
マツダは、高速道路でガス欠寸前になった話をするYouTuberグループ「東海オンエア」に対し、公式Twitterアカウントで苦言を呈した。マツダは同日に東海オンエアと「MAZDA2」のコラボレーション企画「東海オンエアカー PROJECT」を発表したばかりだった。
●文:月刊自家用車編集部
高速道路でガス欠寸前!
「東海オンエア」のYouTubeサブチャンネル動画内で、メンバーのひとりから、高速道路走行中にガス欠寸前となり、ところどころでギアをニュートラルに切り替えて運転し、高速道路を降りた直後に車が停止してしまったという内容の発言があった。
マツダは、この動画を貼り付けた「東海オンエア」メンバーのツイートに対してのリプライとして、
「今回のコラボのご縁をいただき、ありがとうございます。あえて真面目にリプライさせていただきます。」
「動画内で『自動車のガス欠』にふれるシーンがありましたが、ガス欠は本当に危険です。道路で車が立ち往生すれば、事故につながる可能性があります。燃料残量警告灯がついたら、早めに給油してください。」
「マツダは、東海オンエアさんの『好き』を追求して活動されている姿を応援したいという想いで、今回コラボをお願いしています。
東海オンエアのみなさんにも、視聴者のみなさんにも、自動車事故には絶対に遭ってほしくありません。クルマとの毎日を、安全に楽しんでいただきたい。それが私たちの願いです。10周年を一緒に盛り上げていきましょう。これからもよろしくお願いします!」
@TO_ZAWAKUN@TO_TETSUYA@TO_TOSHIMITSU
— マツダ株式会社 (@Mazda_PR) April 20, 2023
今回はコラボのご縁をいただき、ありがとうございます。
動画を拝見して感じたことを率直にお伝えさせていただきます。
※文字数の関係で画像にさせていただきました。 pic.twitter.com/dCqD3wap0U
マツダのTwitter上でのリプライ(マツダ公式Twitterアカウントより)
Twitter上では、マツダの発表について様々な反応が見られる。
マツダ株式会社様
— stella★2035 (@stella_brs2035) April 21, 2023
リプライ失礼致します。マツダ様の表明はとても素晴らしいものと思います。コラボの相手様とのこともあると思いますが、率直なご意見を発表することはとても大切だと思います。
これからも、be a driveを体現する素敵な車をまっています。
zoom zoom zoom
企業側も大変やな😅
— ポッドさん (@podosan04) April 23, 2023
これがちゃんと笑い話ではなく危ない行為だったこととして伝えてたら違ったんやろに・・・
マツダは、車好きのためのメーカーなんだから、コラボするなら本当に車好きな方としてください。
— すのくりん@ガルパン最終章Panzer Vor! (@SnowCrystalFall) April 23, 2023
こういういい加減な輩とすると、ブランドイメージもまた下がりますよ。
高速道路上でのガス欠は、運転者や同乗者はもちろん、周囲を走行する車も巻き込んでの事故になる可能性がある危険な行為だ。高速道路上で「ガス欠」によって停車をすると、道路交通法第75条の10高速自動車国道等運転者遵守事項違反となり、違反点数2点・反則金普通車9000円(バイクの場合は7000円)が課せられる。高速道路を安全に走行するため、ドライバーやライダーには注意義務があるが、ガス欠はそれに反する事項なのだ。
マツダはこのツイートをした同日に「東海オンエア」とのコラボレーション企画「東海オンエアカー PROJECT」を発表している。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(マツダ)
出展テーマは「MAZDA DESIGN STORY “心を揺さぶる、モノづくりへの追求”」 今年で10回目を迎えるAUTOMOBILE COUNCILは、2016年から開催されている「日本に自動車文化[…]
バッテリーEV専用工場の新設や生産性向上の施策に加えて、企業価値向上の取り組みも強化 マツダは、2030年までを「電動化の黎明期」と捉えており、マルチソリューションで電動化を進めているが、その具体的な[…]
マツダ スクラムベースの軽キャンパー マイクロバカンチェス(リンエイ) ベースとなる車両はマツダのスクラム。軽自動車ながら広い室内空間が魅力の車だ。シンプルな外観は街乗りにも最適で、普段使いからアウト[…]
軽自動車でも豪華で個性的なクルマが求められた時代。それを象徴するモデルとして誕生 1980年代の軽自動車市場は、1979年デビューのスズキ アルトなどの経済的な商用車がリードした。しかし、1989年に[…]
マツダ ロードスター[NC1] 概要 2005年8月、マツダ ロードスターは”3代目”となるNC1型にフルモデルチェンジした。なお初代モデルにあたるNA型から継承する「人馬一体」の開発コンセプトは、3[…]
人気記事ランキング(全体)
「サクラチェッカー」Amazonのサクラ度を見抜くWebサービス 忙しさのあまり買い物に行けないユーザー御用達のAmazonは、凄まじい数の商品が並ぶ通販サイトだ。しかし、そこに潜む闇は浅いものではな[…]
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
就寝定員を1人に設定。広々デスクを装備! 遊びに行ってもリモートワークができる! 給電ベースは、オートワンの軽キャンパー給電くん同様、蓄電できる軽自動車がコンセプト。大型のバッテリーと最大2000Wの[…]
知らなかった…給油キャップを置く“あの場所”が超便利だった。 ガソリンスタンドで給油するとき、キャップの置き場所に困ったことはないだろうか。普段なんとなく給油している人は気づいていないかもしれないが、[…]
アルシオーネ4WD 1.8VRターボ(1985年) 輸出自主規制のなか、Zやセリカに続いたスバルの対米戦略車 妥協なく理想を追求した商品を標榜するのはたやすい。しかしその実現は難しい。なにしろ理想の追[…]
最新の投稿記事(全体)
「サクラチェッカー」Amazonのサクラ度を見抜くWebサービス 忙しさのあまり買い物に行けないユーザー御用達のAmazonは、凄まじい数の商品が並ぶ通販サイトだ。しかし、そこに潜む闇は浅いものではな[…]
アルシオーネ4WD 1.8VRターボ(1985年) 輸出自主規制のなか、Zやセリカに続いたスバルの対米戦略車 妥協なく理想を追求した商品を標榜するのはたやすい。しかしその実現は難しい。なにしろ理想の追[…]
英国Wayve社のAI技術とのジョイントで、より高度な運転支援機能を実現 今回発表された次世代の運転支援技術「ProPILOT」は、英国Wayve社のWayve AI Driverと、かねてから日産が[…]
出展テーマは「MAZDA DESIGN STORY “心を揺さぶる、モノづくりへの追求”」 今年で10回目を迎えるAUTOMOBILE COUNCILは、2016年から開催されている「日本に自動車文化[…]
特別なサウンドシステムで、音にこだわったキャビンを実現 ランドローバー・ディフェンダーは「不可能を可能にする」というブランドコンセプトをもとに展開されているランドローバーの中核モデルのひとつ。 そのブ[…]
- 1
- 2