
株式会社オートバックスセブンが展開するガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER」は、車両レーベルである「GORDON MILLER MOTORS」より、シリーズで最も大型車両となる新型車「GMLVAN G-01(ジーエムエルバン ジーゼロワン)」を発表。2024年3月6日(水)より直営店舗「GORDON MILLER KURAMAE」にて販売を開始する。価格は1870万円で、2024年度は限定5台のみの生産となる。
●文:月刊自家用車編集部
「GMLVAN G-01」のエクステリア
GMLVANシリーズ最大サイズの車両となり、ベース車には、「日産 キャラバン」を採用。無骨でヴィンテージ感あるインダストリアルな世界観をスタイリッシュに仕上げられている。
フロントフェイスは、GORDON MILLER MOTORSの世界観を踏襲した丸目4灯を特徴としたクラシカルで上質なデザインを採用。リアにはGORDON MILLERのエンブレムを装着。G-01専用に開発されたオリジナルデザインの丸型LEDテールランプやマットブラックで統一されたリアバンパーカバー、サイドガーニッシュを採用することでベース車両を感じさせないスタイルとなっている。
ボディカラーはステルスグレーを採用。また、GORDON MILLER MOTORSオリジナルカラーとなるアイボリー色「ヴィンテージエクリュ」のリリースも近日予定しており、2パターンの展開(両カラーともに日産工場塗装)となる。
「GMLVAN G-01」のインテリア
G-01は「グリッドレスライフ※1」をコンセプトに、車中泊はもちろんワーキングスペースとしての活用も想定した、従来の車両とは異なる仕様・装備・設計となっている。
※1グリッドレス: 電力網などのインフラに頼らない状態
G-01専用に開発したオリジナルシートカバー(フロント、リア)には、上質で手触りが良く、優れた耐久性で汚れに強い、ウルトラスエード®を採用。リアシートはほぼ無段階に調整できるリクライニング機能付きで、車中泊などの際にはフルフラットベッドへの切り替えが可能となっている。
走行中の快適性向上のため、背中と頭をしっかり支えられるハイバックを標準装備。跳ね上げ式リアベンチはクッション性もよく、ウルトラスエード®を使った上質な座り心地となっており、リアシートと合わせ最大7人(リアシート2人、ベンチ片側3人と2人)が座れる。また、車内にテーブルを展開することも可能で、アウトドアはもちろん、ワーキングスペースとしても活用できる仕様だ。
調光機能付シーリングLEDライトを採用し、ラゲッジルーム側面上部には、アウターなどを掛けるのに便利なスチールウォールバーを装備。 CORDURA®生地を使ったG-01専用デザインの収納ギア(ハンギングバッグ、 ティッシュケース、 ハンガー)を装着できる。また、エキスパンドメタルキャビネットや、床面に施したアルミ縞鋼板により、インダストリアルな車内空間を演出する。
本車両は、グリッドレスな環境でも快適に過ごすことが可能な大型バッテリーを搭載。容量5,100Wh、最大出力1,500Wで、ドライヤーなどの高出力製品も使用可能。AC100Vコンセント×4口、USB type A×2口、 USB type C×2口を設けており、パソコンやスマートフォンなどをはじめ、さまざまな電子機器や家電を使用できるため、便利で快適な車内空間となっている。また、6畳用に匹敵する規格のクーラーと、+10℃~-22℃まで1℃単位での温度設定が可能な36Lの大容量冷蔵庫(冷凍への切り替え可)を標準装備。バッテリー容量が大きいため、クーラーは最大で連続約11時間稼働することが可能だ。
■車両概要
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(キャンピングカー)
家族のミニバンが、週末には旅の相棒になる 「DAYs」はノア/ヴォクシーをベースにしたミニバン型キャンピングカー。普段は家族の送迎や買い物など日常の足として活躍し、休日になればそのままキャンプや車中泊[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
ハイエースが「動く家」になる、完成度の高いレイアウト ラミータのベースは、トヨタ・ハイエース。広大な空間を活かしながら、走行時・ダイネット時・就寝時で異なる3つの表情を持つ多機能レイアウトを実現してい[…]
電動SUVが“旅の相棒”になる、新しいカタチ アウトランダーPHEVをベースにした「イーポップ」は、電動SUVの持つ走破性と静粛性をそのままに、快適な旅の空間をプラスしたキャンピングカーだ。最大の特徴[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
人気記事ランキング(全体)
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
家族のミニバンが、週末には旅の相棒になる 「DAYs」はノア/ヴォクシーをベースにしたミニバン型キャンピングカー。普段は家族の送迎や買い物など日常の足として活躍し、休日になればそのままキャンプや車中泊[…]
最新の投稿記事(全体)
フロントエンジン車の課題克服 この「Mコンセプト」が生まれた背景には、ベースとなったGRヤリスをはじめとするフロントエンジン車が抱える、サーキット走行における構造的な課題がある。 GRヤリスのような車[…]
最新改良で、使い勝手や安心機能がアップデート トヨタ最小ミニバンとして、誰もが安心して快適に過ごせる”やさしいクルマ“を基本的価値として進化してきたシエンタ。 今回も日常での使い勝手や安心機能がきめ細[…]
進化したデザインと快適性、“やさしさ”で磨かれた走り 西暦2011年。ハイブリッドカーがまだ高価だった時代に、手の届く価格で登場した初代アクアは、低燃費世界一を実現し“身近なエコカー”という新しい価値[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
- 1
- 2


















