした伝説のドライバー、ジャッキー・イクス氏が来日。1981年からはラリーへの参戦も行っており、自身が開発テストにも従事したポルシェ953は、1984年に総合優勝を達成。また自身も他ブランドながら、1983年に優勝しています。ルマン24時間レースとパリ-ダカールラリーの両方を制したのは、いまなおジャッキー・イクス氏のみです。イクス氏は当時のことをこのように振り返りました。「パリ-ダカールラリーは、この地球という惑星上、最もハードなレースです。パリからアフリカの大陸のダカールにむけてサハラ砂漠を、3週間走り続けます。およそ1万4000キロに及ぶこともあります。山脈を超え、砂漠も越え、道なき道を走りトップスピードは時速200kmにも到達します。こういったオフロードをスポーツカーで走るということは、ポルシェにしかできないことです。ポルシェは、ルマンでは19回も、そしてパリ-ダカールでも3回中、2度の勝利を収めました。ポルシェは最高のパフォーマンスを誇っています。それはレースカーだけでなく、皆さまクルマにも共通するものです」

スピーチ後、イクス氏はフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフの求めに応じて、911ダカールのボンネットにサインをしました。この車両は今後、ポルシェジャパンの広報車両として各メディアに貸し出しされる予定です。

続いて、ドイツ本社より来日した、ポルシェAG セールスおよびマーケティング担当取締役デトレフ・フォン・プラテンが登壇し、次のように述べました。「この日本でファンの皆様と一緒にポルシェの75周年を祝うことができて大変嬉しく思います。ドイツのシュトゥットガルト、それからバイザッハにおいて、この伝統あるクルマとその未来をカタチづくるために、私たちは日々努力をしております。ポルシェというブランドが過去の伝統のみならず、未来に向けてビジョンをしっかりと実現できているということを、今日この場に集まっている皆さまが証明してくださっています。PAGを代表して、お約束したいと思います。皆さまがガレージを拡張しなければいけなくなるほどたくさんの魅力的なモデルを、これからもローンチし続けたいと思います。電動化も積極的に進めていきます」

また自身の1955年製「ポルシェ356 スピードスター」を、日本の“侘び寂び”によってアレンジした作品プロジェクト「356 Bonsai」などで知られるアーティストのダニエル・アーシャム氏が、新作「RWBA」のワールドプレミアを行いました。

「RWBA」は、日本のポルシェチューナー、ラウヴェルト・ベグリフ(RWB)とのコラボレーションによるものです。ポルシェ911(タイプ964)をベースに、エクステリアはフラットノーズとしカラーはオールホワイトに、インテリアは全面アーシャム グリーンのレザーとなっています。「Fictional Archeology (フィクションとしての考古学)」という概念のもとにアートや建築を手掛けることで知られる同氏のこの作品は、段差や継ぎ目のない、シンプルでクリーンな仕立てとなっています。

 アーシャム氏は、日本の自動車文化への造詣が深く、『湾岸ミッドナイト』や『彼女のカレラ』といった漫画など日本のストリートカルチャーからのインスピレーションを得ていると話します。この日は、アーシャムの大ファンであり、『彼女のカレラ』の作者である麻宮騎亜(アサミヤ キア)氏による、「RWBA」を題材とした4Pの漫画もパネルにして公開しました。また、同時に『彼女のカレラ』に登場する3人の主人公をモチーフにしたラッピングカーの車両展示も行いました。

イベント両日には、ポルシェオーナーやポルシェファンが交流することを目的としたミートアップスタイルのイベント「ポルシェガレージ」も併催。これまで東京、京都、富士スピードウェイと、3度実施しており、全国各地から集結したオーナー自慢のポルシェをテーマ別に選考し、賞を発表するものです。今回のテーマは主催者であるポルシェジャパンが選ぶ「エキサイティング/パフォーマンス/ヘリテージ」の3部門と、観客投票によって選ぶ「パッション/カラフル」の2部門の計5部門を設定。2日間にわたり10台の受賞車が選ばれました。一例として3日のパフォーマンス部門に選ばれたのは、台風2号の影響で、新東名高速などが通行止めになった6月2日に神戸を出発し、およそ16時間をかけて訪れてくださった911GT3 RS(タイプ997)のオーナーでした。これ以外にも多くのポルシェのオーナーのパッションを感じるアワードとなりました。

 さらにポルシェAGが監修するメディア「Type 7」の編集長テッド・グシュー氏が来場。Type 7とは、新世代のポルシェファンづくりを目指したデイリーマガジン。コンテンツは、アートやフォトグラフィー、デザイン、建築など、多岐に渡ります。リアルな本の制作を不定期に発行しており、4月26日に発売された第4号では、日本の伝説のレーシングドライバー、生沢徹氏の特集記事が組まれています。グシュー氏の来日を機に生沢氏との対談が実現。世界限定2,000部という希少な本の販売、サイン会などが実施されました。

 その他、Shōtaro Aoyama、Licaxxx、RHYME SO、アバンギャルディといったゲストパフォーマーを迎え、ポルシェフェスティバルをさらに彩りました。アジア最大のコミュニティイベントとして、特別車両の展示やスペシャルコンテンツなどを用意し、ポルシェ75周年を盛大に祝う2日間を成功裏に終えました。

記録写真リンク:

https://drive.google.com/drive/folders/16CnayQsGqEGoJap1IsUkUqrHiPcxYT0N


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