「走り良し!スタイル良し!」 大注目のホンダ新型SUV「ZR-V」は、 見た目以上にアウトドアの実力も高かった!

広げられているキャンプ道具一色が、ZR-Vのラゲッジルームに収納されている。

ホンダの純正アクセサリーメーカー「ホンダアクセス」が主催したアウトドア取材会が先日PICAさがみ湖で開催された。車中泊の達人やアウトドアコーディネーター達が、車種毎にテーマを決め、それぞれの知見を活かしたアウトドアのノウハウを教えてくれた。ここでは2023年4月21日に発売予定の注目モデル「ZR-V」を使った収納術を紹介しよう。

●文/写真:月刊自家用車編集部  ●外部リンク:ホンダアクセス

大人3名のキャンプを想定した荷物の積載術

スタイリッシュなデザインとe:HEV搭載で走りの実力も高い、ホンダ注目の新型SUVモデル「ZR-V」を使って、大人3人のキャンプスタイルを提案してくれたのが、人気アウトドアコーディネーターの小雀陣二さんだ。今回は、2列目シートを活かしたまま、ラゲッジルームに3人分のキャンプグッズを搭載するコツを教えてくれた。

提案してくれたのは…

小雀陣二さん

“チュンチュン”の愛称で親しまれている人気アウトドアコーディネーター。雑誌をはじめ、多くのメディアやイベントで活躍中。神奈川県三浦市にある三崎港バス停近くにある『雀家 suzumeya』も週末中心に営業中。

今回使用したクルマは…

ZR-V Premium Style(ホンダアクセス)
タイプ/駆動方式:e:Hev X / 4WD
外装:プレミアムクリスタルブルー・メタリック / 内装:ブラック

純正アクセサリーのエクステリアで仕上げられたZR-V。フロント・サイド・リアロアーガーニッシュやLEDフォグライト、ドアミラーカバーやブラックエンブレムなど、さりげなく全身をコーディネイトした1台。価格は4,689,850円。

基本的には「荷物の引越し」

家からクルマ、クルマから家にキャンプグッズを移動するのは「荷物の引越し」という小雀さん。クルマに搭載する場合は、軽いものやすぐに使わないアイテムを奥、重いものやすぐ使うものは手前に載せるのがポイントだという。帰宅したら逆のパターンでしまう、という思考を持つことで、毎回頭を悩まさないで「荷物の引越し」ができるようになるという。

また今回のポイントは、キャンパーの多くが活用している収納ボックス・コンテナ(キャンプで使うギアやツールをまとめて収納するアイテム)を使っていない点だ。収納ボックスは、ボックス内に色々と収納ができるので便利な反面、特にハードケースなどはデッドスペースが出来やすく、ラゲッジスペースが大きくない車種では、実は使い方が難しいからだ。

●コンテナ未使用時の搭載例
ぱっと見でわかる通り、後席バックレスト高以下で収納できており、運転中も後方の視界を妨げない。搭載に関しては、寝袋やマット類などを2列目シートの背もたれ側のスペースに配置。テントなどの大きなものやすぐに使うものは手前に配置している。左手前のクーラーボックスはソフトタイプで、使わない時はコンパクトにまとめられる。

コンテナ使用時の搭載例イメージ
一見スッキリとした見た目と荷物がまとめて収納できるハードコンテナはキャンプでは人気のアイテムだ。だがスペースの1/3くらいを占領しており、ケースも肉厚のためデッドスペースが生まれやすい。左側のクーラーボックスもハードタイプのため、使わない時には多くのスペースを無駄に使ってしまう。

ハードなアイテムをソフトなものに変えたり、コンパクトに収納できるアイテムを使うなど、ちょっとした工夫や思考で、グンとクルマの利便性が高まることを教えてくれた小雀さん。ZR-V、見た目以上にアウトドアライフの相棒としての実力を示してくれた。

アルミ製のコンパクトベンチを広げることで、荷物の直置きを回避でき、汚れ防止にも役立つ。小さな子供などが疲れた場合にもすぐにイストして使えるのも嬉しい。

今回は寝袋やマット、ソフトタイプのウォータータンク、コンパクトチェア、調理台やガスコンロ、食器類などを搭載。各自の着替え等は搭載していない。


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