
Stellantis ジャパン株式会社は、8月30日にアルファ ロメオのスポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」とSUV「Stelvio(ステルヴィオ)」に限定車の「Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE(ジュリア2.0ターボ コンペティツィオーネ)」と「Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE(ステルヴィオ2.0ターボQ4コンペティツィオーネ)」を発表。9月9日から全国のアルファ ロメオ正規ディーラーで発売することを発表した。車両本体価格は700万円〜848万円。
●文:月刊自家用車編集部
インテリア仕上げだけでなく、「Alfaアクティブサスペンション」も特別装備
Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE
「COMPETIZIONE」はイタリア語で「競争」、「競技」を意味するもので、アルファ ロメオの核となるスポーツ性を際立たせたモデルとして、これまでも様々なモデルに設定されてきた。今回登場した「Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE(ジュリア2.0ターボ コンペティツィオーネ)」と「Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE(ステルヴィオ2.0ターボQ4コンペティツィオーネ)」は、280PSの最高出力を発生する2.0Lガソリンターボエンジンを搭載する「Veloce(ヴェローチェ)」をベースとして、スポーツ性とプレミアム感を高めた限定車だ。
Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE
エクステリアには、フロントフェンダーにCOMPETIZIONE専用エンブレムを装着。インテリアは、ブラックを基調として、ステアリングやダッシュボード、シート、シフトレバーなどのレザー部分に、レッドステッチをアクセントとして採用。フロントシートのヘッドレストには、Alfa RomeoロゴとCOMPETIZIONEのレタリングをあしらって上質感を高めている。
さらに、シリーズ究極のモデル「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」に採用されている「Alfaアクティブサスペンション」を特別装備。電子制御式ダンピングシステムを備え、4輪それぞれが路面状況に応じて最適な減衰力を発揮。正確なハンドリングと優れた快適性を高次元で両立するというもの。
ボディカラーは、「Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE(ジュリア2.0ターボ コンペティツィオーネ)」にアルファ レッドとブルカノ ブラック、「Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE(ステルヴィオ2.0ターボQ4コンペティツィオーネ)」にはアルファレッドをラインナップしている。
限定台数は、「Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE(ジュリア2.0ターボ コンペティツィオーネ)」のアルファ レッドが42台。Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE(ジュリア2.0ターボ コンペティツィオーネ)」のブルカノ ブラックが18台。「Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE(ステルヴィオ2.0ターボQ4コンペティツィオーネ)」のアルファ レッドが42台用意される。
●Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE/Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONEバリエーション&価格
・Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE【アルファ レッド】:700万円(限定42台)
・Giulia 2.0 TURBO COMPETIZIONE【ブルカノ ブラック】:710万円(限定18台)
・Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE【アルファ レッド】:848万円(限定42台)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アルファロメオ)
電動パワートレーンを採用したアルファの新エントリーモデル スポーツマインドをくすぐる流麗なエクステリア 今回導入されるアルファロメオ「ジュニア」は、スポーツカーの精神を受け継ぐコンパクトSUV。車名の[…]
走りの魅力はそのままに機能装備を絞り込むことで、リーズナブルなプライスを実現 2018年に国内デビューして以来、卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集めているSUV「ステルヴ[…]
6月24日の正式発表に向けて、ティザーサイトを先行公開 アルファロメオ ジュニアは、イタリアならではの美意識と情熱的なスピリットを注ぎ込み、アスリートの研ぎ澄まされた筋肉美を彷彿とさせる躍動感あふれる[…]
人気モデルを中心に、最大50万円の値下げを実施 今回実施される6ブランド、14モデルの価格改定に対して、ステランティスジャパンは「直近のユーザーニーズと市場の動向を重視した結果」としている。 なお、今[…]
100万円の購入サポートクーポンを、抽選で3名にプレゼント 今回実施されるアルファロメオの特別キャンペーン 「BLACK FRIDAY」は、アルファロメオ トナーレPlug-In Hybrid Q4の[…]
最新の関連記事(輸入車/外国車)
機能が生み出す官能的なフォルム アルピーヌ A390のデザインは、ひと目でアルピーヌとわかるアイデンティティと、空力性能の徹底的な追求が見事に融合している。全長4615mmの伸びやかなボディは、同社の[…]
1989年「レクサス」誕生。最初は「LS」と「ES」の2本立て レクサスの最初の商品は、日本では初代セルシオとして販売されたLSと、カムリのV6エンジン車、プロミネントがベースのES。LSの完成度と比[…]
現代技術と伝統が融合 ─ ハイブリッドで蘇るヘリテージ ポルシェ911スピリット70のベースとなるのは、高効率なパフォーマンスハイブリッドを搭載した現行の911カレラGTSカブリオレ。新開発の3.6リ[…]
スーパーセダンの最右翼、BMW M5とは? BMW M5セダンは、BMWのMシリーズにおける象徴的な高性能セダンで、1980年代から現在に至るまで、スポーツセダンの中でも際立った存在として認知されてい[…]
走りの魅力はそのままに機能装備を絞り込むことで、リーズナブルなプライスを実現 2018年に国内デビューして以来、卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集めているSUV「ステルヴ[…]
人気記事ランキング(全体)
熱い期待を受けて登場したスバル360の後継モデル 1969年8月にデビューした「R-2」のキャッチコピーは「ハードミニ」。やわらかい丸みを帯びたデザインは当時の軽自動車市場の中にあっても個性を感じさせ[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
初代レパードは、日本国内向けの高級GTとして誕生 1986年に発売された「F31系」のレパードは、「レパード」としては2代目のモデルになります。 初代の「レパード」は、北米市場向けモデルの「マキシマ」[…]
快適性を追求した軽キャンの完成形 「ミニチュアクルーズ ATRAI」は、岡モータースが長年にわたり築き上げてきた軽キャンパー製作のノウハウを、現行アトレーのボディに惜しみなく注ぎ込んだ一台である。全長[…]
最新の投稿記事(全体)
温もりと強さを両立したリアルウッドの家具 2010年に登場したファーストモデルから数えて十数年。ユーザーの声を反映しながら細部を改良し続け、今やシリーズの中でもひときわ特別な存在となっているのが、この[…]
40年というこれまでの実績をフルに反映した「バカンチェス ダイネット40」 バカンチェスシリーズなど、人気のキャンピングカーを手掛けるリンエイプロダクトが、40周年を記念したモデルをリリース。「ふたり[…]
魂動デザインの進化に加え、装備機能の充実ぶりも期待できそう 現行型のCX-5は2017年に発売され、すでに8年が経過している。すでに国内でも次期型の登場は噂になっており、編集部が販売店に取材したところ[…]
初代レパードは、日本国内向けの高級GTとして誕生 1986年に発売された「F31系」のレパードは、「レパード」としては2代目のモデルになります。 初代の「レパード」は、北米市場向けモデルの「マキシマ」[…]
人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化 今回の改良では、人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化されることで、商品力を強化。 具体的には、Xグレードを除く全グレードにETC2.0[…]
- 1
- 2