株式会社SUBARUは8月24日にSUV「フォレスター」の一部改良を発表した。その内容は、安全性の向上や内外装の改良がメインとなっている。車両本体価格は306万9000円〜374万円。
●文:月刊自家用車編集部
後退時ブレーキアシストの機能を向上。シャークフィンアンテナとルーフスポイラーが全車「STI Sport」と同じに
2018年6月にデビューした現行型5代目「フォレスター」。以来、2019年6月、2020年10月に一部改良を発表。2021年8月には大幅改良モデルを発表した。2022年には一部改良と同時に、スポーツセダンのような操縦安定性と、上質な乗り心地を両立させた「STI Sport」を追加している。
今回の一部改良では、安全装備の後退時ブレーキアシストの設定を変更。後退時に障害物を検知した時の警報タイミングを早め、性能を向上させている。
エクステリアでは、「STI Sport」に採用されているブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーを「STI Sport」以外の全グレードにも展開。上質さを高めながら、SUVらしいたくましさを強調させた。ルーフスポイラーは、グレードによってサイド部が「ブラック塗装」、「無塗装ブラック」、「無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)」となる。
また、装備内容も一部見直され「X-BREAK」、「Advance」はパワーリヤゲートを標準装備とし、「X-BREAK」には、運転席&助手席 8 ウェイパワーシートが標準装備となった。
●フォレスター一部改良モデルバリエーション&価格
★2.0L水平対向4気筒DOHC直噴+モーター(e-BOXER)搭載
・Touring:306万9000円
・X-BREAK:330万円
・Advance:339万9000円
★1.8L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”搭載
・SPORT:346万5000円
・XT-EDITION【特別仕様車】:346万5000円
・STI Sport:374万円
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