キャンプや車内泊に便利なオススメアイテムってある?
そんな質問を受けた時、私が一番に挙げたいのがラクイックの「ふくだけ洗顔水シート」です。
キャンプや車内泊だけでなく、日常生活での時短や、災害時の避難生活や入院時といった“いざという時”にも役立ってくれる。一見すると女性専用アイテムのように感じますが、実際は性別にかかわらずどんな時でも使える縁の下の力持ちなのです!
●文/写真:高木はるか ●まとめ:月刊自家用車編集部
冬キャンプの悩み
それは冬キャンプの朝のこと。ホコリが多い屋外で過ごしているということもあり、お肌の曲がり角を過ぎたということもあり、目が覚めたばかりの私の顔は埃や乾燥でカピカピ・クシャクシャになっています。
「うわぁ、こんな状態じゃ外を出歩けないよぉ…」
こういう時に何よりも嫌なのが、冬場の水は手が凍っちゃいそうなほどに冷たいこと。実際に炊事場に氷が張っていることもあります。うぅっ、目は冷めるかもしれないけど顔も手も心臓も痛くなっちゃうから嫌だよ~!
──そんな時に私が必ず使っているのが「ふくだけ洗顔水シート」なのです。
化粧水がたっぷりとしみ込ませてある使い捨てのシートで、顔をササッと拭き取ればわずか10秒ほどで洗顔からスキンケアまでが完了。定価はビタミンCタイプが税込880円で、しっとりタイプが税込748円。どちらも50枚入りと、もったいぶらずに何枚でも使えちゃう大容量なところも嬉しいポイントです。
ただしメイクオフの用途には使えないため、寝る前に使用する際は別途メイクリムーバーを使ってくださいね。
ふくだけ洗顔水シートを使ってみた!
先日軽トラックの荷台で車上泊をしてみた時のこと。
この日は突然降り始めた大雨により、夜中の間に荷台から車内へと移動を強いられて狭い運転席で丸まって眠っていました。
大きな雨音とベトベトした湿度の影響で熟睡はできませんでしたが、チェックアウトまで1時間半を切った午前8時半に起床。朝の身支度と朝食、そしてキャンプの片付けなどなど、チェックアウトまでに超特急で行動しなければいけません!
外気温が一桁だったこともあり、炊事場の水で顔を洗うのは修行のような辛さがあります。こんな時のために持って来ていたのが「ふくだけ洗顔水シート」。日光を浴びやすいアウトドアなので、ビタミンC配合タイプを選びました。
シート1枚あたりのサイズは約15×10cm。1枚で顔をまるっと拭き取れるサイズですが、キャンプ中は汚れが多いため、私は2枚を使って半顔ずつ拭くことにしています。
シート使用前、寝起きのスッピンがこちら。
Tゾーン(鼻やおでこまわり)にはベタつきが、目のまわりにはかさつきがあり不均一でボンヤリした印象。寝る前にも顔を拭いてはいるのですが、それでも砂埃や雨の跳ね返り、寝ている間に付いた車内のホコリなど細かい汚れがたっぷりと顔に付いていて悲惨な状態です…!
「ふくだけ洗顔水シート」を使うにあたって下準備は必要ナシ。シートを手に持って、摩擦をかけ過ぎないよう優しく肌の表面を撫でていきましょう。乾燥していた汚れが化粧水でジュワッと溶けていくような感覚があるはずです。
濡れタオルで顔を拭くような手軽さながら、拭き終わりの肌はしっとりとしてつっぱりません。汗拭きシートによくあるような清涼感はなく、かといってベトベトする不快感もなく、ただシンプルに肌表面の汚れが落ちていってスッキリするのです。
拭き終わったシートを見てみると…うわっ、うっすらと黒や茶色っぽい汚れが付着しているではないですか。あまりの汚さに若干ショックを受けましたが、キレイに拭き取れたので結果オーライということにしておきます!
拭き取り終わったらこのままメイクを始めてもよいのですが、私の場合は「CNP Laboratory」のスプレー式化粧水を振りかけて追加の保湿をしています。肌のパサつきが更になくなり、化粧崩れも防止できますよ。
「ふくだけ洗顔水シート」には余計な成分や匂いが入っていないため、年齢や性別関係なく誰にでもオススメしたくなる使用感です。
肌への負担と手間の少なさ、まるで顔を洗った後にスキンケアをしたかのようなスッキリ感はアウトドアでのみ使用するにはもったいない!ということで、私は普段から「今日はちょっとサボりたいなぁ」と感じた朝や、休日のお昼寝後にも愛用しています。
他にも便利なウエットシート
今回の記事では「ふくだけ洗顔水シート」をご紹介しましたが、小売店に行くとその他にもいろんな用途のウエットシートがあります。私が実際に使っている例をご紹介して、本記事のまとめとさせてください。
まずは夜寝る前に便利なメイク落としシート、ビオレ「クリアふきとりシート」。
「クリアふきとりシート」はメイクを落とす専用のシートで、ウォータープルーフのメイクもジュワッと滲ませて落としてくれます。ただしマスカラやアイラインなど、目まわりのメイクを落としにくいのは玉にキズ。強くこすると肌を傷つける可能性があるため、落ちない場合は諦めて翌日のお風呂でオフすることにしています。
続いて「キャンプ中に食器を洗うのが面倒くさい」という方には、ポケットペーパーとアルコールタイプのウエットティッシュを組み合わせて使うのがオススメ。クッカーに入れてコンパクトに持ち運べるセットです。
使い方は簡単。使った後の食器やクッカーなどのおおまかな汚れをポケットペーパーで拭きとった後、残った油汚れをウエットシートで拭き取るだけで汚れがスッキリと落ちるのです。もちろんシートだけでは完全に汚れを取り除くことはできないので、自宅に帰ったら洗剤でしっかり洗いましょう。
キャンプや車内泊中の身支度・片付けの手間を減らしてくれるウエットシート。使い方も簡単なので、大活躍すること間違いなし。皆さんも是非使ってみてくださいね!
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