
株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、2024年シーズンSUPER GTシリーズのGT500クラスに参戦予定の「CIVIC TYPE R-GT(シビック タイプアール ジーティー)」の初となる走行テストを7月25日から26日に岡山国際サーキットで実施した。
●文:月刊自家用車編集部
2020年から参戦している「NSX-GT」から2024年にバトンタッチ
「CIVIC TYPE R-GT(シビック タイプアール ジーティー)」は、2020年から参戦している「NSX-GT」からバトンタッチするSUPER GTシリーズGT500クラス参戦車両で、技術規則「CLASS 1(クラス・ワン)」に合致させたレース専用車両だ。エクステリアデザインはFFスポーツハッチの「CIVIC TYPE R」をベースとしているが、HRCが国内最高峰カテゴリーで勝利するための高い空力性能と、その究極の走りを表現するデザインの両立を目指し開発しており、レース専用の2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。駆動方式も後輪駆動(FR)となる。
HRC 代表取締役社長 渡辺康治氏
HRC 代表取締役社長 渡辺康治氏は、「CIVIC TYPE R-GTの初走行を迎えられることを大変うれしく思います。CIVIC TYPE R-GTは、HRCが国内外レースへの挑戦を通じて培ってきた、空力やエンジンなどの技術、知恵を結集したレーシングマシンです。2024年シーズンからこのマシンで、国内最高峰カテゴリーの1つであるSUPER GT GT500クラスに参戦し、勝利にこだわり、初年度からチャンピオン獲得を目指してまいりますので、これからのCIVIC TYPE R-GTの走りにどうぞご期待ください」とコメントしている。
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