「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として、1980年に創設された「その年の日本を代表する“クルマ”」を決定する賞典だ。先程、有識者やジャーナリスト達よる投票の結果、今年のトップ10が発表された。速報でお届けする。
●文:月刊自家用車編集部
日本カー・オブ・ザ・イヤーとは
市販を前提として日本国内で(前年の11月1日より当年の10月31日まで)発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し、そのクルマに日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与することを目的に、1980年に創設された”日本を代表するクルマの賞典”だ。
その年を代表するクルマとなる「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられ、さらに4つの部門賞、「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」、「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」、「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」、「K CAR オブ・ザ・イヤー」が設けられてい る。選考は、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名を上限とした選考委員の投票によって行われている。
2022-2023の10ベストカーが決定
先程、2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー決定に向けた第一次選考が行われ、全48台のノミネート車の中から、最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」が発表された。本年度は第10位の指名数が同数だったため、日本カー・オブ・ザ・イヤー実施規約(※)に則り、11台の10ベストカーが選出された。
今年度のイヤーカーは、この10ベストカーの中から決定する。なお、イヤーカーならびに各部門賞は、12月8日(木)に横浜ランドマークホールの最終選考会にて発表される。
10ベストカーはコチラ(ノミネート順)
スズキ株式会社【 アルト 】
トヨタ自動車株式会社【 クラウン 】
日産自動車株式会社【 エクストレイル 】
日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社【 サクラ/eKクロス EV 】
日産自動車株式会社【 フェアレディZ 】
本田技研工業株式会社【 シビック e:HEV/シビックタイプR 】
マツダ株式会社【 CX-60 e-SKYACTIV D 】
ビー・エム・ダブリュー株式会社【 iX 】
ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社【 IONIQ 5 】
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社【 レンジローバー 】
ルノー・ジャポン株式会社【 アルカナ 】
2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーの今後のイベントスケジュール
【2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10 ベストカー試乗会】
■日時:11月24日(木) 9時00分~16時00分
■会場:袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ケ浦市)
※一般の方のご入場はできません
【2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー 最終選考会・表彰式】
■日時:2022年12月8日(木) 16:30~18:00(16:00~受付開始)
■会場:横浜ランドマークホール
※一般の方のご入場はできません
■登壇 MCは、おぎやはぎとサッシャ
選考会はインターネット中継も同時に実施
なお、選考会は昨今の状況を鑑みて、インターネット中継も同時に実施する。視聴は下記のURLから可能となっている。12月8日16:30からを楽しみに待っていよう。
※10ベストカーは最終選考会まで全車同等扱いのため、各車の得票結果は公表しておりません。また、本年度は第10位の指名数が同数だったため、「第10位の指名数が同数の場合は対象車群に加える」という日本カー・オブ・ザ・イヤー実施規約に則り、11台の10ベストカーが選出されました。
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※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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