2021年、気になったドライブレコーダーを実際に車に装着してテストする今回の企画「前編はこちら」。中編ではドライブレコーダーで重要となる記録映像をチェックしてみた。さてさてその実力とは?
●文/写真:浜先秀彰 まとめ:月刊自家用車編集部 ●外部リンク パイオニア
もっとも大切な記録映像を検証
ドライブレコーダーでもっとも大切なことは「確実な映像記録」だ。万が一の事故はもちろん、あおり運転被害など交通トラブルの瞬間にも鮮明な録画ができていなくては〝動かぬ証拠〞が得られない。この点についてはVREC-DH300Dは全幅の信頼がおける。
本体に搭載されたフロントカメラのセンサーは約370万画素WQHD画質(解像度2560×1440)、リヤカメラのセンサーは約200万画素フルHD画質(同1920×1080)で、これはクラストップレベルの高精細。しかも高感度に定評がある STARVIS技術搭載のナイトサイトや、きわめて明るいレンズ(フロントF1.4/リヤF 1.8を採用しており夜間や暗所にも強い。
実力の高さは上の写真を見てもらえれば一目瞭然。昼夜ともに驚くほど鮮明で、周囲の車両のナンバープレートはもちろん、状況によっては相手のドライバーや歩行者の顔まで判別ができるほど。これなら万が一の際にも安心だ。
なお、記録映像の再生は背面の3インチディスプレイだけでなく、パソコン(汎用動画ソフトを使用)など大画面でも確認が出来るのが売れしい。次回は気にあるオプション品に触れてみる。
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