320馬力アキュラ「インテグラ タイプS」価格は約685万円。初回生産分は5月11日より予約受付開始

北米ホンダは、現地時間の2023年5月4日に海外高級ブランド・アキュラ「インテグラ」のパフォーマンスグレード「インテグラ タイプS」の価格を発表した。現地価格は50,800ドル(日本円で約685万円)。また、5月11日午前10時から最初に生産される200台をインテグラのWEBページ(Acura.com/Integra)で限定予約受付する予定であることもあわせて発表された。正式な発売は6月からとなる。

●文:月刊自家用車編集部

2.0L VTECターボエンジンを搭載。専用チューンで320馬力を発生。6速マニュアルトランスミッションを採用

過去2年間に発売された4番目のアキュラ「タイプS」パフォーマンスモデルとなる「インテグラ タイプS」。最高出力320PS/最大トルク420Nmを発生する2.0L VTECターボエンジンを搭載し、トランスミッションには6速マニュアルが組み合わされている。ほかにもリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)やロードホールディングを向上させ、トルクステアを大幅に低減する専用サスペンションを採用している。

さらに走行状況に合わせて減衰力を最適化し、乗り心地とハンドリングを正確にコントロールするアダプティブダンパーシステムを採用したほか、13.8 インチの大型 2 ピースフロントローターとブレンボ製4 ピストンモノブロックアルミニウムキャリパーを採用。タイヤサイズもノーマル「インテグラ」の235/40R18から265/30 R19へと大型化され、ミシュラン製高性能サマータイヤ「パイロットスポーツ4S」を装着する。

エクステリアでは、19インチの大径タイヤを収めるためブリスターフェンダーを装着し、全幅をノーマル「インテグラ」より約7㎝拡大しているのも見所だ。ベースとなった「インテグラ」は現行型は11代目シビックをベースとした5ドアハッチバックモデル。北米市場ではアキュラブランドで販売されるが、中国向けでは広汽本田汽車でホンダブランドの一モデルとして販売されている。今回価格が発表された「インテグラ タイプS」を含め、日本市場で販売予定はない。

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