
ステレンティスジャパン株式会社は、Alfa Romeo(アルファ ロメオ)のスポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」と、SUVモデル「Stelvio(ステルヴィオ)」に、限定車「Giulia Quadrifoglio 100th Anniversario(ジュリア クアドリフォリオ 100th アニヴェルサリオ)」「Stelvio Quadrifoglio 100th Anniversario(ステルヴィオ クアドリフォリオ 100th アニヴェルサリオ)」を、2023年9月30日から抽選予約の受付を開始することを発表した。価格は、「Giulia Quadrifoglio 100th Anniversario」が1408万円、「Stelvio Quadrifoglio 100th Anniversario」は1451万円。なお、このモデルは、全世界でそれぞれ100台が限定生産され、そのうち国内導入されるのがジュリアは17台、ステルヴィオは21台となる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
Alfa Romeoの永遠のシンボルとも言うべき「Quadrifoglio」は、第14回タルガ・フローリオに出場したレーシング仕様の「RL」でデビューしてから、2023年でちょうど100年が経過している。
今回、導入される2台の限定車は、「Quadrifoglio」生誕100年を記念するメモリアルモデルとして製造される。
Giulia Quadrifoglio 100th Anniversario
Stelvio Quadrifoglio 100th Anniversario
エクステリアの特徴としては、特別なモントリオールグリーンのボディカラーにゴールドをあしらった特別なカラーリングと、フロントグリルにカーボンのVヴェゼルを採用し、ブレーキキャリパーをゴールドに仕上げている点。さらにフロントフェンダーには100周年記念特別エンブレムが装着されている。
インテリアの特徴は、ブラックを基調としながらゴールドステッチを随所に施したキャビン仕様で、前後シートはレザー/アルカンターラ素材を採用。さらにフロントダッシュボードには、100周年記念特別ロゴのゴールドステッチもあしらわれている。
Giulia Quadrifoglio 100th Anniversario
なお、ベースモデルの「Giulia」と「Stelvio」のQuadrifoglioグレードは2024年上半期に刷新される予定だが、今回導入される限定車は、新しいQuadrifoglioグレードをいち早くベースモデルにしている。
この新しいQuadrifoglioには、機械式のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが追加されており、アンダーステアを低減と、トルク伝達の最適化、コーナリングスピードの向上を達成している。 最高出力510PS、最大トルク600N・mを発揮する2.9L V6 ツインターボエンジンは、ZF社製8速オートマチックトランスミッションを通じて、150msという素早いシフトチェンジの魅力も健在だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アルファロメオ)
コストパフォーマンスに優れた、本格スポーツセダン アルファロメオ・ジュリアは、ブランドの象徴であるトライローブグリルや流麗なボディライン、優れたハンドリング性能を兼ね備えた、イタリアンスポーツセダンの[…]
電動パワートレーンを採用したアルファの新エントリーモデル スポーツマインドをくすぐる流麗なエクステリア 今回導入されるアルファロメオ「ジュニア」は、スポーツカーの精神を受け継ぐコンパクトSUV。車名の[…]
走りの魅力はそのままに機能装備を絞り込むことで、リーズナブルなプライスを実現 2018年に国内デビューして以来、卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集めているSUV「ステルヴ[…]
6月24日の正式発表に向けて、ティザーサイトを先行公開 アルファロメオ ジュニアは、イタリアならではの美意識と情熱的なスピリットを注ぎ込み、アスリートの研ぎ澄まされた筋肉美を彷彿とさせる躍動感あふれる[…]
人気モデルを中心に、最大50万円の値下げを実施 今回実施される6ブランド、14モデルの価格改定に対して、ステランティスジャパンは「直近のユーザーニーズと市場の動向を重視した結果」としている。 なお、今[…]
最新の関連記事(SUV)
トライトンがAXCR2025の過酷なコースで性能を証明 「チーム三菱ラリーアート」は、8月8日(金)~16日(土)タイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2025にピックアップトラック「トライトン[…]
フォレスター:モデル概要 6代目として登場した現行モデルは、レジャービークルとしての本質を追求し続けてきた歴代モデルのコンセプトを継承。スバル伝統の水平対向エンジンと独自の4WDシステムを採用するほか[…]
ヤリスクロス:モデル概要 ヤリスクロスは、ハッチバックのヤリスをベースにしたコンパクトSUV。ヤリスの弱点であった後部座席と荷室のスペースを拡大することで、実用性を大幅に向上させており、手頃な価格設定[…]
クラウンエステート概要:品格と機能性が同居する「大人のアクティブキャビン」 クラウンエステートは、クラウンシリーズ第4弾として登場した「大人のアクティブキャビン」。ワゴンとSUVを融合させた新しいデザ[…]
ボルボの主力モデルがビッグマイナーを実施 ボルボのミッドサイズSUV「XC60」は、これまで世界で150万台以上を販売してきた、ボルボの屋台骨を支えるモデル。現行モデルは2017年に日本に導入され、日[…]
人気記事ランキング(全体)
FRのサニーに対して、日産初のFF方式を採用 1970年代を前にして、ヨーロッパから前輪駆動のFF方式の波が押し寄せてくる。この流れを敏感にとらえ、市場に送り出されたのがチェリーだ。車名の由来は日本の[…]
一見すると、何に使うかよくわからないアイテムだが…。 TikTokを始めとしたSNSでバズった話題のカーグッズ。ショート動画で見ていると、かなり便利そうなので気にはなったいたのだが…。実際のところはど[…]
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
"最後の個性派スポーツ"と評価されたSR311フェアレディ2000 その軽やかな響きとは裏腹に、フェアレディという名は、国産スポーツカーのパイオニアの血統を受け継ぐ伝統の名称だ。その系譜をたどれば、ダ[…]
コンパクトでも侮れない装備力 F-BOX Squareは、トヨタ・タウンエースをベースに仕上げられた8ナンバーキャンピングカー。街乗りにも馴染むコンパクトな全長と車高1,960mmというサイズ感は、立[…]
最新の投稿記事(全体)
トライトンがAXCR2025の過酷なコースで性能を証明 「チーム三菱ラリーアート」は、8月8日(金)~16日(土)タイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2025にピックアップトラック「トライトン[…]
トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起こさ[…]
何かと物騒なこの世の中、低コストで買える安心 車の盗難のニュースを目にするたびに、自分の車も被害に遭わないか心配になってしまう。筆者は高価な車に乗っているわけではないが、防犯対策をしておいて損はないは[…]
趣味のクルマいじりを諦めない!逆遠近両用メガネを試してみた 還暦を過ぎたあたりから、長年趣味としてきたクルマのメンテナンスにも黄信号が灯り始めた。原因は、歳を重ねるごとに進行する老眼だ。エンジンの奥ま[…]
コンパクトサイズが生む絶妙な取り回し タウンエースをベースにした「Plaything Ace SP」は、軽キャンピングカーより余裕があり、ハイエースよりもコンパクトという絶妙に使いやすい車両だ。全長4[…]
- 1
- 2