米国ホンダ、新型SUV「HR-V」を発表。滑らかで流れるようなフォルムに158hpを発生する2L直4エンジンを搭載

2023 Honda HR-V Sport

2022年に入って発売がアナウンスされていた米国ホンダの新型SUV「HR-V」が正式発表された。米国市場においては、日本におけるコンパクトSUV・ヴェゼルをHR-Vとして販売していたが、今回完全ニューモデルとして登場。6月上旬から販売店へ入荷が始まる。日本市場と中国市場向けには、パワートレーンが異なるがこの「HR-V」が「ZR-V」として今後発売される予定だ。

●文:月刊自家用車編集部

グレードによって異なる意匠の採用で、個性を演出するエクステリアデザイン

2023 Honda HR-V EX-L [写真タップで拡大]

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米国ホンダの新型SUV「HR-V」が発表された。スタイリッシュでスポーティなエクステリアを採用。ヘッドランプとテールランプにはLEDを採用。リアまわりには彫りの深いハッチゲートに大型のテールスポイラーを装着する。ボディサイズは、ホイールベースが2654mm、全長は4567mm、全高はグレードによって異なるが1610〜1620mm、全幅は1839mm。

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HR-Vはグレードによって、それぞれ異なるデザインを採用。最廉価グレードの「LX」は、ハニカムスタイルのグリルにフロントとリアバンパー下部をマット仕上げとし、シルバー塗装の17インチアルミホイールを標準装備としている。

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中間グレードの「Sport」は、水平基調のメッシュグリルとグロスブラックのリアスポイラー、クローム仕上げのエキゾーストフィニッシャーを採用。さらにリアバンパー下部をガンメタリック塗装とし、「Sport」専用の5本スポーク採用18インチアルミホイールを装着。アルミホイールは、グロスベルリナブラック仕上げとなっている。

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最上級グレードの「EX-L」は、ハニカムグリルとドアピラー、フロントバンパーとリアバンパーをグロスブラック仕様とし、高級感を高めている。シャークグレー塗装と専用切削加工を施した17インチアルミホイールを装着する。

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インテリアは2022年モデルの現行型シビックから導入されたホンダの新しいデザインアイデンティティが採用され、メタルハニカムメッシュの印象的なアクセントがドアからドアへとインパネを横切って伸びている。このメッシュは、オーディオ、インフォメーションディスプレイ、カーエアコンの間に視覚的な境界線を作り出して、すっきりと調和の取れたデザインに仕上げている。

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メーターにはマルチインフォメーションディスプレイを含む7インチデジタルメーターを装備。「LX」と「Sport」グレードには7インチタッチディスプレイを標準装備。「EX-L」には、9インチタッチディスプレイとスマートフォンのワイヤレス充電パッド、鮮明でクリアな音質の8スピーカー付きオーディオシステムを搭載。タッチディスプレイはどちらもワイヤレスでApple CarPlayとAndroid Autoに対応する。

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シートには新開発のボディスタビライジングシートを採用。体をしっかりとホールドして長距離走行でも疲れにくい快適な乗り心地を実現。ラゲッジスペースは後席の60:40分割格納により、フラットなフロアとなる。ドアパネル下部とラゲッジのサイドパネルには傷や汚れを隠す波模様のデザインが採用されている。

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搭載されるパワートレーンは米国向けシビックと同じ2L直4DOHC i-VTECエンジンにCVTの組み合わせ。158hpを発生し、ドライバビリティや環境性能を向上させている。走行モードを変更できるドライブモードスイッチを採用。ノーマル、エコ、そして新たにスノーモードの3つのドライブモードを備え、滑りやすい雪の状況下で利用可能なトラクションと性能を最大化するためにドライブレシオとスロットルマッピングを変更する。エコモードは、スロットルやトランスミッションの感度を下げ、エアコンの出力も抑えて燃費を維持する。

2L直4DOHC i-VTECエンジン [写真タップで拡大]

インテリジェントコントロール付きリアルタイムAWD [写真タップで拡大]

全グレードに設定されるAWD車にはインテリジェントコントロール付きリアルタイムAWDを採用し、ホンダのSUVとして初めてヒルディセントコントロールを採用。センターコンソールのボタンを押すと、ドライバーはブレーキまたはアクセルペダルを使って時速2〜12マイル(約3〜19㎞)の間で速度を選択することができる。ペダルを離すとクルマはその設定速度を維持し、ドライバーは運転に集中できる。

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安全装備では、最新の運転席・助手席フロントエアバッグ技術を採用し、頭部を包み込むように設計され乗員保護性能が向上。さらに前席ニーエアバッグと後席サイドインパクトエアバッグも標準装備されている。先進安全装備の「ホンダセンシング」は、シングルカメラ仕様で新システムとなり、従来のカメラとレーダーの組み合わせに比べて、視野角が2倍の100度に拡大された。

米国での価格設定は、最廉価グレードの「LX」が23,650ドル(2WD)。日本円で約313万2000円(日本時間6月7日時点での為替レートで計算)スタートとなる。最上級グレードの「EX-L」(AWD)は28,950ドル。日本円で約383万4800円。日本仕様として販売される「ZR-V」は米国仕様とパワートレーンが異なり、2L直4エンジン搭載のハイブリッドe:HEVと1.5L直4ターボエンジンが搭載される可能性が高く、比較はできないが、価格設定的には近いイメージになるだろう。日本向け「ZR-V」の発売は、2022年中に発売とアナウンスされている。


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