
近年車中泊の注目度が高まり、愛犬連れの方や子供連れのファミリーも車で旅をしながら車中泊を楽しんでいる方を多く見かけるようになりました。
筆者自身も定期的に愛犬や子供と車中泊旅を楽しんでいますが、最初の頃は車中泊グッズの準備不足で子供や愛犬が車内のシートを汚してしまって大変な思いをしたり、夜間ぐっすり寝られず翌日は疲れが溜まった状態になっていたりするなど、苦い経験も何度かしました。
そんな失敗も今となってはいい思い出ではありますが、できれば最初から快適に車中泊を楽しめるにこしたことはないですよね。そこで今回は、愛犬と子供がいながらでも、快適に車中泊を過ごすためのオススメアイテムを厳選してご紹介していきたいと思います。
小さな子供や愛犬と家族で車旅を楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
快適な車中泊を過ごすためにオススメな便利アイテム5選
アウトドア用マットレスとシュラフ
快適な車中泊を楽しむために一番大切なのが「睡眠」です。「寝心地が悪く、寝不足になった。」や「寝違えてしまって、目覚めた時には体中に痛みが…」なんてことになってしまえば、疲労が蓄積し「もう車中泊はいいかな…」なんて思ってしまうかもしれません。
車中泊を楽しむ方の中にはシートをフラットにして、そのまま直接寝ている方もいますが、車内のシートは寝るために作られたものではなく、汗染みもつきやすいので避けるのが無難です。
そこでオススメしたいのがキャンプなどで使うアウトドア用のマットレス。
収納時はコンパクトにすることができるので、比較的持ち運びがしやすく車中泊にも最適です。マットレスも厚みはさまざまありますが、個人的には10cm前後あるマットレスがオススメです。
また、朝晩冷える春や秋の車中泊や寒い冬の季節は、アウトドア用のシュラフが大活躍します。
毛布や羽毛布団よりも収納スペースを最小限にできるうえに、外で寝るために作られているので保温性に優れています。特に子供や愛犬連れで車中泊を楽しむ場合は、汚れにくいモデルや洗濯ができるタイプを選ぶと安心ですよ。
シェードやカーテン
車内とはいえ屋外で寝泊りする車中泊では、防犯やプライバシーを守るためにも、外から車内が見えないように窓やドアなどにシェードやカーテンをつけておくことが大切です。
カーテンやシェードがあることで、夏場は外からの日差しをシャットアウトして車内の温度上昇を抑え、冬場は冷気が入ってくるのを予防する効果も期待できるなど、さまざまな役割を担ってくれます。
シェードで特にオススメなのが、車中泊専用の高断熱シェード。しかし、窓のサイズに合わなければ効果は半減してしまうので、必ず車に合ったものを装着することが大事です。
また好きな柄のシェードやカーテンを自作して装着したい場合は、「サイズ」「遮光」「手入れのしやすさ」「取り付けやすさ」も意識することがポイントです。
ポータブルファン
ポータブルファンと聞くと夏に使用するイメージが強いと思いますが、実は一年中使える優れもの。
特に密閉度が高い車内では空気がこもって湿気や生活臭の原因となってしまったり、後部席と運転席に温度差があれば、後部席に乗せるお子さんやペットが体調を崩してしまったりするかもしれません。そこで、ポータブルファンを使って風を送り、車内全体の換気をすることが大切です。
ポータブルファンはハンディタイプや置き型タイプ…
【モビリティストーリー】『Mobility Story(モビリティストーリー)』は、新しい時代に自由な移動手段のあるライフスタイルを提案するメディア。車がある日常の幸せと旅で感じる非日常の喜びをコンセプトに、旅に出たくなる日常/旅の楽しさを伝え、旅に出るきっかけを届ける。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アウトドア)
プロフェッショナルアングラー三宅さんの、釣り仕様カスタムデリカD:5 今回取材した「デリカビレッジ2025」というイベントは、デリカファンミーティングin関西と題し、兵庫県・三木市のかじやの里メッセみ[…]
マイナス30℃を実現する冷却力 LOGOSが発表した「エレキャン 凍結冷凍冷蔵庫 25-BF」は、従来のポータブル冷蔵庫の常識を覆す冷却力を持つ。最大でマイナス30℃まで設定が可能で、単なる保冷にとど[…]
様々な用途に対応する、INNO ルーフギアケース720 SUV系のクルマのルーフによく積まれている細長いボックスを見たことはないだろうか? 実はコレ、ルーフボックスと呼ばれる人気のカー用品。中でも、カ[…]
カスタマイズ経験は当たり前の時代に ホンダアクセスが全国の20歳から69歳のドライバー1000人を対象に行った調査によると、クルマを購入したあとでもカスタマイズできることを知っていた人は9割を超えた。[…]
スターキャンプに新型デリカミニの特設会場が登場! 三菱自動車が主催する夏の一大キャンプイベント「Star Camp2025in朝霧高原」が今年も9/6(土)〜9/8(日)の2日間、富士山の麓、朝霧高原[…]
最新の関連記事(キャンピングカー)
人気の軽バンキャンパー仕様が登場だ クリッパーバン「マルチラック」は、荷室にスチールラックと有孔ボード、専用ブラケット2種、および防汚性フロアを装備したモデルだ。ラックとボードはオリジナルの有孔デザイ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
積載性が優れる“第三の居場所”をより快適な車中泊仕様にコンバージョン ロードセレクトは新潟県新潟市に本社を構えるキャンピングカーや福祉車両を製造•販売している会社。オリジナルキャンピングカーはロードセ[…]
普段使いのしやすさを追求した「ちょうどいい」サイズ感 キャンピングカーに憧れても、運転のしやすさを考えると二の足を踏む人は多い。特に女性ドライバーや家族で使う場合、「軽では狭いけれど、フルサイズは扱い[…]
安心、かつ快適に車中泊を楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー向け[…]
人気記事ランキング(全体)
普段使いのしやすさを追求した「ちょうどいい」サイズ感 キャンピングカーに憧れても、運転のしやすさを考えると二の足を踏む人は多い。特に女性ドライバーや家族で使う場合、「軽では狭いけれど、フルサイズは扱い[…]
エアコン使用は燃費に確実な影響を与える 真夏の炎天下、エアコンを使わずに運転するのは現実的ではない。しかし、エアコンを稼働させると燃料消費が増えるのは避けられない。環境省のデータによれば、エアコン使用[…]
グループ全体の未来の方向性を明示、その象徴となるコンセプトモデルを披露 「5ブランドプロジェクト発表」と題された配信では、トヨタ自動車のグループ全体のブランド再構築と、将来的な市場ポジショニングを説明[…]
アルファードの広さと上質さを、そのまま旅の相棒に ベースとなるアルファードは、高級ミニバンとしての快適性と静粛性で群を抜く存在だ。その広大な室内空間を活かして、ゆったりとしたリビングのような空間を実現[…]
家のようなくつろぎをそのままクルマに モビーディックの「COMCAM」は、まるで自宅のリビングをそのままクルマに持ち込んだような快適空間を実現したキャンピングカーだ。ハイエースをベースに、広々とした室[…]
最新の投稿記事(全体)
「YANGWANG U9」は、高性能BEVスーパーカー。会期中は電子制御サスペンション(DiSus-P)の柔軟性をアピールするダンスパフォーマンスも予定される。 ワールドプレミアを含む、最新の商用車&[…]
ジムニーXC ボディ色:ブリスクブルーメタリック ブラック2トーンルーフ 衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の採用 今回の仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブ[…]
今期のノミネート対象車は35モデル。60名の選考委員が選考 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモーターリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創[…]
10年後の未来を先取り体験「Tokyo Future Tour 2035」など、主要プログラム決定 ジャパンモビリティショー2025は「#FUTURE」「#CULTURE」「#CREATION」「#K[…]
電動化技術と四輪制御技術の融合させた電動クロスオーバーを披露 世界初披露となる電動クロスオーバーSUVのコンセプトカーは、都会的なスマートさとSUVの力強さを兼ね備えたスタイリングが特徴。広々とした室[…]
- 1
- 2