
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は2023年7月31日に、電気自動車(EV)運転中に電池切れ(電欠)した場合、ユーザーからの救援要請に対し、その場で充電を行う「EV充電サービス」の試験運用を8月1日から開始することを発表した。
●文:月刊自家用車編集部
電欠による救援要請は全体の約10%。2022年の電欠件数は700件を超え、年々増加中
JAFが受ける救援要請のうち「EVの駆動用電池切れ(電欠)」は年々増加しているという。2020年にJAFが実施したEVのロードサービス件数は5,804件、そのうち573件が電欠で全体の約10%だったという。2022年には電欠件数が700件を超えたとのこと。今後も電欠件数はEVの普及に比例して増加すると予想されている。
そこでJAFは、応急的な急速充電をする「EV充電サービス」の試験運用を8月1日から開始する。これまでは電欠の救援要請が行われた場合、最寄りの充電スポットへ搬送していたが、JAFのバン型サービスカーに充電可能な機材を新たに搭載し、電欠したEVを救援するというもの。
「EV充電サービス」は、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府でまず開始し、今後順次全国に拡大する予定。雨天時などは現場充電を断る場合もあり、状況によっては搬送する場合もあるという。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(EV)
ヒョンデコナ Lounge Two-Tone価格:489万5000円 世界シェア3位のメーカーが送り出した、最新BEVが日本上陸 1967年に設立された現代自動車(ヒョンデ)の昨年度の世界シェアは、ト[…]
航続距離の延長に加えて、安全&装備機能も強化 新型「ミニキャブEV」は、軽商用EVとして12年間で、約1万3千台(2023年10月末時点)の販売実績を持つ「ミニキャブ・ミーブ」をベースに開発されたモデ[…]
ボルボ最小のエレクトリックSUV「EX30」は、オンラインで販売 ボルボ史上最小のSUVの電気自動車(BEV)になる「EX30」。CO2排出量の最大の要因であるアルミニウムとスチールの使用量を減らす先[…]
電動化時代になっても、クルマを操る楽しさは変わらない アバルト500e スコーピオニッシマ 価格:630万円(ハッチバック)660万円(カブリオレ)「アバルト」は、トヨタで言えば「GR」であり、メルセ[…]
グレードは4タイプ、駆動用バッテリーは標準とロングの2つを設定 「KONA」は、EVのある多様なライフスタイルを提案するHyundai(ヒョンデ)が、⽇本で展開する2⾞種⽬となる電気⾃動⾞。昨年5月に[…]
最新の関連記事(ニュース)
カメラの向きは自由自在。リフトアップしても問題なし データシステムのサイドカメラキットは、左サイドの死角をモニターに映して安全運転をサポートする便利な製品。車種別に専用設計されるカメラカバーを用いるこ[…]
→フラットスペースが二段になった軽キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る[…]
タイで愛される国民車が、待望のフルモデルチェンジ IMVシリーズは、当時アジア本部長であった現会長の豊田章男氏が指揮をとり、アジアの人々とともに、アジアの経済に貢献したい、との想いを込めて、現地のエン[…]
→大きなボックスシートのキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなん[…]
→広さ重視のジムニー風キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 […]
人気記事ランキング(全体)
→広さ重視のジムニー風キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 […]
→セカンドハウスのようなキャンパーとは ベース車両はフィアット デュカト ベースとなる車両はフィアットのデュカト。 2022年モデルが日本市場に初導入された車だ。欧州では商用車のベストセラーモデルとな[…]
ウインターソックス「KURUMI」 寒い季節に必要なタイヤチェーンが、新たな進化を遂げた。その名は「KURUMI」。このタイヤチェーンは金属製や樹脂製のチェーンとは一線を画し、軽量かつコンパクトな布製[…]
車内360°+後方同時録画!あおり運転対策に 製品仕様[…]
→寝転びながらレンジやシンクが使えるキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイ[…]
最新の投稿記事(全体)
カメラの向きは自由自在。リフトアップしても問題なし データシステムのサイドカメラキットは、左サイドの死角をモニターに映して安全運転をサポートする便利な製品。車種別に専用設計されるカメラカバーを用いるこ[…]
メカニカル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを新搭載 「Quadrifoglio」 は「Giulia」と「Stelvio」は、圧倒的な動力性能と運動性能が与えられることで究極の走りを楽しめるフ[…]
2代目はラグジュアリーキャラをさらに強化 GLCクーペは、クーペを彷彿させるスタイリッシュなフォルムと、SUVらしい存在感を両立 させているSUVクーペと名付けられたモデル。現行型は2017年に国内導[…]
最新メカニズム&デバイスの採用で、スポーツセダンとしての魅力が大幅強化 11月24日に上海でワールドプレミアされた新型「パナメーラ」の国内仕様車の概要が発表された。第3世代目となる新型は、ワイド感をさ[…]
→フラットスペースが二段になった軽キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る[…]
- 1