ヒョンデ「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」は、高性能ブランド「N」初のEVモデルとして、英国ウェスト・サセックスで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開された。
●文:月刊自家用車編集部
Nブランドの電動化の未来を象徴するモデル
IONIQ 5 Nは、NブランドをHyundaiの先進技術開発の原動力として確立し、Hyundaiの総合的な競争力を高めるという戦略的目標のもと、すべてのHyundai EVと共有する先進技術をリードしている。IONIQ 5 Nは、この戦略的シフトの第一歩であり、これに続く電気自動車Nモデルが今後追加される予定となっている。
標準モデルのE-GMP(Electrified-Global Modular Platform)にNのモータースポーツで培われた技術を組み合わせ、Nの電動化「Rolling Labs」(RM20e、RN22e、N Vision 74など)の専門知識を活用することで、EVの高性能を最大限に引き出し、Nブランドの3つの柱である「Corner Rascal」「Racetrack Capability」「Everyday Sportscar」を確実なものにした。
Hyundai Motor CompanyのPresident & CEOの張 在勲氏のコメント
「Hyundai Nは、Hyundai Motor Companyの技術的リーダーシップの先頭に立っています。技術的なノウハウとモータースポーツの経験というNブランドの勝利の組み合わせは、車両性能の限界に挑戦しています。そしてEVのハイパフォーマンスモデルのゲームチェンジャーとして具現化されたのが「IONIQ 5 N」です。この車両を中心とした主要な開発は、今後のHyundaiの全モデルの競争力をさらに強化するでしょう。これがNブランドの存在理由です。」
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