
見積書をもらった際に、頼んでもいないのに計上されている場合がある付属品やサービスメニュー。もちろん「必要ない」と言えば購入しなくていいのだが、セールスマンに「みなさん購入(加入)してますよ」などと言われてしまうと、そのままにしてしまうユーザーもいるようだ。こんな時にベストな対処法をお教えしよう。
●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
「必要」と思っていても、最初の商談ではカットしてもらうのが正解
まず最初に見積もりをもらう時は、付属品やサービスメニューが必要だと思っていたとしても、セールスマンには「付属品やサービスメニューはいらない」ということを伝えるべき。
付属品の代表としては「ドアバイザー」や「フロアマット」、サービスメニューは「ボディコーティング」や「メンテナンスパック」などが挙げられるが、これらは車両本体やメーカーオプションとは違って、ディーラーの裁量が効きやすいものなので、値引き交渉が煮詰まった時に追加することで、さらなる値引きや無料サービスを迫ることができる武器にすることができるのだ。
ちなみに付属品なら「フロアマット」、サービスメニューは「メンテナンスパック」は、ユーザーにとっても検討する価値が高いアイテム&サービス。
メーカー純正のフロアマットは、車種専用設計だけに見栄えもフィッテングも良好。価格は少々割高感もあるが、購入した後に満足できるアイテムだ。メンテナンスパックは、将来発生する整備費用を先払いにするカタチになるが、ディーラーで定期点検やオイル交換、数年後の車検も頼むつもりならば費用対効果に優れている。しばらくは乗るつもりというならば、付けても損はない。
商談時の最終局面で「フロアマットを付けてくれるならば、今日ここでハンコ(契約)を捺す」や「メンテナンスパックに加入するから、値引きをもう少しがんばって欲しい」などと迫ってみるといい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(購入ガイド)
最新改良で新しい外装塗料を採用。美しさと耐久性が向上している 5月に実施された一部改良(7月より改良モデルは発売)では、外装の美しさと耐久性を向上させつつ、原材料費の高騰に対応した価格改定を実施。この[…]
最新改良で2WDモデルを廃止。全車4WDモデルのみのラインナップへ 2024年11月に実施した最新改良では、従来はメーカーオプションだった機能の一部グレードで標準装備化が図られた。 具体的には、Xグレ[…]
最新改良で安全装備を大幅に強化。PHEVにもGグレードを追加 6月の一部改良では、ダーク仕様のLEDヘッドランプやブラックメタリック塗装のフロントアッパーグリル、ブラック塗装の19インチアルミホイール[…]
正統派スタイリングでプレミアムキャラをアピールする稀有なモデル スズキ・フロンクスは、近年ニーズの高まる「実用性」と「プレミアム感」を上手に融合させたコンパクトSUV。これまで日産ジュークやトヨタC-[…]
新商品を発売前に公開して消費者の興味を引きつける、効果的なマーケティングであるのは間違いない そもそもティザーとは、英語のTeaserで「焦(じ)らす」という意味がある。ここでいうティザー・キャンペー[…]
最新の関連記事(トリビア)
リアサスは、固定式リーフスプリングからコイルスプリングへ進化していった 長い間、リアの車軸は固定式で、それをリーフスプリングで支えていた。コイルスプリングが実用化されると、一部の高級車でそれを使うもの[…]
困ったときのお助けサービス。知っておくと、いざというときに安心 サービスエリアやパーキングエリアの片隅に置かれた、コンパクトな機器。ほとんどの人が、気にもとめずに素通りするが、必要な人にとっては、実は[…]
パーキングメーターの時間を超過した…いったいどうなる? ゲート式駐車場/クイック式駐車場など、一口に駐車場といってもその形態は多種多様。都市部の大通りに設置されていることの多い「パーキングメーター」も[…]
覆面パトカーの見分け方とは? 覆面パトカーは交通違反の取り締まりや捜査活動に使用される警察の車両で、一般の自動車と同様の外観をしており、日常の運転中に見分けるのは難しいとされています。しかし、いくつか[…]
ハイビームはいつ使用すればよい? ハイビームはヘッドライトの一種で、正式名称を”走行用前照灯”といい、主に遠くの道路を広範囲に明るく照らすための設定です。道路交通法によって、夜間走行時のハイビーム使用[…]
人気記事ランキング(全体)
前輪ディスクブレーキ装備やトレッド拡大で、高速走行に対応 オーナーカー時代に向けて提案したスタイリングが時代を先取りしすぎたのか、世間の無理解と保守性に翻弄されてしまった4代目クラウン(MS60系)。[…]
一年中快適。冷暖房完備の“住める”軽キャンパー これまでの軽キャンパーに対する常識は、スペースや装備の制限を前提とした“妥協の産物”という印象が拭えなかった。しかしこの「TAIZA PRO」は、そんな[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
デッドスペースにジャストフィット! 車内の温度較差を解消! 暑いシーズンのドライブは、車内の環境がシビアになりがち。炎天下に駐車後に乗り込む際や、夏場の渋滞中など、クーラーだけではなかなか車内温度が下[…]