トヨタ ノア
価格帯:267万〜389万円
トヨタ ヴォクシー
価格帯:309万〜396万円
●文/まとめ:月刊自家用車編集部
TNGA技術に連なる、GA-Cプラットフォームを採用
ファミリーユーザーから絶大な人気を集めるトヨタ・ノア&ヴォクシーが待望のフルモデルチェンジを実施。4代目となる新型は、最新ミニバンと名乗るにふさわしい、多くの武器が与えられていることが特徴だ。
まず注目したいのはクルマの骨格となるプラットフォームの刷新。近年登場した多くのトヨタ車と同様に、TNGAプラットフォーム(GA-C)を初採用。新型は、初代から受け継ぐ優れた「パッケージング」と「使い勝手」に加えて、動的質感の面が強化されたことが予想できる。
プレミアムキャラを意識した、内外装の質感向上も見所
ボディスタイリングは、ノアは標準ボディ/エアロボディ車、ヴォクシーにはエアロボディ車を設定。ノアには「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」の2つのキーワード、ヴォクシーには「先鋭・独創」をキーワードとした、個性的な3つの世界観を持つモデルを用意。
キャビンのセカンドシートも、仕様が異なる3タイプ(キャプテンシート:7名乗り、ベンチシート:7名と8名乗り)が設定。キャプテンシート車には、クラス初となるオットマン機構とシートヒーターに加え、折りたたみ式大型サイドテーブルなども装備される。歴代モデルから受け継ぐ広大なキャビン空間という魅力に加えて、上級ミニバンに匹敵する快適性の充実も意識されていることも見逃せない。
注目集まる、駐車支援機能も大幅に強化
トヨタセーフティセンスの強化に加えて、駐車支援機能「アドバンストパーク(リモート機能付)」も設定。他モデルでも採用されているバック駐車機能に加えて、前向き駐車に対応。さらに前向き/バック出庫も可能になっている。ハイブリッド車には、ドライバーがスマートキー携帯時に車外から専用アプリをインストールしたスマートフォンを操作することで、駐車および出庫が可能なリモート機能もトヨタ車として初採用。子供や高齢者の方を広い場所で乗り降りさせてあげたい時やトランクから荷物を取り出す際など駐車時の使い勝手を向上している。
ハイブリッドも改良ユニットを採用。動的性能にも期待大
パワーユニットは、2ℓガソリン車と1.8ℓハイブリッド車を設定。ガソリン車はダイナミックフォースエンジンの搭載、ハイブリッド車は改良が加えられた最新ユニットに進化したことで、スペック数字はもちろんのこと、リアルワールドでの力感や実燃費なども強化されていることが予想できる。
ウェルキャブ(福祉車両)モデルのラインナップを拡充
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