定番のバンコンから変わり種のお風呂仕様まで、注目のキャンピングカー4選【ジャパンキャンピングカーショー2023】

先日開催された大盛況の内に幕を閉じた「ジャパンキャンピングカーショー2023」。ここでは会場で気になったモデルを、4台ピックアップして紹介する。

●文:月刊自家用車編集部

【FLEX】 MOBY DICK NH#01

FLEXから発売されているMOBY DICKは、ハイエースの標準ボディ(ハイルーフDX / GLパッケージ)をベースに、普段使いからアウトドアユースまで快適に使えるよう設計された、まさにファミリーにうってつけのキャンピングカーだ。ハイルーフなので車内高も確保し快適な室内空間を演出、週末レジャー用としても注目の1台だ。

乗車定員5名、就寝定員3名で、冷蔵庫やカセットコンロ、給水・排水タンク、シート下収納などを標準で装備。電子レンジやFFヒーター、サブバッテリーの追加などがオプションで選べるとあって、自分好みにカスタマイズすることも可能。

何よりメーカーによっては、納期が数ヶ月から数年になってしまう場合もあるキャンピングカーの中で、即納可能な点は魅力的だ。

【MYSミスティック】Mini-Pop(パラキート)

軽トラにキャビンを乗せるだけでキャンピングカー仕様になるのが「軽トラキャビン」だ。今回紹介するのは、トヨタのピクシスTをベースに、キャビンを搭載しているMini-Pop。軽トラックベースで小回りがきくので、キャンピングカー初心者にも人気のモデルだ。

搭載する軽トラック用キャビンは単体でも販売しており、充実した装備が魅力。左右2ヶ所の窓はアクリル2重窓を採用し、耐衝撃性や断熱性などを考慮。スポットクーラーやバーナー付きシンク(カセットガス)、携行缶式のFFヒーターなどを装備している。ちなみに、上部スライドベットを使用すれば、計3名が就寝可能だ。

サイドオープニングを使用すれば、流行りの移動販売車両などでも活躍できる。

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