2つのカメラ映像を合成した超広角映像がウリ、赤外線LEDで夜間映像も問題なしだ【セルスター CD-30】

▲高級感のある落ち着いたデザイン。本体サイズはやや大きいが高さを抑えている。

【CELLSTAR】
CD-30
価格:オープン(実勢価格:5万5000円前後)

●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部

独自の3カメラスタイル、ゆがみが少ない見やすい映像

本体前面と背面にはそれぞれ水平188.6°の画角を持つ超広角カメラが搭載され、2つのカメラの映像を合成することで水平360°の映像を作り出す。これにより超広角ながらゆがみが少なく鮮明な映像記録が可能だ。しかも全カメラにSTARVIS IMX307を採用した「ナイトクリアVer.2」を備え、夜間でも明るく鮮明な映像を捉えられる。室内カメラの周囲には赤外線LEDも備えている。

本体搭載カメラは車両前方、側方、車内をカバーし、別体のリヤカメラは車両後方をカバー。衝突事故だけでなくあおり運転や暴漢の乗り込みなど、さまざまなトラブルの状況記録が行える。別売の常時電源コードを接続すれば車上荒らしやイタズラなどにも対応。

▼外観&機能

背面には室内カメラと1.44インチディスプレイを搭載する。GPSアンテナはブラケットに内蔵。

リヤカメラはコンパクトサイズのため、ルームミラーに映り込んでも視界を妨げない。

室内カメラの周囲には4つの赤外線LEDライトが装備されている。暗闇で効果を発揮する。

本体右側の操作キーと小さいながらも見やすい画面で各種の設定を行える。慣れれば扱いやすい。

▼記録映像

【日中】

パソコン向け専用ビュワーソフトでは3つのカメラの映像とともに走行データが見られる。

広いエリアが撮影できるうえに鮮明。ビュワー上ではこのように側方まで見渡せる。

【夜間】

ナイトクリアVer.2や赤外線LEDによって夜間も明るく鮮明な映像記録ができる。

夜間でも車外、車内のどちらも視認性抜群だ。赤外線LEDの照射エリアはモノクロとなる。

GPSおしらせ機能は収録されたデータに基づいて運転に注意する場所を表示と音で案内。

背面ディスプレイでは記録映像の再生も行える。上半分は車両前方、下半分は室内だ。

SPEC
●GPS:搭載 ●Gセンサー:搭載 ●最大記録解像度 :フロントカメラ・室内カメラ・リヤカメラ 1920×1080 ●最大記録画角:フロントカメラ・室内カメラ 水平188.6°/垂直102. 8°/対角190°、リヤカメラ 水平117. 2°/垂直62. 2°/対角141.2°


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