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タカラトミーグループの株式会社タカラトミーアーツは、本田技研工業株式会社の協力を得て、車のエンジン音が流れて赤ちゃんの笑顔を引き出すぬいぐるみ『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』<希望小売価格8,250円>を2023年10月28日(土)に発売する。
●文:月刊自家用車編集部
「Honda NSX(二代目)」は胎内音に最も近いHonda車
自動車メーカーHondaの検証により、“車のエンジン音”が“赤ちゃんが母親のお腹の中で聞いていた胎内音”に近いということが明らかになった。『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』は、車のエンジン音が流れる赤ちゃん向けのぬいぐるみ。サウンドヒーリング協会の協力のもと、Hondaの約30車種のエンジン音を調査し、最も胎内音に近い周波数特性を持つのがスポーツカー「Honda NSX」(二代目)のエンジン音だということが判明した。
この発見は当時ニュースやSNSで大きな反響を呼び、製品化を希望する声も多く上がる中で、“赤ちゃんがお出掛けする際に役に立つような玩具を作れないか”という想いから、タカラトミーグループとのプロジェクトが始まった。タカラトミーアーツは、Hondaから提供された音源を再生するサウンドユニットを、サウンドヒーリング協会の協力のもとに試作を重ねて開発。玩具の安全基準に合わせつつ、元の音源を再現できるものが完成した。
こうしてできたサウンドユニットを、車の形のぬいぐるみの中に入れた商品が『赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER』だ。本体フロント部分に内蔵されているサウンドユニットのスイッチを押すと、エンジン音が約45秒間流れる。
ぬいぐるみは、Hondaの往年の名車「S600 クーペ」をモチーフにしたオリジナルデザインで、Hondaの全面監修のもと制作。赤ちゃんの安全面を重視し、凹凸がなく滑らかな触り心地と転がりにくい安定した形状にこだわった。また、サウンドユニットには布製のカバーが付属しており、ぬいぐるみの中からこれを取り外すと、ぬいぐるみ本体を手洗いすることができる。
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